釣倶楽部　せいゆう丸　

昨日も潮が動かず、走りに走り回って探しまくったけどいらっしゃるのはサバの保育園児くらいで、アジの姿は何処にも見あたらない。

結局海の上に10時間も漂って、やっとこさこれだけのお魚しか釣れませんでした。

せっかく来られても、この程度で終わっちまったので釣り師の皆さんにはお気の毒だったけど、自分が出来る最大限の努力はしたつもりです。

ホント、釣れる時には何も考えずともホイホイ釣れるけど、今の時期は苦しいですがね。

さてさて、沖に出られるのも今日までで、明日から台風の影響もあってしばらくお休みになりそうです。

息子の自家用車のセレナから冷却水が漏れ始めたらしいので、ラジエーターを取り寄せて交換しなくちゃいけないようです。

まさしくビンボー暇なしを地で行ってるような人生ですわ。（笑）

潮が動かん。

ドブ潮で場所によっては泡までプカプカ浮いてる。

手前のポイントから丁寧に探してもアジの群れは見つけられず、イワシとアジ子などの小魚しか居ない。

てなことで、走り回って探しまくり、ひさしぶりにイカリの打ち替えを10数回やったが、お昼近くまで完璧な坊主状態。

最後の場所でかろうじて完全試合は回避出来たものの、コスパを考えると鮮ど市場あたりでお魚を買ったほうが絶対お得でしょうなあ。

さてと、南の熱帯低気圧の動きも気にするところですが、今日までは沖に出られそうなので出てみるけど、果たして潮が動いてくれてるでしょうかねえ。

昨日、アメリカとヨーロッパのスパコン予想が違ってたので悩んだ末に沖行きをやめたが、結果的には出られないことはなかったみたいだけど、他のお船がほとんど出てなかったみたいなので、出なくて正解でしたわ。

古い船に乗ってると何かあった時に助けを求める船が必要でありまして、常に突然のトラブルが発生した時のことを考えておかねばならないのですわ。

でもね、新しい船だからトラブルが発生しない訳じゃなくて、例えば漂流している浮きロープに気付かずペラに巻きつけでもしたら潜ってロープをナイフで切断しなくちゃならず、それこそ命懸けになっちまうんだよな。

実際そんな経験をしてるから、他の連絡出来る船が居ないと凄く不安になりますがね。

ということで、昨日はお休みして娘の車のユーザー車検してきたが、自賠責保険がずいぶん値下がりしてて、テスター代含めて結局のところ総額で3万円しなかったですなあ。

どうして自賠責保険が安くなったのか調べてみると、衝突防止システム等のおかげで事故が少なくなってるのに加え、コロナの影響で巣ごもり生活で事故が減ったらしいですわ。

意外なところに意外な形でコロナの影響が出るものなんだなあと、つくづく感心した次第であります。

ところで船の屋根に今年２度目の巣作りしたツバメのヒナが、どのくらい育ったか巣の中を覗いて写真を撮ってみた。

いやいや、ウブ毛がぽやぽや生えてるし、目も開いてない状態なので巣立ちにはまだまだ時間が掛かりそうですが、こうなりゃ大きくなるのを辛抱強く待つしかないわな。

巣立ちしたらすぐにネットを張らないと、３度目の営巣があるかも知れませんです、ハイ。（笑）

さあて、今日はベタ凪ぎとはならないだろうが、出られない程ではなさそうなので、とりあえずひと切れのお刺し身求めて出てみましょうかね。

昨日は潮の計算を間違えてしまい、あわや出られない事態になるところだったが、どうにかこうにかして港を出ることが出来たけど、本当にヤバかったですわ。

「沖磯でイサキが釣りたい」とのリクエストだったので直接沖の磯場に向かったけど、あいにく潮が完全に止まっててお魚の反応が全く無い。

しばらく粘ってたけど全然埒が明かず、仕方なくアジ狙いに変更して探し回ったものの探しきれず、何度イカリを打ち替えたか覚えてないくらい頑張ったけど、夕方の3時頃まで完全坊主状態でありました。

「ここが今日最後の場所ですよ～」と、さすがに力尽きて奥に引っ込んでたら、突然リールの音が変わってきたではないか。

そうなんですよ、帰る間際になって時合いが訪れたみたいでしたが、残念ながらその時点で皆さんの餌が尽きかけてたみたいで、ひと切れのお刺し身は確保出来たけど、泣く泣く納竿になっちまったわ。

それにしても最近にない厳しい一日でしたが、釣り師さん達の執念が実って安堵しましたわい。

さあて今日は、アメリカとヨーロッパのスパコン予想が違ったので悩みましたが、より厳しめの予想を信用して中止することにしました。

あ休みを利用して、娘の車の車検を受けに行くことにしますが、予定されてたお方はがっかりなさったでしょうけど、昨日の夕方には早くも南東から波が来てたので、出たら多分厳しいでしょうよ。

よそのお船は、皆さん市場に直行するような大漁を続けているらしいが、せいゆう丸で市場に持って行った話を聞いたことが無い。

そもそもお魚が釣れないからクーラーボックスなど要らず、胸ポケットかズボンのポケットがあれば持って帰るのにこと足りる状態だから、荷物が少なくて済むので楽といえば楽だが、釣りガイドとしては失格であることに間違いは無い。

昨日も沖磯に行く予定だったけど、北風で波が少し出てたので怖くて潟でチマチマ遊んで、その後南に少し下ってアジを探したが全く見つけることが出来なくて、結局ひと切れのお刺身すら釣ることが出来ませんでした。

自分的にはこの貧漁の状況をどうにかして打開したいのですが、古くて極端に足が遅いせいゆう丸の問題なのか自分の腕の問題なのか、思い起こすと釣りガイドの真似事始めてこれまでに大漁した記憶がないので、「あんた、そろそろ職業を変えなさい」　ということかも知れんわな。

事実、沖磯から帰って来た知人らに釣果を聞いてみると、やはり皆さん生簀やクーラーボックスにイサキが入りきれずにデッキにゴロゴロ転がしてたらしく、皆さん大急ぎで市場に持って行ったらしいですわ。

一度で良いからそのような思いをしてみたいものですねえ。（笑）

さあて天気予報によると今日まで波がさほど高くないみたいなので出てみるが、気象庁によると明日は２ｍの波になるらしいので、お休みしてご用を済ませる予定です。

予報が外れて凪ぎだったら、予定してたお方にはごめんなさいニダ。