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古本屋日誌

2024-07-30 19:33:00

去年タイガースは日本一となり、甲子園にはチャンピオンフラッグが翻っている。

 

 

38年ぶりというのは問題だが、われわれとしては溜飲が下がる思いで、今年は余裕をもって見れる。

 

 

甲子園に何試合か見にいったが、前半戦は、打撃が振るわず、ピッチングスタッフは期待通りの活躍をみせるのに、点が取れず残念な試合があった。

 

 

いつもならヤジを飛ばすところだが、去年の日本一で、こころに十分なゆとりがあるせいで、平常心を保っていられる。

 

また『朝日新聞』では、引退した能見篤史が、ひどいヤジを聞かされると、選手は萎縮してやる気をなくすから、控えてほしい、と書いていたことも思い合わされて遠慮気味になる。

 

 

それにしてもピッチャーは損だよなあ。

 

 

ボテボテのあたりでも野手のいないところに飛んだらヒットになってしまうし、イレギュラーしたり、エラーで出塁されたりと、自分と責任ではないのに、けつをふかされる。

 

 

誰も助けてはくれない。

 

 

監督はピンチになってもベンチで(あんばいいけー、いったっとくなはらんかいな‼️)と祈ってるだけだ。

 

 

 

そういう孤独に耐える存在であることを投手は求められている。

 

(あれはな、サードがはじいたからな、バカなやつやで)

 

(あれは当たりそこねやで、おれはヒットとは認めん。塁上ではしゃいで見苦しいバカだな)

 

(あの8番のやつのあたりは、まぐれやな。俺が手を抜いて投げたから、たまたまそうなっただけや。下位打線の連中にはある程度手を抜いてなげやんと、長い回行かれへんさかいな、どうということはない)

 

 

この言い分は、おおむね正しいと思う。

 

そして監督がそれを認めて、労うことで次のピッチング機会も与えられるのだろう。

 


2024-07-28 19:24:00

このところの暑さで、古本屋に来る人も減っている気がする。とにかく暑い。

 

 

来月の下鴨古本まつりの参加店だが、2010年と比べると半減といってもいいほど減っている。

 

 

その原因の一つは店主の高齢化、後継問題だろう。いくら体力に自信があるといってもよる年波には勝てない。

 

 

また昨今の異常な暑さに加えて、下鴨は毎年ゲリラ豪雨に見舞われてひどい時には森が川のようになってしまう。

 

そういう過酷な自然環境に愛想が尽きたというのもありそうだ。

 

もちろん古本の販売方法として通販が最も効率的だというのが、全国的に浸透したこともあるだろう。

 

 

それにしても下鴨の古本まつりでいつも感じることは、京都人たちの頑迷固陋さだ。

 

 

下鴨の古本まつりはかなり前からやっていて、それが守るべき伝統になってしまい、さらに良いものに変えていこうという活力を奪っているように思う。

 

 

昨今の異常な暑さは今後ひどくなることはあれ、マシになるわけもない。

 

 

またゲリラ豪雨で本が傷み、お客さんも、業者もえらい目に遭うことも続くことは間違いない。

 

 

だからさっさと別の会場を用意すればいいだけのことだし、ちょうど8月で私学も公立も休みなんだから、人脈を活用して学校の校舎を活用したらいいと思う。

 

教室ならたくさん机もあるし、そもそもクーラー完備だし、雨が降ろうが槍が降ろうがへっちゃらだ。今の状態で開催を続けていけば、早晩客や古本屋の中に、熱中症で倒れて大事になる事案が発生してしまうだろう。

 

NHKのバカなアナウンサーどもは「出来るだけ外に出ず、室内でエアコンを使うなりして涼しくしてお過ごしください」と毎日まいにち無神経な発言をしている。

 

 

こいつらは涼しいスタジオでいいだろうが、普通の労働者は暑い中トラックを運転して荷物を運んだり、額に汗してマンションの共用部分の掃除をしたり、スーパーの陳列棚に商品を補充したり、熱風が入ってくる店先でお客さん対応をしたりしてるのだ。

 

そしてそういう人たちがいるおかげで、アナウンサーなどというそもそも何の役にも立たない商売も成り立っているのだ。

 


2024-07-27 16:58:00

このところ暑いので、2階の寝室のクーラーをつけ、さらに扇風機も回して寝ている。

 

 

クーラーは2年前にこうたばかりで、14畳用のものを6畳で回しているからすぐに冷えてくる。

 

頃合いを見て切るのだが、そうすると夜中の3時くらいに暑さで目が覚めてしまう。

 

今日は神戸に出向いていろんな古本屋を見て回った。

 

来月の下鴨の古本まつりには花森書林、口笛文庫、サンコウの3つの古本屋が神戸から参加するという。

 

 

とんでもなく暑い中、京都くんだりまで、重たい本を運搬して、本棚を組んで本を並べて1週間近くにわたって販売して、売れ残りは、ある程度は処分するはものの、またトラックに積んで持ち帰らなければならない、という過酷な労働だ。

 

 

話を聞いていると、会期中京都に泊まるわけでは無く、毎日高速を使って神戸まで戻り、また次の日の朝下鴨にやってくるというのだから大変なことだ。

 

