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古本屋日誌
2021-08-25 00:06:00
土屋慎吾が「実録怪談 愛染地獄」を出した。
元町の「ちんき堂」には9月の5日に著者本人が来店するのだそうだ。
土屋はもと水木しげるのアシスタントだったが独立してエロ劇画作家となった。
このところ立て続けに「ゲゲゲのアシスタント」と題したシリーズを出している。水木しげるのいろんな面が見れて面白い。
土屋はアシスタント時代、当然のことだがデビューを夢見て持ち込みをしており、ある出版社に認められて原稿を依頼される。
自然、アシスタントの業務は手抜きとなったり、遅刻したりして身が入らない。
水木もその辺はわかっていて我慢しているのだが、バックにたくさんの書き込みを要する漫画の性質上イライラもつのっていく。
水木は結局「他のアシスタントにもしめしがつかない」という理由から土屋を首にしてしまう。
つげ義晴らのアシスタント勢は実際のところは土屋のことは大した気にしていなかったのだが、水木は自分のイライラを理由に首にするのは嫌だったんだろう。
そりゃあ水木も人間だからよくわかる話だ。
さて今回土屋が出したのは飛田遊郭を舞台にした雨月物語風の怪談で、面白いことは言うまでもない。
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