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古本屋日誌

2018-07-17 13:49:00

今朝も暑く7時くらいに自分汗で起きました。二階はクーラーがないので窓を開けて風を入れようと試みるのですがパタリと止んでしまったり、もともと凪のような晩は風が吹いていると仮定して寝ます。

今日は山鉾巡行で、クソ暑い中街中を経巡っていることだろうと思いますが、あの鉾や山の引き手は京都の学生も混じっていて例えば京大の山岳部やボディビル部の連中が関わっています。その部に伝統的に伝えられているアルバイトがあるもので山岳部の場合はこの祇園祭の引き手に黒谷などの斜面を埋め尽くすお墓の解体作業がありました。

無縁になった古いお墓を解体して整地して新しく墓地として売り出せる状態にする仕事で、寺参りをしている観光客の好奇の目を意識しながら暑い中寒い中手順通り解体していく作業はロッククライミングみたいなものなんでしょう。

祇園祭の書籍では中公新書の「祇園祭」が網羅的でわかりやすい他に有名な「祇園祭細見」があります、こちらは1977年に出た山鉾のイラストに解説を加えた大型本で何より手書きで細部まで描きこまれた山や鉾の姿が魅力的だ。そんなに珍しい本ではないが発行部数も多くないので欲しい時に無いということが起きる。

それにしても四条河原町の交差点付近は辻回しがダイナミックに見れるスポットなので見物客でごった返すわけですが、私など早く行って場所は確保できたはものの、あまりの暑さと人いきれに気分が悪うなって人混みをかき分けて外にでたり、出たは出たで空いているお手洗いを見つけるのに顔が青なったりと意味のないことを繰り返してました。ところがわりとかわいい女と一緒に出かけたことがあって、そいつは用意周到に着物を着込んでびらびらの簪に下駄まで履いていてまえに陣取るおっさんやおばさんに「すいません、東京からきたんです、ちょっとせえひくうてみえしまへんねん、まえへいかしてもらえませんやろか」と堂々と頼み込んで席を確保していました。なんでも「とりあえず頼んでみたらええねん、あかんゆわれたかて、ただやろ、なぁんも損いかへん」と後でおっしゃる。まあ確かにそうやな。この人はかなり間抜けなところのある女でよく財布を忘れて外出してしまい駅で気がついて戻ると思いきや駅員に「すんません、財布忘れてしまいましてん、すまんこってすけど千円貸してもらわしまへんやろか、毎日使わしてもうてまっさかいじきに返しに上がりますわ」と頼み込んで貸してもうてました。そうなんかあ、そんなん大の大人が頼んだりするもんなんかなあ、アホちゃうか、ちょっとかわいい思ていきっとんなあと思います。