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せいゆう丸釣行記

2021-06-15 03:43:00

今年の梅雨入りは確か5月11日だったと記憶しているが、もうひと月が経過したことになるものの、本格的な梅雨は今からでしょうな。

 

お天気に恵まれるのは今日だけで、スパコン予想によると向こう一週間はほぼ駄目っぽい感じがいたします。

 

美味しいお刺し身を楽しみになさってるお父さん達にはお気の毒ですが、釣りは自然相手のレジャーの宿命だと諦めんと仕方ないですわな。

 

それでもどうしても竿を握りたいのならば、蒲江に有名な海上釣り堀ってのがあるらしいので、そちらを利用されると良いかもよ。

 

 

 

昨日は夜明け前に港に行って潮が満ちるのを待って待機してたが、いつも思うことだけど潮ばっかりは人様がどんなに急いでいても時間通りにしか動いてくれませんねえ。

 

潮見表通りに潮が満ちたのは6時過ぎで、エンジン始動して冷却水の確認のため船尾の排気パイプを見てみると、勢い良く排水してたので一安心でありました。

 

ロープを全部解いて定位置に係留し今日に備えるための作業してたが、船の仕事は本当に体力を要しますなあ。

 

特に日露戦争の頃に建造されたせいゆう丸は、油漏れや水漏れは当たり前だから毎日汲み上げなければならないし、当然漏れた分を補給してやらねばならないのでその分を船に運び入れなければならないから、結構大変なんですわ。

 

 

 

でもまあ、そのために毎日エンジンルームを開けて見てやらねばならないから、異常な状態を察知し易いからトラブル回避にはなってると思いますよ。

 

沖でエンジントラブル起こしでもしたら、即生命に関わる事態になっちまいますからねぇ。

 

 

 

さてと、今日は一番潮が厄介な日なので早出して早上がりしなくちゃいけないので、今朝のおふくろの面倒見を親父に頼んで、そろそろ出立するとしますかな。


2021-06-14 02:47:00

昨日の海はひどかったねえ。

 

東からピッチの短い波がどんぶらこやって来てて、しかも降雨による濁りがひどかったですわ。

 

波に弱い自分なんか、見てるだけで吐き気がしますがね。(笑)

 

 

 

てなことで昨日も橋の下でムツゴロウのように泥の潟を這いながら作業してました。

 

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メインの修理は3年振りのインペラ交換。

 

インペラはこんな形をしているゴム製で、ハウジングの中で羽を折り曲げながら高速回転しちょります。

 

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エンジンを動かしている時は常に羽根の付け根がストレス受けるため、特殊なゴム製とはいえども新品で交換して3年も経つと付け根にヒビが入って切れますがね。

 

1枚切れると破片が邪魔をして次々に切れるので、冷却水が上がらずオーバーヒートさせて最悪エンジンをお釈迦にすることもあるそうな。

 

さらに面倒なのは切れたゴムの破片が冷却水通路を塞ぐこともあるそうで、もうそうなると完全オーバーホールしなくてはいけない憂き目に合いますわな。

 

せいゆう丸は調べてみるとインペラ交換は3年前にやってたみたいで、取り出してみると羽根の付け根にこれと言ったヒビは無かったものの、丁度良いタイミングだったのかも知れないです。

 

 

 

ところがところが、インペラの軸はスプライン(縦溝)になってるので接触面積が大きいため引き抜くのが容易でなく、マイナスドライバーを差し込んで少しずつ浮かせて外したのだけど、1ミリ浮かすのに10分も掛かる始末で、下向き作業で奥ばった場所なものだからひんだれて、休憩時間も入れると2時間以上の作業になっちまった。

 

専用のインペラプーラーという工具を使うと簡単に抜けるみたいだが、3年に1度の作業に高価な工具を用意するのもナンセンスなので、今後もドライバーでこさぎ出すことになるでしょうなあ。

 

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取り外してようやく新品を装着出来た時は既に潮が引いてしまってて、エンジンをかけての試運転が出来ずに、結局冷却水が上がるのを確認出来ませんでした。

 

 

 

ということで今朝の満潮を狙って試運転してみるけど、もしうまく海水を上げられなかったらまずいので、今日の沖行きは敢えて中止することにしました。

 

 

 

あとは船尾の船底の角が岸壁と長年接触して出来たと思われる傷の修復のため、FRPの積層作業も行いました。

 

とにかく潮が上がったら水に浸かっちゃうから時間との戦いとなりまして、仕上げの見た目はいい加減だけどなんとか作業完了して浸水の心配はなくなりました。

 

