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古本屋日誌

2018-07-12 12:17:00

今朝も寝汗で体がベトベトになり寝ているのが気持ち悪なって起きました。汗をかいて寝るのも気持ちがいいのですがあまり汗が多くなるとかんがえものです。猫は例によって外出して、珍しく斜向かいの御宅のせんざいに白猫が佇んでいるのを見つけて動けなくなり尻尾をふくらましています。向こうも飼い猫で赤い首輪をしてましたが双方ともにヘタレなのか唸り声を張りあげることもなく地面に這いつくばって亀のような姿勢をとり尻尾は中途半端なふくらましようで、笑えます。私が玄関から出て近づくと、白猫は警戒して家の横の通路から中に引っ込み、うちの雄猫はそれに力を得て二、三歩相手に近づきましたが、それ以上は歩みを進めません。臆病な猫でよかったです。

森田たまの様々なエッセー集を入手しました。そのうち「はるなつあきふゆ」には季節ごとに作者が旅し、住まわった大阪、京都、札幌、東京、千里山、枚方などの風景が描いてあります。恋愛問題のもつれで道頓堀の旅館に10日ほど隠れていた時に例の巨大キャバレー「美人座」に連れて行ってもらった話があって、店の前で店長が呼び込みをしているとか、テーブルは満席で多くの紳士で賑わっていてビールや酒を運ぶボーイでビヤホールのように忙しいだとか、舞台の幕が開いて「なんかわけのわからないダンスが始まり」「なんで男はこんなとこへくんねやろか、不思議やわー」と言っていたのに、店の人から「女の人がここへ来るのは珍しいわぁ、またよろしゅうに」と言われたらたちまち心変わりしてまんざらでもない様子をしているのが楽しい。