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せいゆう丸釣行記
今朝目が覚めてラジオを聞いたら 「津波警報・注意報発令中」 とのことで、急いで皆さんに今日の沖行きの中止メールを送ることに。
昨日の昼頃にトンガで海底火山の爆発があったという情報は聞いていたけど、まさかこんなに早く津波が到達するとは思わなんだが、どうやら爆発の空振と気圧の急激な変化で潮位が変化したみたいだね。
とにかくお船が転覆してないか心配でならないが、家にとどまって警報・注意報が解除されるまで静かに待つしかないですわな。
さてと、昨日は漁場調査ということで沖に出てみたけど、とにかくどこのポイントも掃除機で海底をお掃除したみたいに生命体反応が全然なくって、当然のことながら坊主状態でしたわ。
ただただ餌を撒くだけの作業に終わってしまったが、帰りしなに駄目元で堀切峠下のキダカメの瀬に船を着けてみるとほんの10分程度時合いがあったみたいで、2~3匹のおめぐみがありましたわ。
サイズがでかいので、ひと切れのお刺身は食べられたでしょうよ。(笑)
てなことで海の中は相変わらずどこも酷い状態らしく、どなた様にうかがっても 「餌も取らん」 「何も釣れん」 ということらしく、ほんのわずかのお刺身が捕れただけでも良かったみたいですわよ。
さあて、この津波の影響がいつまで続くのか分かりませんが、完全に安心できるまでは家でじっとしてますわ。
この世の中、何が起きるかホント分かりませんねえ。
お休みの日は暇なものだからタブレットで情報収集することが多くなりまして、自然と経済情報も目にする訳なんですが、その中には「日本は近いうちにG7から脱落するであろう」的に日本経済崩壊を唱える記事が結構目立つ。
内容的には1人当たりのGDPが韓国や台湾に抜かれてしまうなど日本の没落が著しく、結果G7は韓国と交替させられるらしいのだが、先進国の定義が1人当たりのGDPで決まるとはその記事を見るまで全然知りませんでした。
てっきり自分はG7と言うのは経済力に加え、自由民主主義であり、法治国家で安全保障や貿易に関して共通の価値観を有してる国の集まりと思ってたのだが、いつの間にか1人当たりのGDPで決まることになってたんだわ。
いやー、これには驚いたね。
大統領の権限で何でも決めたり変えたり出来る独裁国家でも、経済力さえ強くすれば先進国になっちゃうんだね。
知らんかったですわ。(笑)
でもまあ、個人レベルでもお金は無いより有るに越したことはないのだろうが、自分のように一切貯蓄や資産を持たずその日暮らしの最貧状態の人間は「不幸ですか?」と聞かれたら、サラリー時代より時間を自分で自由に使える今のほうがはるかに幸せですよとお答えするでしょう。
食べるに困らず貯蓄が減らなければ特に心配することなさそうだし、親の面倒見や船や天気のことを心配してさえいれば良いから気楽この上ないですわ。
あれも欲しいこれも欲しいといった物欲さえ無くなれば辛抱するという概念がなくなり、「貧乏」を楽しむことが出来るようになるみたいです。
ただ、サラリー時代に身に付けてしまった「分厚い背脂」を削ぎ落とすにはそれ相当の時間は掛かりましたけどねぇ。(笑)
さてと今日は漁場調査ということで沖に出てみるけど、先ほど堀切峠から見た内海沖には巾着船団の投光器の灯りが明々と見えたので、多分お魚を全部かっさらって一匹も残ってないでしょうなあ。
嫌なもの見なきゃ良かったなあ。
昨日の風は凄かったですねえ。
朝のうちは穏やかだったけど、昼過ぎは西寄りの風が吹き巻いてて、畑の土ぼこりが凄かったですわ。
昨日はおふくろの病院の日でしたが、県内のコロナ感染者数が100人の報道を聞いて病院に連れて行くのをやめて、薬局で薬だけもらうことにしました。
