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古本屋日誌

2021-08-03 19:47:00

以前からブックオフは古本業界の雄であったが、このところますます勢いを増している。

店舗では「あるじゃん」と大書したポスターを本棚の各所に掲示して、「ブックオフなのにあるじゃん」とアピールしている。

この煽り文句は普通に考えたら「ベストセラーに毛が生えたような本しか置いてないとお思いでしょうが、ところがどっこいブックオフの方が普通の古本屋よりいい本があるんだよ」と解釈できる。

ところが店内でのアナウンスによれば

「これまで買いたいのに迷っていた本で今さら新刊で買うのもなあという本や気にはなっていたけどそのままになって、検索してもわからない本があるじゃん‼️あるじゃん‼️」なんだそうだ。

既存の古本屋に喧嘩を売るような姿勢ではないわけだ。

ただすでにだいぶ前からほとんどどの古本屋より圧倒的にブックオフの品揃えの方がいいことは言うまでもないよなあ。

今回のブックオフキャンペーンで見ておくべきことは彼らが店舗に客を滞留させたがっていることだ。

「読みたかったけど書名がうろ覚えで、検索にかけてもわからなかった本」が見つかるためにはそれなりの時間店舗に滞在してしっかり棚を見続けないとならない。

そうなれば「アーこんな本もある‼️」てな感じで衝動買いを誘発することは間違いない。


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2021-08-02 23:26:00

善本喜一郎の「東京タイムスリップ」が河出書房から出た。

1984年と2021年の新宿、渋谷の定点風景を左右対称にした写真集だ。84年のはモノクロ、現在のはカラーというのも興趣をそそられる。

さて、予想通りその変貌ぶりは凄まじく、新宿はとりわけその程度が強烈で、とても同じ場所とは思えない箇所がいくつもある。

わたしは東京にはほとんど行ったこともないが、間違い探しゲームのように左右の写真を見比べて飽きることがなかった。

というよりは同じところを探すのが難しいくらいだよ。

地価が上がる、平屋ではとうてい税金を払えない、仕方なく高層ビル化する、周りも右に倣えとなるてな感じのメカニズムで次から次へとビルは高層建築化を遂げてきたのだ。

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2021-08-01 19:04:00

昨日はさんちかの古本市にも出かけた。
金曜日が初日なので3日目だ。

文紀、ノーボ、清泉堂、勉強堂、おくだ、サンコウなどが参加している。

この古本市のいいところはまず地下なので涼しいことだ。

その上、階段を上がったさんちか3番街には「モロゾフ」があってパスタなどのランチもファンベックなどのチョコレート菓子もいただきながら古本市会場のホールを見下ろして行き交う人を観察できることだ。

今日は久しぶりに京都のお客さんのところに行く。

「下鴨の古本市は今年はやるみたいやな。今年もやらなんだら2年もやらへんことになっておかしいやろ。だいたい大して死んどらんのに、緊急事態とかゆうとるのんがおかしいんや」とのお話。

わたしも全く同意見で、インフルエンザにも及ばない死者数なのになぜあれこれ騒ぐのか全くわからない。

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2021-07-31 19:46:00

萱島駅前には牛丼チェーンの松屋が昔からある。

またモスバーガーも、大阪王将もある。

安いし旨いし結構なことだと思っていたが、なぜか一番手のチェーン店はないことに気づいた。

牛丼でいえば吉野家、バーガーチェーンではもちろんマクド、中華だと(京都)王将であることは言うまでもない。

でもまあ一番手だからといって旨いわけでも安いわけでもないだろう。

むしろ勝っている分、自由に価格を決められるから割高だったりすることもあろう。以前吉野家は利用したことがしばしばあったが、牛丼は牛のいろんな部位の肉を使っているかして、味も統一されていない感があった。

だから松屋もモスも特段不便だとは思っていなかった。

ところが今日買取で三ノ宮に出向いたんだが、お客さんのところに行く時刻に少し余裕があったので駅ビル一階の吉野家に入って390円の朝牛丼を食べてみたら、これが旨いし安いし素晴らしかった。

牛丼は肉が分厚く、大きい上にしっかりした旨味がある。以前食べたものに比べてえらくグレードアップしている。

鳥なき里の蝙蝠みたいな感じがしました。

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2021-07-30 22:46:00

昭和41年に読売新聞に連載されていた「百年の大阪」は記者が地道に事件の目撃者を探して細かいところを聞き取って記事にしていくまことに手間ひまかかった企画だった。

のちに読売新聞社から全4巻の単行本が出て、かなりのちに同朋社から完全版も出た。

この中に占領軍相手のキャバレーを作る話がある。

敗戦の3日後に大阪府知事から占領軍相手のキャバレーを作るようにと、かつての大キャバレー「赤玉」に話が来た。

そこで早速ダンスホールを設けて、その二階には鍵のかかる個室もつくった。

ホステスには「いや応一切言いません」との誓約書まで書かせたが、憲兵隊からまかりならぬとのお達しが来て個室の鍵の束が取り上げられてしまったという。

売春は認めないという話だが、これはせめてもの抵抗なんだろうかね。

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