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古本屋日誌

2018-07-02 00:01:00

昨日も朝方からえらい暑さになりクタクタです。早々とクーラーをつけました。
仕事で岡本から西宮北口に参りまして地震の話になり、明石のマンションに住んでる人は「横揺れでした、時間は短かったけど、とりあえず子どもにごはん食べさしとって、その幼児用のフレキシブルな立ったまんまご飯たべれる台をいのかして机の下にもぐるいとまはあったわ」とのことでした。この人は1995年のこうべの大震災の時には灘区で被災してアパートの壁が崩落して部屋の
左隅はむき出しとなりブルーシートもないまま、とりあえず玄関には鍵をかけて外出するという矛盾というか腑に落ちない事態を体験しています。
お客さんからつげ忠男の「きなこ屋のばあさん」をお譲り頂きました。つげ義晴は「無能の人」などでインテリにもなれないかといって大衆にもなりきれないどっちつかずの人生をうまく描いてました。忠男は能力はあると思っているのだが、実はちょっとは劣っている人間が周りを意識してやらかす失態をあれこれうまいこと描いています。露悪趣味に走るきらいはあるはものの、あるよねーと共感してしまうことしきりです。

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2018-07-01 11:53:00

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昨日はとても暑く、ふらふらになりました。仕事で高槻に出向いて知り合いの会社を訪ねたんですが、そこは阪急高槻市駅間近の平屋の社屋なんですが、並べてあった本棚が一様に数センチずつ同じ方向にずれていたとのことでした。社主が言うには「今回の地震は三つの断層が動いたゆうことやわ。高槻の方は今後大きな地震が来る確率は65パーセントやけど、大阪市内は85パーセントらしいで、あんたも気ぃつけやなあかへんで」とバカバカしい。「悪いけどどの断層がいごいたんかわかってまへんで。またそのしょうむない確率なんかだぁーれも信じてまへんで。だいたい今回の地震は予想外のとこで起きたわけやから地震の学者たらゆう奴らはペテン師の集団でしょう、信じる方が不思議やわ」

帰りは阪急南茨木駅からモノレールに乗り換えましたが、阪急の方はまだエスカレーターは復旧しておらず階段で上りましたがモノレールの方は先週は使用禁止だったエスカレーターが使えるようになっていて一安心でした。地震学者で例の「地震予知はウソだらけ」の島村英紀が「THE PAGE」というネットのニュースサイトに今回の地震周辺の断層は従来30年以内に大地震を引き起こす確率は0〜0.9パーセントと非常に低く見積もられていた。例えば天気予報なんかで降水確率が20パーセントとアナウンスされたら用心深い人は傘を持っていくこともあるだろうが、0.9パーセントと言われたら傘は持っていかない、雨など降らないと思うのが普通だ、だからこういう地震の起きる確率を公表するのは意味がないと論じています。

 



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2018-06-30 11:26:00

昨日の晩はかなり強い雨が降ったり止んだりで、暑さも軽減されましたが今朝は打って変わって日差しが強うてとても蒸し暑い。例によってメス猫がアブラムシを襲って動かないようにしてありました。

気鋭のルポライター安田峰俊が角川書店から「8964」を出しました。中国の民主化運動を人民解放軍が武力で鎮圧した天安門事件の当事者に20年以上経てインタビューしてその歴史的な意味を探ろうとした労作です。以前文藝春秋から野村旗守らが「中国は崩壊しない」を上梓して中国は伝統的に帝国であり、王様に政治を委ねてその元で暮らしていくスタイルが大衆にはちょうど良く感じられるので、いわゆる民主主義は根付かない。現在の共産党の体制も毛沢東とまり伝統的な帝王への大衆の不思議な讃仰がやまないことには根本的な変革などあり得ないという内容で、非常に説得力がありました。今はさすがにあまり目にしませんがいっときはやれ中国は3年後には崩壊するだの、中国経済の危機はすでに沸点を超えているだのというゴミ本がばかりでしたのでこの野村の本は教えられることも多かったです。

