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古本屋日誌
2021-09-12 23:39:00
コロナ騒ぎは古本屋には追い風で、特段なんの努力もしていないのに、注文はどの店も増加している。
かたや飲食店や旅行業会は青色と息のところもあるのに、世の中は例によって不条理だ。
うちは在庫は2500冊くらいしかなく、それでもお客さんから受けた注文の本が見当たらないことがあるのだ。
一応在庫はパソコンに、仕入れ順にデータを入れてあって、倉庫となっている部屋にはやはり仕入れ順に並べてある。
だから見当たらなくてもパソコンのデーターの仕入れの日付をチェックすれば大体どこらへんに置いてあるかはわかるのだ。
ところがごく稀にそれでも見当たらない本が出てくる。
おまじないで岩波文庫の「ブッダのことば」を拝んでから探してもダメな時がある。
見当たらないのは構わないとしても、原因がわからないのが困るのだ。
神隠しなのか、単に探し方が悪いのか困ったことだ。
よくある原因は数量を打ち込むときにはずみで11と1を二回打ってしまうことだ。
実際には在庫はほとんど一冊しかないわけで、一度売れて仕舞えばもう、在庫はない。
ところが11と打ってしまっているわけだからデータ上は10冊あることになってしまっているわけだ。
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