早く硬化させねばならないので硬化剤を少し多めに入れたは良かったが、すぐに樹脂が固くなり始めたので慌てましたわ。(笑)

 

 

さあてそろそろ出立して船を定位置に移動して冷却水の確認して、親宅に戻っておふくろを病院に連れていくことにしましょうかね。

 

高齢者になるとまっこと病院通いが日課になるみたいですねえ。 


2021-06-13 03:34:00

昨日は雨の中、夜明け前に港に到着して船を橋の下に移動させ、コンクリートブロックで作った船台の上に正確にお座りさせるため、ロープで4点縛りをして潮が引くのを待ってたが、外海の波が入って来てて結構揺さぶられ心配したものの、無事に船台に鎮座してくれました。

 

お昼まではドライブ周りのカキやフジツボをケレン出来たけど、午後は雨と風が強くなり橋の下とは言えども濡れちゃうので作業を中止することに。

 

明日はお天気が回復するみたいなのでこのまま橋の下にお泊りさせて、明日の朝から船底をこさいだりドライブ周りの整備を終日行い、明後日の朝一に橋の下から離脱して定位置に戻す予定です。

 

 

 

勿論普通の船のオーナーさんがこのような小難しいことをする訳では無く、まあこんな貧乏ったらしいことをするのは多分自分くらいだろうなあ。

 

普通は「頼んでおきますねー」と専門業者に依頼して終わりだろうが、ご存知の通りせいゆう丸のオーナーには先立つものがないから軽々と人に頼むことが出来ず、潮が引いた泥の潟でムツゴロウのようにのたうち回らなければならないのであります。(笑)

 

でもねえ、普段海の中に浸かってて見られない船底やドライブの状態をじっくり確認出来るから、船令40年のせいゆう丸を乗り続けるには必要不可欠の仕事なんだわさ。

 

当然のことながらドックで船を上げてもらい、後の作業を全部自分でやる手はあるけど、上げてもらうだけで我が家のひと月のお家賃とほぼ同額になるので、泥にハマろうが汚れようが金銭的ストレスに晒されるよりマシだと思ちょります。(笑)

 

せいゆう丸は最高速度が12km程度で、エンジン回転数が1200回転なものだから、船底に多少カキが残ってたり船底塗装をしなくてもほとんど数値は変わらないので、燃費など船底の汚れの影響を気にする必要は無いですわい。

 

面白いことに青ノリが繁茂している箇所にはカキやフジツボが付かないみたいなので、こりゃ船底全体に青ノリを養殖出来ないかを思案中なのであります。

 

 

 

ところで最近やたらと帆柱を船尾に立ててるデカくて立派で速い船が増えた気がするけど、オーナーさんは恐らく別世界に住まわれてる上級国民さんなんだろうなあ。

 

経験上分かるのだけど、お魚を沢山釣るためには「速い、デカい、立派、帆立」が絶対条件だから、毎回〃市場でないと処理しきれないくらい釣れてるものと思われますねぇ。

 

 

 

さてさて無いものねだりしても始まらないが、来週の天気予報がくるくる変わって何となく微妙っぽいですがね。

 

風が吹くからと言っては出ないし、雨が降るからと言っても出ないから、こりゃいつまで経ってもビンボーから抜け出すことは出来ないでしょうなあ。(笑)


2021-06-12 04:06:00

昨日、橋の下の天然ドックの砂地に船台となるコンクリートブロックを重ねておいたので、今朝の6時過ぎが満潮であることから今から出立せねばならない。

 

チョイと寝過ごしたので、今日のこの欄の書き込みはお休みしますわ。

 

さあて、ボチボチ出立しますかな。


2021-06-11 05:17:00

昨日は東風が出る予報でしたので、お休みして親のご用を済ましてました。

 

そして昨日は高齢者(75歳以上)のワクチン接種の予約日ということで、病院の合間〃に電話をかけてみたが話し中で全然繋がらないし、夕方5時以降になると今度はコールするけど電話に出てくれず、結局10回くらいかけてみたけど駄目でしたね。

 

一応午後7時までの受け付けとなっていたけど、5時になったらオペレーターの皆さんは帰っちまったのかもなあ。(笑)

 

 

 

でもまあ、コンサートのチケット販売と違ってワクチンが売り切れることはないだろうから慌てる必要はないけど、年取った親は「なんで予約出来んのか?もう終わりか?」としつこく聞いてくるので、そちらのほうが厄介ですわい。(笑)

 

 

 

 

さあて、しばらく雨模様なので橋の下の天然ドックに船を移動して、整備や修理することにしますわね。


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