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古本屋日誌

2021-08-08 19:43:00

2008年の夏もオリンピックで、野球も種目にあった。今回同様プロ野球から選手団を編成した。

ただリーグ戦も同時に行われた。

しかし試合は特別編成で、お盆休みの東京ドームのジャイアンツ戦は2連戦でおしまいだった。

われわれは東京までくりだして、2試合とも観戦した。

初戦は相手がエースのグライシンガーで完敗したが、2試合目は延長10回に金本が3ランホームランを放ち快勝した。

興味深いのは東京ドームのレフトスタンドの雰囲気だった。

タイガースの攻撃中はもれなく立ち上がって声援を送る、このスタイルは甲子園では2008年には廃れてしまっていたものだ。

レフトスタンドとはいえ、観客の中には若い女もかなり見られてタイガースやプロ野球への思い入れの温度差が見受けられた。

つまり球場に行くのは試合を見るためではなく声援を送り続けるためだというひとも多いが、というよりそういうタイプが多数なんだが、それでもきちんと試合を見るために来ているひともいるのだ。

「ちょっと‼️そこの人‼️立ち上がったら見えないじゃないの‼️」と2人の若い女がクレームをつける。

「そんなもん、立つのがここでは当たり前でしょう‼️」

てなやりとりが見受けられた。東京のひとはどんな具合にクレームを解決するのかと見ていたら

クレームをつけた若い2人組の女に周りの客が


「レフトスタンドはみんな立つところ、何をゆうてんの‼️」と半ば喧嘩腰でいいつのって彼女たちの発言を封じ込めてしまった。

野蛮な人たちだなあと思いましたよ。

「ねーさんすみません、足がゆうこと聞きませんねん、ささ、ずずいっと前でご覧くださいね〜」てな具合に席を代わってやればいいのにね。


またヤジも極めて下品極まりなくびっくりしたなあ。

当時ジャイアンツの二岡が山本モナと不倫していたことが話題になっていて、なんでも五反田のラブホテルで愛を育んでたとの報道がなされていた。

するとレフトスタンドからは一斉に

「GO GO‼️五反田‼️、GO GO五反田‼️」と声が上がるのだ。

通路にはジャイアンツのマスコットのジャビットにロープをつけて地面を引きずっているおっさんがいて、「よかったら踏みつけね‼️踏んでね‼️」と大声を張り上げる。

プロ野球の選手なんか野球するだけでメシを食う、それも何千万と金をもらう非常識な連中なんだから不倫しようが、五反田だろうがニューヨークだろうが俺は何の問題もないと思っていたし、今もそう思っている。


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2021-08-07 22:33:00

来週からリーグ戦が再開となる。

タイガースはバテていたところで良い具合にオリンピック休暇となったし、再開直後から大阪ドーム、東京ドーム、大阪ドームと涼しい球場ばかりで有利な日程だ。

対するジャイアンツやスワローズは直接対決なので、星の潰し合いとなるからこの点でも差を広げられるからありがたい。

応援というイデオロギーは実に不思議だよなあ。

別にタイガースを贔屓にしたところで彼らの勝利に貢献できるものではない。

逆に負けたからといって応援が至らなかったばかりに負けてしまったんだなどと思う人はいない。

確かに以前応援で物理的に圧力をかけて試合を有利に運ぼうとした人たちもいたなあ。

どうやって動員したのかよくわからんが、ライトスタンドに300人からのややこしいタイガースファンがいて、ジャイアンツのライトの矢野とかいうのに「死ね‼️矢野‼️死ね‼️死ね‼️」と一斉に罵声を浴びせていた。

矢野はさすがにスタンドの方をチラチラ見て心なしか、つまり定位置よりかは2、3歩前で守っているように見えた。

これでおおきな飛球が上がったら最初の一歩も遅れようし、ヒットになる確率は上がりそうに見えた。

しかしこれは以前だからできた裏技みたいなもので、現在それに賛成する人はあまりいないだろう。

先日のライトスタンドで見受けられたのは、横浜の先発ピッチャーが投げているときにライトスタンドでカンフーバットみたいなのを二本手にして叩いて応援している人がたくさんいたが、一様にバットの間に横浜の先発ピッチャーを入れて両側から挟み込むように叩いていた。

聞いてみたら

「そんなもん、バットで相手のピッチャーの顔丸潰れにしてやってまんねや、わかりまっしゃろ」という。

そんなもんわかるわけないやろ〜

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2021-08-06 20:32:00

11日から糺の森で2年ぶりの古本市が開催となる。

チラシで今年のラインアップを見ると神戸の古本屋がない。

これまでは確か六甲道の口笛文庫が参加していたよなあ。

京都の古本屋でも井上書店や梁山泊の名前がない。

糺の森は屋外で毎年決まったように突然の大雨に見舞われるし、その対策やら今年はコロナ流行中で感染対策にもややこしい手間がかかるために及び腰になっているのかもしれない。

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2021-08-05 19:08:00

NHKのBSで放送していたそうだが、「風雲❗️大歴史実験」が本になって宝島から出た。

実験歴史学はこのところの流行だが確かに面白そうだ。

壇ノ浦の戦では、従来午前中は潮流が平家方から源氏の方へ流れていたので平家が有利だったが、午後になって反対の流れになったので平家は破れたとされていた。

これを同じような潮流のある海峡で、実際に平家と源氏に分かれて戦闘を行い(実験では玉入れなんだが)その勝敗を午前と午後に分けて検証したら、両方とも平家の勝利となった。

なんでも潮流が入れ替わってもそれは両者が電車に乗って戦っているのとおんなじで、有利不利など生じないのだそうだ。

解説では東大の本郷和人が「潮の流れで勝敗が決まったというのは大正時代に提唱された説で、平家物語や吾妻鏡には載ってません」と述べているから驚くばかりだ。

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2021-08-04 12:00:00

井上章一と磯田道史の対談本「歴史のミカタ」に京都人のこだわりの分析がある。

京都の老舗の跡取りで勉強のよくできる子がいても京大には進学させない。

そんなことをしたら商社に就職したり、学者になってしまったりして、代々続く店が潰れてしまう。それで同志社とかにいかせて店を継がせる。

本人にしたら友人が京大を出て外の世界で活躍しているのを目の当たりにするからどうしても「俺もああなりたかったのに〜」という僻みが生まれてしまう。

そのために「なんたらかたら言うたかて、祇園さんのお膝元が一番なんや、宇治やら醍醐やら京都と違います」てな差別的言動をものすことになるとのことだ。

また鳥羽伏見の戦いに関して大政奉還した慶喜には新たに政府内にポジションが与えられる事になっていて、戦争に打って出る必要はなかった。

ただ、家臣が「進撃するお許しをいただきたい‼️」と訴えたとき「好きにせい‼️」と言ってしまったのが運の尽きだった。

敗戦後慶喜は大阪城で立て直しを図ろうとしたがイギリスが
「局外中立を放棄する用意がある」と薩長に肩入れして慶喜を脅してきたためもあって、ぶるって江戸に逃げ帰ってしまったとのことだ。

イギリスの関与も考えないといけないわけだ。

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