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古本屋日誌
今日は土曜日なので、出荷はなし。9時半ごろ起きてデニッシュ食パン、ヨーグルト、アーモンドチョコ、ぶどうで朝ごはん。今月、集英社新書で『戦国日本VSヨーロッパ』が出た。
最近欧米で発見が続いているイエズス会の宣教師たちの日本がらみの文書を踏まえて、豊臣時代に新しい視座を提供する試みだ。
これは前からも言われていたことだが、イエズス会はシナを植民地化したいと考えており、その兵力を日本から出せるようにしたい、そのために日本のキリシタン化を進める意図があった。
既にフィリピンはスペインの植民地となっていたし、これまでの教科書的な、日本にキリスト教を広めにきました的な史観は問題があるわけだ。
洗濯物をといれてから、準急で淀屋橋に出て、FIVE RUNでアップルパイなんかをこうてから、地下道を南にてくてく歩いて、インデアンカレーでスパゲッティを食べた。(930円)
御堂筋線で緑地公園、例によって電動自転車を借って、天牛書店、本店。
いつもながらいろんな本が廉価で並んでいて素晴らしい。
天牛書店は、大阪の古本屋を代表する名店であり、自らの基準で誇りをもって古書価を決めているような印象を俺は抱いている。
コンディションの悪いものは、それを値段とともに表記して、安くする。
例えば岩波文庫の本居宣長の『古事記伝』全4巻はわりと珍しい本だが、蔵書印があるとか、カバーをテープでとめてあったりすると、安い値段で売っている。これはマンガ業界の第一人者のまんだらけでも同じだな。
今日は9時くらいまで雨が、時折降っていたようだ。昨晩遅くの雨足は大変なものだったから、そんなに暑くはない。
9時半過ぎに起きて出荷のこしらえをしてから、デニッシュ食パン、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。昼前に郵便局にお願いに行く。
その足で再び長岡天神。今日は門真市駅からモノレールで南茨木、高槻市とつないで、再びヨドニカ文庫に出向いた。
昨日は雨だったので、いつもなら店先に段ボールに入れて並んでいる文庫本やCD、浮世絵などが見れてない。
昼前に到着、阪急の長岡天神駅は特急の止まる駅なんだが、あまり繁華とはいえない街並みで、線路沿い、すぐ南にはイズミヤがある。また駅の西、500米には長岡天満宮があって、5月初めにはツツジの名所となる。
曇り空で時折日差しも差し込んでくるので、店先には段ボールに入れた文庫本、単行本、CD、浮世絵などが所狭しと並んでいる。
お客さんもたくさんいて、各々関心のあるエリアを熱心に見ている。日差しを避けるため、本やCDの入った箱の上には大きな青いテントが張ってある。
浮世絵は美人画で、一枚200円。徳川時代の美人画は写実的ではなく、そもそも美人に見えないから俺は興味はない。
CDもたくさんあって全て100円だが、俺は音楽にも全く関心はない。
文庫本は新潮文庫の『人生劇場』11冊揃、一冊裸本が500円、文春文庫の吉村昭の『彦九郎山河』帯、初版、創元推理文庫の『神の目の小さな塵』全2巻揃(この本は最近、新版が発売されている)とかあまり見たことのない本があった。
店に入るとたくさんのお客さんで賑わっている。
昨日は見れなかった、はいって左手の本棚には、まんだらけの目録がずらり10冊以上並んでいる。(500円くらい)他にオーディブルのCDがたくさん並んでいる。
またどんつきには京都に関するいろんな本、竹村の名所図会もある。
さらに、今度は右手の壁面や並んでいる本棚を見ると、講談社の古い絵本、昭和の初めに出た国語辞典『広辞林』(1500円)、東洋文庫の『聖フランシスコザビエル全書簡集』全4巻揃(4000円)尾崎士郎の『京浜国道』や、俺には全然わからないたくさんの和本が本棚だけでなく、通路にも積み上げてある。
それにしてもさまざまなジャンルの、レベルの高い、あまりお目にかかれない本がたくさん並んでいて驚いた。
昨日甲子園でのドラゴンズ戦は、7点リードされていたが、不思議なことに逆転勝ち。
それにしても先発した茨木とかいうピッチャーは酷い。2軍に落とされたようだが、練習を積んでまともなピッチングが出来るようになるまでは見たくない。
今日は9時過ぎに起きて、早速注文品の梱包、印刷作業、11時前に終わり、デニッシュ食パン、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
昨日晩からの雨、降ったりやんだり、その分気温は比較的まし。昨日の晩は風が吹いてこず、暑くてやむなく扇風機を使った。
