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古本屋日誌

2017-12-19 14:47:00

今日も寒かったです、郵便局にお客さんからの注文をお願いしにいき、「新年は4日からですわ」とのことで、それまでの分は門真の本局まで出向いてお願いするしかないな。

井上章一先生の「京都ぎらい 官能篇」が朝日新書から出て早速一読、面白かったのが宮内庁から言論弾圧をかけられたくだり。なんでも平凡社の「太陽」に桂離宮のことを書こうとして、桂離宮の建物は島原の遊郭である角屋のデザインと似通っている旨を記そうとしたところ宮内庁から圧力がかかり桂離宮が角屋と関係があるということを書くのなら桂離宮の写真は使わせない、また宮内庁が管理する他の施設の写真も使わせないとのことだったので、涙を飲んで書き改めたという。言論の自由を侵害するとは昔の言葉狩りとおんなじやね、バカ丸出しで見苦しい限り。


2017-12-18 12:13:00

今朝はかなり寒いです、よう晴れてますが、気温がそのために低い。

土曜日の朝日新聞のオピニオン&フォーラムの欄に連合の龍井葉ニが労働組合の組織率が下がり続けている現状を述べてすそ野を広げていかないといけないと述べたのに対して、埼玉大の金井が応じている。要するに過去既存の労働組合が、正社員の労働条件を改善するために非正規を利用してきた、自分のことしか考えてこなかった歴史を反省せなあかんとのことです。まあそんなことは教えられるまでもなく誰でもわかっていることであるし、正社員だけしか視野になかった運動も意味はあった。その上で正社員のことしか考えない、利用者のことしか考えないわがままな連中がやっている運動が労働組合なんだという思いが非正規労働者に方にあったとして、それで俺には労働組合はいらないとか関係ないとおもうのであれば、それは単なるバカでしかない。

バカをどうしていくのか考えないといけない。金井がまともな学者なんだったら、誰でもわかるようなことを言うのでなく意味のある、現場で役にたつはなしをしてほしいものだな。まあ無理だろうけどな。


2017-12-17 11:56:00

夜前は風が強くてびっくりしましたが今朝は穏やかで日向は特にぬくといです。

先日須磨のお客さんからゴルゴ13のシリーズなどをお譲りいただきました。最新単行本のVOL198もあってありがたいことです。この本には中国の大躍進の話が載っていて毛沢東の号令で農業、工業の大発展を意図してとりわけ鉄の生産高を上げることが目標となり、通常きちんとした製鉄所を作り生産設備を整えてとなるのだが、なぜか軌道にのらず、ために農村に共産党員が出向いて農業指導にあたる他農機具の鍬やら鋤やら工作機械を取り上げて鋳つぶして鉄にしていた。当然そんな鉄がまともであるわけもなく粗悪品を量産しただけに終わったのみならず、大切な農機具を奪われた農村はいわば弥生時代の農業に逆戻りして、なんせ鎌とか鋤とかもないんだから、石包丁で稲を刈り取るようなもので生産高は激減してために餓死者が続出して500万とも2000万ともいわれる想像もできない人的な損害が出た。ゴルゴにやられる共産党員はこの惨状を目の当たりにした苦い経験から二度と中国を餓えに苦しむ国にしてはならじとばかりにアフリカーナ国に進出して食糧増産を企てるという話でした。

しかし農機具を鋳つぶして鉄の生産高を上げようて、すごい考えですね、それだけ毛沢東のオーラがすごいということなんでしょうね。オナイダコミュニティみたいなものでしょうが、確かにそこまでのカリスマなら幸せであることは間違いない。