さて安田の本ですが、天安門事件当時の学生たちが確乎たる政治的な展望や路線を持ってはいなかったこと、欧米の民主主義なるものに憧れを抱いていたこと、1万人とも言われる死者が天安門に通じる道路での発砲で生じたこと、現在の経済成長でそれなりの余裕が大衆には生まれていて、またいわゆる民主化運動をしょうといパトスが沸く状況にはないことが様々な当事者の証言から明らかにされていきます。


2018-06-29 13:36:00

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昨日は薄曇りでかなり風があり梅田に出かけました。近所の上島町の墓場の支那事変で戦死した兵隊の墓は地震で少しずれていましたが、翌日にはきちんと修正してありました。その近所のブロック塀も少しひびが入っている様子でしたが、今日見たらこぼって作り直す様子でした。
先週号(6月28日号)の「週刊文春」に例によって宮崎哲弥の「時々砲弾」が載っていて、アメリカと北朝鮮の会談で何がわかったかが論じてありました。つまりは核抑止力が再び実証されたこと、国連などをベースにしたリベラル路線が破綻したことを詳細に述べています。北はアメリカ本土にも届くICBMを持つことによって初めてトランプを交渉の場に引きずり出すことに成功して体制の保障を取り付けた。アメリカもイランなどの核を保有していない国には人権がどうのと文句をつけて追い込んでいくが、自国にまで及ぼうかという核の脅威に直面したら途端に腰砕けになってしまう。
このような内容で、確かに世界はむき出しのパワーポリティックスで動いていることを改めて感じさせられますね。翻って日本は経済制裁や国連の経済制裁などで拉致問題の解決をはかってきたが、それらは全くの無駄で結局北はアメリカの核の前に矛を収めたわけです。やはり力を背景に相手と交渉するスタイルこそが、国際政治の現状なんですね。日本はその点で当事者となる能力に欠けていますがまあアメリカのしもべみたいなもので、犬に徹していれば今までのように平穏に過ごせるのかもしれません。それはそれで大切なことだと思いました。


2018-06-28 10:23:00

昨日の晩はやはりかなり風があって窓を開けて寝たらさほど寝苦しなかったです。雄猫は家の横の草むらでバッタを見つけて捕まえようとはするものの左手を出すタイミングが遅いので逃げられてしまいましたが、未練がましく何もない草むらをまさぐっていて、愚かしい。

南海電鉄が昭和55年に発行した「南海の駅」を入手しました、全駅の写真は面白いですが、誰の趣味なのが場ふさぎに沿線で作られている土人形のイラストが入っています。住吉の初辰さんの猫、喜々猿などですが仁徳陵の近所で出土した裸馬の埴輪をモデルにした郷土玩具も載っている。ものすごく小さい馬で顔がやたらにでかい。

堺は巨大な古墳が多くてつまりはエジプトの王家の谷なわけだから、もっと真剣に集客を目指したまちづくりをしてもらいたいものだ。巨大な古墳はすぐに発掘して遺物を公開する、墳丘で花見などができるようにする、墳丘上に喫茶店やグルメショップを作る、仁徳陵は盗掘でかなり傷んでいるので客を動員して吹石を張り替える作業をやらせて古墳築造時の姿を回復させる、古墳を作る際に大規模に建てられていた坑夫の宿舎跡を復元して観光客が泊まれるようにして、どうでもいいビルは解体して新しい古墳を作る作業を観光客にやらせる、埴輪を焼く工房を発掘して再建して新しく鳥や相撲取りや大王や家形埴輪を客に焼かせる、巨大古墳には必ず置かれていた陵戸を探し出して復活させてどのように古墳を維持してきたかな苦労話を客に聞かせる、陵戸に伝えられている埋葬の時の祭祀を復元して実施するなどいくらでもできるのだが、まあ堺の人は京都みたいに観光で食っていくんだという気概はよう持たんやろうなあ。

他にも「ブルートレイン全ガイド」「国鉄機関車全ガイド」「国鉄車両全ガイド」「私鉄沿線シリーズ」なども入手できました。興味ある方はおしらせください。