昼前に郵便局にお願いに出向き、その足で北浜、堺筋線に乗り換えて淡路で準急、高槻市で特急に乗り換えて久しぶりに長岡天神。
ここで長らく店を構えていたヨドニカ文庫が25日の月曜日で閉店するそうで、現在全品半額セール中。
今日は雨だから、店先の露天に普通なら並んでいる段ボールや本棚は見れないだろうけど、せっかくなので行ってみることにしたのだ。
1時過ぎに到着、断続的に雨が降っているが、お客さんは多い。
予想通り店先に通常並んでいる段ボールは店の中に収納してあるのだが、木製の本棚は上半分くらい見ることができて、新潮文庫の『人生劇場』揃、岩波文庫の『玉葉和歌集』『新葉和歌集』などが見える。
店に入ると10坪くらいの広さで左右の壁面のほか三列、本棚が並んでいる。
ただ、雨降りで段ボールを左右の壁面の前に積んであるので、その辺りは見ることはできない。レジ前の本棚には、旺文社文庫の『人生劇場』が数冊、岩波文庫の『次郎物語』揃、講談社文芸文庫の『静かなノモンハン』なんかがある。
また、はいってすぐ左側、ドア横の壁にある本棚には中公文庫の『拝啓マッカーサー元帥様』、岩波現代文庫の山口昌男、中公文庫ビブロのサハロフの著作などがあった。
また左の壁際の1番上には諸橋の『大漢和辞典』揃が5000円くらいで置いてあって、これはまもなく売れた。
お話によればこの地で40年やっておられたとのことで、素晴らしい。今後は通販で販売は続けるとのことだからありがたい。
今日も9時過ぎに起きて、すぐ出荷の準備にかかって、11時くらいに完了。デニッシュ食パンとアメリカンチェリー、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。くつろいでから郵便局にお願いに出向く。
その足で萱島、枚方から特急に乗り換えて中書島。駅前から電動自転車を借って、川を二つ超えて、国道沿いにある来来亭、新堀川店で温玉ラーメン(990円)。
なんでも22日からの3日間抽選で食事代がタダになるキャンペーンをやると予告されている。当たる確率は5%だそうだから、まず当たらないな。
国道の手前にある川沿いには、よくポスターで取り上げられる酒造メーカーの赤い煉瓦造りの建物や煙突があるのだが、その周りはマンションやアパート、普通の工場がびっしり立ち並んでいて、なかなか興味深い景色だ。
プロの写真家はさすがに上手いこと、そういうややこしい雑味が映り込まないように工夫して撮影しているわけで、景色を楽しむなら現地に行かないほうがいいと思う。
さらに1号線沿いにある、ブックオフ 1号伏見店にひと月ぶりに来てみた。先日亡くなった佐藤愛子の『血脈』(全3巻、文春文庫、初版)なんかも並んでいる。
彼女は1969年に旦那の会社が潰れて大変なことになる話『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞したが、エッセイも上手い。
俺としては2017年に講談社文庫から新装版として刊行されたこの受賞作を手に入れたかったが、あいにく並んでいない。
しばらく眺めてからまた自転車で駅に戻り、丹波橋から近鉄に乗り換えて、小倉。ニンテンドーミュージアムに行くのであろう外人客がたくさん降りる。
この駅には近鉄ビスターカーの運転席部分が上下線ともに設置してあって、中に入って運転手気分に浸ることもできる。おりしも欧米人の若い夫婦が写真を取り合って楽しんでいる。
てくてく歩いてブックオフ 小倉店。ここでも佐藤愛子の作品は色々あって、講談社文庫の受賞作も置いてあった。帰りは丹波橋から準急、つまり各停を使う。のんびりしていいものだ。
今日も、昨日ほどではないがかなり暑い。朝9時くらいに起きて、すぐに夜中に来た注文の準備をしてから、アップルパイとドーナツ、コーヒーで朝ごはん。
昼前に郵便局に出向いてお願いする。
その足で北浜に行ってお客さんとお話。
俺より少し年嵩なんだが、文学書のコレクターで、大学を出てすぐ古本屋になろうと思ったそうだが、周りから止められて断念。
なんでも学生時代は国鉄の夜行(大垣で乗り換えて朝、有楽町に着く)で東京に出向いて、古本屋巡りをしてボストンバック2つに本を40キロくらい詰めて、また夜行で帰阪していたというからすごい。
電車に乗る前に吉野家で牛丼を2つこうて、1つはすぐに食べて食欲を満たし、もう一つは翌朝食べるのだそうだ。「冷えたやつも、朝ごはんにちょうどええんや」とのことで、これはあまり共感は出来なかった。
それにしても学生時代の思い出を、普通に語れるというのは幸せなことだと思う。40年とかそれ以上、本への情熱が冷めることなく今もあるわけだからな。