2017-12-16 12:25:00

今日は典型的な冬空で雲が垂れ込めてどんより、風はないが気温が低い。先日も書いた福本伸行の「1日外出録ハンチョウ」に大槻が海水浴に行く話があって一緒にきた連れがおっかなびっくりで、海に勢いよく飛び込むこともしないのをハンチョウが「欲望の吐き出し方が間違ってる」としかるわけです。せっかく遊びに来てるんだからもっと弾けていいやんということですね。まあそれはそうなんですがそんなに説教するまでもなく旅の恥はかき捨てで無茶する人もあとをたちません。宮根誠司が売れない時代に局主催のバスツアーを仰せつかりおばさんたちと一緒に旅行に行く話をしていて、おばさん方はもう解放されたというノリで騒ぎ倒すわけで、そんな時宮根はリーダー格のおばさんの方をじっと見つめる、すろと今まで女を忘れていたのだが、これではいけないと平常心に近いところまでたちもどる。しかしいよいよブレーキが効かない時はどうするのか、「そんな時はつかつかと歩み寄ってそのおばさんにブチューてちゅーをするんです、そしたら自尊心やプライドが戻り大丈夫になる」

なるほどー。それは幸せなことやね。

甲子園の応援もずっと弱いとき(今も全然強くないですが、桁外れに弱いとき)はバカバカしくて見に行くこともしませんでしたが、それでも見に行ってやはり負けてしまい、腹立たしさでメガホンを椅子に叩きつけて割ってる人もいましたし、ハッピをグラウンドに投げ込んでる人もたくさんいました。当たり前ですよね。このように人前で怒りを爆発させて物を壊す行為はストレスの解消になりそうです。小出しではなく十分に発散できそうです。でもまあタイガースがものすごく強くて毎年優勝するとかそういうことは望んでる人はあまりいないのではないか。そんな野球は面白くもないし、応援してやる必要もありません。ある程度弱くても、まあ野球というゲームはサッカーやバレーと違って偶然の要素が3割くらいは常にあるので、 何かの拍子に勝つこともあるというのは楽しいといえる。そういう発散の仕方もあるのだとは思います。

以前もう死んでしまった河合塾の牧野剛が生徒を300人くらい連れてライトスタンドに陣取りタイガースの攻撃の際に敵のライトの選手に向かって一斉に「〇〇死ね❗️❗️」を連呼してビビらせてためにその選手は少し守備位置を前にしてしまう、そうするとヒットがツーベースにライトフライがヒットになるのでないかと遊んだことがあると本に書いてました。これは面白い遊びですが、確かに応援という発想はおかしいのかもしれませんな。金を払い、満員電車にゆられてまでして、見に行ってやってるわけですから、主人公はお客さんです。ここを忘れてはダメだと思います。

 

 


2017-12-15 12:46:00

今朝は割とぬくうて過ごしやすいです。

先日岡山のあきづ文庫に申し込んでいしいひさいちの「ガラクタの世紀」を書いました。戦争を題材にしたマンガで、ムスリムの自爆攻撃などを題材にしているのもあって天才いしいひさいちならではの作品集でした。自爆攻撃を仕掛ける車両を特攻車と名付け、敵に向かって行くのだが爆発のボタンを押したのになぜかうんともすんともない、どうしたんだと見ていると特攻車の装甲が分厚すぎて爆発が外に及ばなかったんだとか、思いもよらない展開で、驚かされます。

前にお客さんからケネデイの「特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ」をお譲りいただいたことがあり、「永遠のゼロ」も参考にしたであろうが、その迫力に驚きました。戦艦大和を沈めた米機動部隊の旗艦であったバンカーヒルがその呪いなのか立て続けに二機の零戦による特攻攻撃を受けて大破する話なんですが、確かに大和も沈み制空権もなにもかもない中でレーダーな戦闘機の探索網をあざ笑うかのようにかいくぐり対空砲火もものかわ、見事に体当たりをし、残された日の丸などから特攻隊員の素性が明らかになっていく。

「永遠のゼロ」はいい作品で映画も良かったんだが、妻と別れなければならない苦悩を描いて涙を誘いましたか、それはまあ興行的な仕掛けでしょう、そういうのも金儲けだからいいのだが、それしかないのは日本の映画にとっては残念だ。