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古本屋日誌
今日は門真郵便局に初出荷をしました。ありがたいことです。昨日は京阪電車の初詣チケットを使い平安神宮に行きました。12月20日に以前はモータープールだったところに大きな土産物屋ができていていたぷう変わった創作グルメがあれこれ。平安神宮は平安遷都1100年で内国博覧会の跡地にできたわけですが、公園でもあるし、普段は車が行き交う大きな道をホコ天にしているのでだだっ広い空間ができてあまり混み合っている感じはない。トロツキスト連盟の創始者だった太田龍が新年に奉仕作業だとして平安神宮の掃除を80年代にはしてました。太田龍は変わった思想家で革共同の創始者であるのだがやがて一番抑圧されたものは誰なのか?ということでプロレタリアート、さらにルンペンプロレタリアートてな感じで辿って行ってやがて、われわれが食料にしている家畜ではないかとなり「家畜制度全廃論序説」を書きました。これはなかなかの稀覯本で、私も一度しか扱ったことがありません。またお目にかかりたいものです。
平安神宮のすぐ横に厨川白村の旧邸があり、今は雑貨屋になっていてわたしも嫁のためにバッグをこうたことがあります。この人は「近代の恋愛観」を書いた先生で関東大震災で死んだのだが恋愛をえらく持ち上げた本だったかとおもいます。こちらの方は角川文庫にもなってますが古書価格はまあ普通です。恋愛を持ち上げる風潮は現在あまりにも当たり前で論じるまでもないのでしょうが、芥川龍之介に「開化の良人」という短編があり、結婚したはものの本当に嫁を愛してるのかどうか、精神的に愛してるのか自信がない男の話ですが、今読めばアホらしいかぎり。
私の友人に今は精神科医になってるのがいますが、「好きとかそういうのはやりたいということで、反射とか本能みたいなもんだろ」真っ当なことをいって同僚の看護婦とかを口説いてました。前に淡路島に遊びに行き夜桜を見に行こうとなり行きしなは30分くらい頑張って歩いたんだが、帰りは夜中の2時くらいになりさすがにくたびれてしまい「車を止めてホテルまで送ってもらおう」という。当然ながらあまり車は通らないし、無視されてしまうのですが、あきらめることもなく今度は赤信号で停まった女の車に近づいて交渉しようとする。もちろん窓もあけてもらえず。まあ疲れたから車に乗りたいのは本能的な心の底からの叫びですね。