Welcome
古本屋日誌
週刊「ベースボール」のタイガース特集号には、先日亡くなった大島康徳の連載記事の再録がある。
1975年のペナントレースでカープがドラゴンズと激しく争っていた時の話だ。
広島球場での直接対決で3点リードされたカープは最終回に2点返してさらに山本浩二のヒットで三村がホームに滑り込んでタッチアウトになったんだが、そのタッチの仕方が乱暴だとのことで三村が激昂してキャッチャーの新宅に詰め寄った。
興奮したファン2000人もグラウンドに乱入してドラゴンズの選手を追い回した。
暴徒はベンチにまで入って殴りかかり、結局球場に機動隊が導入された。
この辺まではよく知られている。
面白いのはここからで、大島らナインはバスに乗ってホテルに帰ろうとしたが、そのバスと道路の隙間に熱狂的なカープファンが入り込んでバスを出させまいとするのみならず、タイヤはパンクさせられており、激しい投石を浴びせかけたというのだ。
結局カープが優勝するんだがその際の広島市内の盛り上がりは大変なもので各所で胴上げが行われていたのだが、その最後に必ず下にわざと落としたというのだから面妖な話だよなあ。
大島は大胆にも騒ぎの渦中に食事に出かけて、身体がでかいのでプロ野球選手と見破られるのだが「カープの2軍のものですわ」と言ってごまかしたと書いている。
うーんそんなことあるかなあ。
カープファンなら2軍の選手であっても全て把握していると思うし、優勝を競り合っているドラゴンズのレギュラー選手の顔カッコウを忘れるなどということがあるだろうかね。
iPhoneから送信
週刊「ベースボール」の最新号はタイガース特集だ。
Vを呼ぶ阪神打線なんだそうだが、岡田彰布が「そらそうよ」なる連載で2008年のことを語っている。
岡田の責任で優勝を逃した年の話だ。
彼によればその原因は「やはりポイントになったのは巨人に勝てなくなったことやね。差を詰められても、直接たたけばまた引き離せる。それができずに差は縮まるばかり。これがオレの中での悔いNo.1だった。」そうだ。
岡田はやはりバカだよなあ。
直接対決で負けたから優勝出来なかったてなことを言ってるけど、そもそも後半戦、横浜に全然勝てなくなったことを忘れている。
お盆休みの大阪ドームでの横浜3連戦は3連敗した。初戦は下柳を立てたが1回から失点して明らかに投手陣には疲労の色が見られた。
その後も最下位の横浜に勝てず、一度などは大量リードを奪われて敗色濃厚だったが沛然たる雨に助けられてノーゲームになる幸運まであったのにね。
iPhoneから送信
今日は嫁と今城塚に出向いた。
JR高槻からタクシーで1160円。
外堀に張り出した埴輪祭祀場の埴輪列を見た。
埴輪は4区画に分かれていて家形の2メートル近いもの、武装した兵士、巫女、刀、相撲に動物たちと様々だ。説明によると死んだ継体天皇を送り、同時に新しい天皇の即位の模様を表しているのだそうだ。
動物は馬、水鳥、牛、猿と並んでいて、馬だけ鞍から始まって様々な装飾具に取り巻かれて、尻尾にも螺旋状の飾りが施してある。
水鳥にも体の上にシート状のものが被せてあるのに牛は何もなしで気の毒だ。
古墳に隣接して市立の歴史館があって出土品や復元した石棺が解説を施して展示してある。
もちろんグッズ販売のエリアもあってコーヒーも飲めるし、今城塚のクッキーを始めあれこれ楽しめる。
墳丘も自由に立ち入って随所に設けてある解説プレートを探しながら学ぶこともできる。
しかし入場者は無料にもかかわらずあまり多くはなく寂しい。
発掘された天皇陵で、たくさんの埴輪を見ることもでき、墳丘や堀にも自由に立ち入れるというのでもなかなか客を呼べない。
例えば墳丘に元通りたくさんの葺石を敷いて往古の姿を取り戻す作業を客にやらせる、継体天皇の即位儀式を例の埴輪群通りの形で再現するとかの対策が必要だろう。
iPhoneから送信
その中で「虎に酔う」と題した8月7日号には徳岡孝夫の「甲子園界隈」と題するエッセイが載っている。
徳岡は六甲おろしなどというものはない‼️とはっきり書いている。
「歌は人から理性を奪う。みなさん深く考えずに歌ってらっしゃるが、この世に大根おろしは存在しても「六甲おろし」はない。私は西宮北口の我が家の勉強部屋から六甲の山頂を仰ぎながら育ったが、冷たい風が吹きおろしてきたことは一度もない」
徳岡は紀元節の歌の歌詞
一、雲に聳(そび)ゆる高千穂の 高根おろしに草も木も 靡(なび)きふしけん大御世を 仰ぐ今日こそたのしけれ
iPhoneから送信
土屋慎吾が「実録怪談 愛染地獄」を出した。
元町の「ちんき堂」には9月の5日に著者本人が来店するのだそうだ。
土屋はもと水木しげるのアシスタントだったが独立してエロ劇画作家となった。
このところ立て続けに「ゲゲゲのアシスタント」と題したシリーズを出している。水木しげるのいろんな面が見れて面白い。
土屋はアシスタント時代、当然のことだがデビューを夢見て持ち込みをしており、ある出版社に認められて原稿を依頼される。
自然、アシスタントの業務は手抜きとなったり、遅刻したりして身が入らない。
水木もその辺はわかっていて我慢しているのだが、バックにたくさんの書き込みを要する漫画の性質上イライラもつのっていく。
水木は結局「他のアシスタントにもしめしがつかない」という理由から土屋を首にしてしまう。
つげ義晴らのアシスタント勢は実際のところは土屋のことは大した気にしていなかったのだが、水木は自分のイライラを理由に首にするのは嫌だったんだろう。
そりゃあ水木も人間だからよくわかる話だ。
さて今回土屋が出したのは飛田遊郭を舞台にした雨月物語風の怪談で、面白いことは言うまでもない。
iPhoneから送信