往復のガソリン代や高速代がバカにならない上に、そもそも自分の労働時間が長すぎる感じがする。

 

 

神戸から下鴨までは高速で90分くらいのようだが、到着したら新しく本を出し、10時から店を開けて(2日目以降はもっと早く開けてる店もある)5時まで販売する。その後、片付けをしてから、また車で神戸に戻る(やはり1時間半かかる)

 

 

これですでに11時間労働になってしまう。

 

 

俺が得た情報では参加する古本屋にはある程度の什器が貸与されるが、それでは十分展示できないから、不足する分は自前で整えなければならないとのことだ。

 

 

例えば本を並べる机は3つしか貸与してもらえないそうで、それ以外に必要となれば自分で買うか、レンタルする必要があるそうだ。

 

 

そういう準備にかかる時間までバカにならないし入費はかなりのものだろう。

 

 

だから、下鴨古本まつりの参加店はどんどん減少している。

 

2010年は38店あったが、今年、2024年は22店しかない。京都の古本屋も減っているし、大阪からも同様だ。岡山の古本屋は一軒も出店しなくなった。

 

 


2024-07-25 15:59:00

うちの猫は2014年の生まれで、万代の萱島店のゴミ捨て場に打ち捨てられていたのを、嫁が気の毒に思ってひらってきた。今年10になるのだ。(人間でいうと60は超えている)

 

しかし去年くらいからオス、メスともノミがついてしまい、去年などは毛からこぼれ落ちたノミが家の中を徘徊して、われわれを襲うようにもなった。

 

 

滴下する駆除薬をこうて、早速やってみたり、ノミ取り櫛で駆除したり、果ては「ノミ取りホイホイ」というのも設置したりした。

 

 

しかし結局根絶することはかなわず、冬になり気温が低下するまで猖獗を極めた。

 

 

今年も、相変わらずかなり発生していて、朝晩にノミ取り櫛で駆除しても、確かに数は減るはものの、全滅させられない。

 

これは卵は小さくて櫛では掬い取れないことに加えて、成虫も全ては、捕まえられないからだ。

 

 

このように、人間の方はなんとか絶滅させようと頑張っている一方、ねこさまの方はあまり気にもされておられない。

 

 

ただ、櫛を用意して、水を張った茶碗を持って行くと(ここに捕獲したノミを入れるのだ)ねこさま方は近づいてこられて、ゴロンと長くねそべられます。

 

 

「さあ、さっさと獲れよ‼️」との仰せだ。そして、ご奉仕中に、櫛が長い毛に引っかかって、ぬけたりすると、「にゃーん、にゃーん‼️」と金切り声をおあげになった上に、こちらを睨みつけられまする。

 

 

それでも、顎のところに櫛を持ってゆくと、首を上に持ち上げられて、顎の下に十分櫛の刃が届くようになさいます。

 

われわれは日々、ねこさま方にお支えする心持ちで頑張っております。


2024-07-24 15:24:00

中公新書から南川文里の『アファーマティブアクション』が出た。

 

これはアメリカで1960年ごろから行われている、黒人差別をなくす政策のひとつで、大学入試や企業の採用時に黒人やヒスパニックに特別枠を保証するものだ。

 

例えばある大学の定員が100人とすると、そのうちの16人は黒人とするとなどと定めるのだ。

 

そうすると白人からは「自分の方が点数は上なのに落とされた、これは憲法違反ではないか」との訴訟も数多く起こされることになった。そのあたりの経緯が詳しく書いてある。

 

 

作者によれば近年は一部のエリート大学を除くと、この施策を実施するまでも無く、入学者の割合は黒人に不利なものではなくなっているとのことだ。

 

 

それにしてもこの本にはがっかりだ。

 

 

アファーマティブアクションに関する研究では、すでに1990年にでた『黒い憂鬱』でせっかくそれなりの人数を黒人に割り振ってポストを与えたにもかかわらず、成果が上がらないことが語られている。

 

 

つまり、大学や研究機関に黒人の学生や研究者は増えたのに、彼らは無能で、白人の同じ立場の人に比べて思うように貢献できていないというのだ。

 

 

確かにスポーツの分野では黒人選手の能力は他を圧していて、例えばマラソンで、日本人選手がケニアやエチオピアの選手を抜いて金メダルを獲得するとは、俺には思えない。

 

 

だから人種によって優れた分野、秀でた領域があることは間違いない。

 

 

このへんは、ある程度理解されているのに、こと頭脳の話になると、そう簡単に行かなくなるのは問題だと思う。

 

 

体力や筋力で人種間の優劣があるわけだから、頭脳の上でそれが見られても、別段不思議なことではない。これは科学的な真理の問題として取り扱われなければならない。

 

 

ところが、南川のこの本では、この肝心の点が全く触れられていないのは大いに不満だ。

 

 

南川は『黒い憂鬱』にも触れているが、この本で論じられている人種間の問題は取り扱わない。彼は同志社大学の先生なんだそうだが、この大学はこんなもんなんだろうか。がっかりさせられた。

 


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