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古本屋日誌
昨日の晩はえらい暑うてびっくりしました。萱島周辺は夕方驟雨に見舞われましたが大した雨量ではなくかえって蒸し暑さが加速しました。メス猫は外出して家の外の細長い干からびている水路の中にすっぽり収まって満足げです。ちょうど体の横幅と同じでフィットするのが好ましいようですが、ようわかりませんな。
こないだ松本、小池、設楽の「クレイジージャーニー」で曜変天目茶碗の再現に挑む瀬戸市の陶芸家の話しをやっていました。800年前の宋の時代に福建省で作られて今は世界に大阪、京都、東京の3椀しか残っていない例の国宝です。京橋の藤田美術館がそのうちの一つを所蔵していますが、現在建物の老朽化で休館中で、大判の曜変天目茶碗の図録も販売されていないのは残念。確かにこの美術館は旧家の蔵を改装したような作りでそれはそれなりに夏は涼しく冬はぬくいのだろうが、昭和29年に開館して以来かなりの年数をけみして傷みも出てきたのだろう。藤田美術館の隣には旧藤田家の庭園が開放してあって憩いの場になっているし、門真の松下幸之助の記念館に比べて藤田の鑑識眼の高さは群を抜いている。
夜前はえらい蒸し暑く一年ぶりに扇風機をかけて寝ました。朝方は涼しくなって掛け布団を羽織りました。雄猫はものすごい日差しにもかかわらず外出して家の横の日陰になった通路で草を食べていました。
昨日晩、仕事で阪急高槻市駅から京阪バスで枚方市駅に出ました。バスも電車同様立ってる人は自分の前に座ってるおばさんがどの停留所で降りるのかよくわかっているようで、奥に進もうとしてもなかなかスペースを譲ってくれません。まあよく観察してはりますよね。枚方市駅の大阪行きのホームの待合室はドアが破損していて黄色いテープで目張りがしてありその出入り口からは入れない状態でした。
今日お昼くらいに店の本日分の売り上げが7777円となった。なかなか珍しい数字なので、これからお客さんのところに買取に行くのだがいい本があるのではないかと期待してましたら新明解国語辞典の第4版の1刷の帯付きをお譲りいただけました。このところ例の「動物園」の語釈などで物議を醸したこの本の1刷の状態の良いものにはとんと出会えていませんでした、しかも帯も付いていましたので嬉しかったです。早速サイトにあげましたので是非お買い上げください。
国語辞典は一度買うとだいたいは買い換えないことが多いです。私も新明解国語辞典の初版を使っていてもうビニールカバーはありませんし、表紙もすり切れてますし、いろいろ線を引いて汚れてます、別に第5版もこうてつこてますが、こっちもビニールカバーは取れてしまいました。個人的には三省堂国語辞典も好きで、例えば「言語道断」の語釈なんですが、なんとなくマイナスの場合だけに使うのかな「あまりにも酷すぎる」くらいの意味だとおもてましたが、この辞書によるとプラスの場合にもいくらでもつこてる用例があると教えられました。そうなんかあー。
今朝は涼しかったものの、日射が強烈で非常に暑い。雄猫は昼過ぎに外に出ようとしたが玄関で外に照りつける光線を見て臆して引き返していました。一番年かさのメス猫は暑いのが好きなんですが、猫によって好みの温度帯が違っています。
小学館の「ビッグコミック スピリッツ」に中学受験のマンガ「二月の勝者」が載っていて単行本も二巻まで出ました。大枠は子どもを真剣に教育しょうとする若手の講師と塾は営利企業だし、サービスを売るものだと考える経営者の対立を軸にするよくあるパターンです。入学試験当日朝の6時すぎから雪が積もるのだがそれでも生徒を激励に行き、校門前に一人で立つ。雪はとめどもなく降り止まず、ために頭に雪が積もるのだがそれでも「これは仕事ですから当然です。なんせ生徒から150万円は頂いてるわけですから」と平然としているシーンがあって笑わせる。無駄な仕事ですねー。
また塾をやめて他の塾に移った子を呼び戻したいとその子を尾行して、塾の勉強で疲れてフラフラ風俗街に迷い込んだ時におかしなおっさん風のいでたちで声をかけてすわ誘拐でもされんのかとびっくりさせて、実は前の塾の先生だったと種明かしをして安心させて口説くというシーンがあって、バカバカしいけど面白い。何事も過剰というのは魅力がありますね、雁屋哲の「野望の王国」を目指してストーリーが展開していくことを希望しています。
昨日は日中えらい暑さで真夏を思わせる陽気でした。三ノ宮で仕事がありビールをいただくわけにはいかず、やきもきしました。北区の天神橋筋3丁目に住んでいる先輩の話ではやはり地震は縦揺ればかりで、身体が浮くほどだったのですぐに起きて、本棚に駆け寄って本がおってけーへんように支えたそうだが、案に相違しておってくる気づかいはなく拍子抜けしたという。
森真一の「ほんとはこわいやさしい社会」などが入荷しました。昔は子どもの将来を思って今は厳しく子どもに接することが多かったが、昨今は当面は当たり障りなく優しく接することばかりを要求して少しでも厳しい対応があると責任感を取れと居丈高になると批判した本です。
まあ確かにうちの近所でも川に入れないように高いフェンスを張り巡らして見苦しい。とにかく何か事故が起こればその対策を取ってなかった、落ちたらどうするのかとガキ相手の話が先行して景色も風情も何にもないようになってしまう。五木寛之も「みみずくの散歩」の中で公道でのソーラーカーレースが危険だという警察の要請で中止になったことをモナコグランプリと対比して批判したり、リオのカーニバルなどに比べて日本のお祭りが安全であることを述べたりして日本人が必要以上安全の名の下にに規制をかけてしまい、それが故に本来人間がまた生きる力を阻害しているのではないかと主張しています。
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