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古本屋日誌

2018-01-04 18:00:00

今朝もかなり寒くてうちの8つのメス猫は布団に入ってきて寝るのですが、私がメス猫の寝ているのと反対側に寝返りを打つと、少し布団が持ち上がってすきま風が入ってくるのが嫌なのか必ず布団の外に出て、ニャーニャー鳴きます。つまりは入れてくれなんですがその度に起こされてしまい腹立たしい。もはや猫におつかえしている感じです。

去年吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」とそのマンガがかなり売れました。叔父だということだが帝大生の青二才が人生を論じるとはなんかようわからん作品でした。先日お客さんから「次郎物語」などの下村湖人の作品をお譲り頂きました。波乱万丈で今とは違う不幸がたくさん描かれていてたいへん魅力的な作品です。次郎はかなり鈍い子供で周りがそれを利用して楽しんでいるところがあり、結核で苦しむ母の民のために薬局に薬をもらいに日参するが、そこで春子という年上の女をみそめるが、次郎は春子との対話を楽しんでいるが、春子はその気持ちを知りつつも適当にあしらい、30分くらい経つと遅くなるといって帰らせる。春子の弟で同級生の竜一もその気持ちを知りながら、春子との逢瀬の邪魔をする。という感じでまあ「ガラスの仮面」のようなもので次郎は次から次へと失意を味わされるが、そこから立ち上がろうとする気持ちが心を打ちます。ぜひ映画化してもらいたいものです。