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古本屋日誌
2021-08-20 16:58:00
藤川球児の「火の玉ストレート」が日本実業出版社から出ている。
その中でマウンドに立つときは自分は「クレイジー」だとして「それゆえに、ほとんどの試合について、僕は自分が投げたボールを覚えていない」という。
その一方で2008年のクライマックスシリーズの3戦目、9回にドラゴンズのタイロンウッズに投げたボールはよく覚えていると書く。
投じた6球全てストレートで最後にホームランを打たれて試合は負けた。
これに関して「もし6球目がフォークだったら、ウッズは三振していたはずだと評する声が少なくない」しかし「そのシーズンでウッズに9回対戦して2本ヒットを打たれたが、いずれもフォークを狙われていた。さらにそのシーズンでウッズから奪った4三振のうち、フォークの空振りで三振に終わった打席はひとつもなかった」という。
つまり藤川は確率的に抑える可能性の高いのはストレートだとその時きちんと計算して投げたと言ってるわけだよ。
しかしこれは全く説得力ないね。
クライマックスの3戦目、一勝一敗で迎えた大勝負の9回、クレイジーになってるだろうよ。シャカリキにストレートで勝負にいってしまったんだろうと思うな。
だいたいウッズの雰囲気を見たらストレート狙いだということくらい誰でも分かっていた。
それなのに当の藤川だけが、相手を見ることもなく、過去のデータから決め球を割り出していたというんだからビックリする。
もっと正直に書いて欲しかったなあ。
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