オミクロン株恐るべしって感じの感染力みたいで、過去の株と比較して数倍のスピードで広まってるらしいから、とにかく人が多く居る場所には近づかないのが一番ですわな。
よってこの感染状態が収まるまで、子や孫との接触は避けることにしました。
ところで明日がもし凪ぎなら海の具合を確認するため、ちょっくら沖に出てみようかと思ってます。
回復していれば明後日以降も出て行くし、そうでなければお休みを続けることになるでしょうよ。
アジが戻ってるのを祈るだけです。
アメリカの12月の消費者物価が7%のプラスだったらしく、39年振りの高い水準だったらしい。
いろいろな要因があるからなんでしょうが、なんと言っても原油価格の高騰が一番に挙げられるでしょうよ。
コロナの出始めには1バレル20ドルまで下がった原油価格が、昨日の時点ではなんと4倍の83ドルまで上がっております。
FRBのパウエル議長のさらなる利上げ発言がきっかけらしいが、ガソリン価格の上昇がとどまる気配には無さそうです。
食料品の値上げも目白押しで、すき家の朝食メニューのたまかけご飯の値段が30円アップしてましたわ。
多分そのうちうどん屋さんやラーメン店も値上げするだろうし、電気もガスも価格上昇が続くでありましょうよ。
日本は失われた30年とか呼ばれ、デフレ状態が長いこと続いてた関係で賃金があまり上がってなかったので、ここ最近の物価上昇は庶民にはこたえますわな。
特に自分のような半額品で食いつないでいるような最下級国民にとっては、まさに一大事であります。
でもまあ、ここは頭を使って乗り切らなければならない訳で、願わくば「家電製品などが壊れないで下さいな」と祈るだけですねぇ。
食費なんぞは3食を2食に減らせば簡単に削減出来るけど、テレビや冷蔵庫などの大型家電が壊れちゃうと多大な出費になってしまいますからねぇ。
ひょとすると釣り船の業界も近いうちに「広域にわか組合」を作り、理由をゴタゴタ並べて値上げするかもなあ。
なんか以前には「船の大型化」を理由に挙げて値上げしてたが、あたかもお客さんから船を大きくしてくださいと要望されたような意味合いだったが、本当にそうなんでしょうかね?
そんなことはどうでも良いけど、そろそろお魚さんが戻って来てくれないと沖に出られませんがな。
メジナでも釣れないかなあ。
ここのところ、週に2日は田野の親宅にお泊りして面倒見するようにしてますが、今の寒い時期はしんしん冷えてかないませんです。
普段密閉性の高い自宅で暮らしていると、布団で寝てる時に暖房入れることはまずないけど、昔ながらの造りの木造平屋建ての親宅はファンヒーターを焚かないと寒くて眠れませんわ。
だけどファンヒーターを焚いて一番喜んでいるのは、屋根裏に住んでるネズミ達だろうなあ。(笑)
さてと、今週はあまりの不漁を考慮してお休みにしております。
おふくろの病院行きがあったりするので結構忙しいけど、凪ぎになるとやはり沖のことが気になるものでして、漁友の情報が待ち遠しいですがね。
それにしても最近のお魚の激減は凄まじいものがありますが、色々話を聞いてみると不漁なのはどうやら内海界隈だけでなく、あちこちでそんな状態にあるらしいですわ。
聞いた話によると、マキ・シャカ船だけはそんなこと関係なしに高級魚ばかりがガバスカ釣れてるらしく、餌釣り船の悩みなど関係なく沖に沖に走ってるらしい。
自分の場合、今からマキ・シャカ船に転向するには金も年も足りないから諦めるしかないけど、もし生まれ変わることがあったら、そりゃ迷うことなくマキ・シャカ船をやるでしょうよ。
知らんけど。
さあてそろそろ床を離れて、朝ごはん作ったり掃除機かけたりしましょうかね。
この歳になって家事デビューしちょりますがな。(笑)