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古本屋日誌
コロナ騒動は収束する気配もない。
大阪にはずーっと非常事態宣言なるものが出ていて店で酒を飲めない。
私の周りでも感染した人や、あんまり親しくはないが60くらいで亡くなった人もいる。
ただ既往症がどの程度だったのか知らないし、周囲の人に一々聞き回るのもどうかと憚られる。
昨日の尾身会長の記者会見ではコロナはインフルエンザとは違うんだという話があった。
その理由として尾身は若い人でも重症化するとか、後遺症がひどいというのを挙げていた。
でも説得力はないな。
若い人で重篤になる人はいるんだろうけど、大した人数でないことは明らかだ。それなのにほんのわずかな事例を超拡大解釈して論を進めるのはペテン師の常套手段だ。
宝くじの宣伝と全く同じだ。CMで盛んに煽ってるけど、一等て200万分の1にも満たない。
確かに何億円かを手にする人はいる。
でもだからといって「宝くじを買いましょう‼️」などとなるわけがない。そんなもの金をドブに捨てるようなものだ。
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新潮新書から宮口幸治の「どうしても頑張れない人たち」が出た。
前作を受けてバカの問題を掘り下げた作品で問題意識がいいよなあ。
著者は長年非行少年の教育に携わってきて、例のケーキが切れない問題はみんなびっくりしたよなあ。
でも子供よりも大人の方が深刻だ。
どこの職場でもノルマや業務が達成できないだけではなく、人間関係がうまく取り結べなかったり、何気ない挨拶がうまくいかなかったりでみんなからシカトされてしまう人はいるよね。
スーパーや百貨店みたいにいろんな業務がある職場なら「向いてないから、こっちをやってね」と配置転換で凌ぐこともできる。
しかし大抵の仕事は一つの業務を繰り返すことが多いし、デスクワークではパソコンのスキルが要求される頭脳労働だけになってしまう。
向いてない人に振り分ける仕事はないから、ついてこれない人は首になってしまう。
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今日で下鴨の古本市が終わった。
雨にたたられて売る方も買う方も面倒な会期だった。
下鴨の古本市は5月の都メッセのと比べると、本のレベルはもちろん下がる。
文庫本でも人気のある高額商品ではなく、ちょっと落ちるやつとか高額なんだがコンディションがよろしくなくて値引きしているやつが出品されている。
その点11月の百万遍のと同じタイプの古本市だ。
これは下鴨に来る客が「いい本を安く買いたい」という感じの人が多いためだ。
だから岩波文庫の「古事記伝」の揃を6000円で、講談社学術文庫の「大和物語」揃を8000円で持っていっても売れない。
そんなんではなくて、岩波文庫の「ギリシア哲学者列伝」の小口にかなり焼けやシミのある本を持っていって500円にしておけば売れるわけだ。
でも、コンディションの下がる本でも古本屋はなかなか入手できない。
そういう本は大量の買取をしている中から何パーセントという形で現れるものだからだ。
その点で今回の下鴨の古本市を見てみたらいい本の量や質が低下しているのは明らかだ。
全体的な古本の量は増えこそすれ、減ってはいないのだから京都や大阪の既存の古本屋が入手できていないのだろう。
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今日は朝方も雨だったが10時には上がるとの予報だったので、また下鴨の古本市にでかけた。
下鴨の夏ってとにかく暑いよね。私も20年くらいこの古本市に通ってるけど涼しかったことなんか記憶にない。
しかし11日は終日曇り、翌日から3日連続の激しい滝のような雨でいくらなんでも大地の熱気は跡形もなかろう。さすれば史上初の涼しい下鴨古本市に参加できるかもしれない。
10時ちょうどくらいに着いたがまだ小糠雨とはいえない小粒の雨が落ちていて、お客さんはほとんどいない。
しかしまもなく雨も上がり客もどんどん増えてようやく古本市らしくなった。
さて、最大の注目点だが、次第に日差しが地表を照らし始めたが、全然暑くない‼️
普段は確かに突然の雷雨が襲ってきて1時間くらい大雨のこともあったが、そのあとはすぐに日差しが戻り、以前にも増して蒸し暑くなった。
ところが今日に限っては日差しがあるのに全く暑くない‼️
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今日も断続的に激しい雨で当然ながら気温は上がらず真夏とは思えない過ごしやすさだ。
河原町の丸善ジュンク堂で古本市が開催中で、早速行ってみた。
鴨川はチョコレート色の濁流が河幅いっぱいに流れて、普段の大人しい清流とは打って変わって荒々しい大河だ。
三条河原にはたくさんの鳩が濁流の方を向いて集まっている。雨も激しいのに何をしているのか不思議だ。
さて古本市だが、丸善の地下二階にある20坪ほどのスペースに文学書や画集を中心に本が並んでいる。
安野光雅文集(岩波書店)とかバタイユ著作集、きだみのる、そしてお決まりの梶井の「檸檬」もちろん本物のレモンが横に置いてある。
このところ巨大な新刊書店が古本屋とコラボする企画を立てることがある。
春先にはジュンク堂大阪本店がしばらく古本市の会場となっていた。またジュンク堂の西宮北口店には常設の古本コーナーがあって、今津や元町に店舗がある古本屋が本を並べている。
また大阪の北部に新刊書店を展開する田村書店は古本屋もやっていて店の前にワゴンを並べたり、店内の一角に古本スペースを設けて販売している。
ただ田村書店は例えば千里中央の店など広大なスペースをもち、固い哲学書やいい文庫もたくさん揃えているのに、古本スペースにあるのは大半が時代小説や金儲けのノウハウ本、実用書だ。
客から買い取った本を並べるとこうなるわけだ。
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