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古本屋日誌

2026-05-03 13:12:00

今日も8時半ごろ起きて、デニッシュ食パンとコーヒーです朝ごはん。

京阪と谷町線で9時40分ごろ天王寺さん。曇天で凌ぎやすいが、天気予報では2時くらいから雨だという。今回も会期は10日もあって、今日はまだ5日目だ。

 

 

今年は例年にもまして、みやこめっせの古本市が骨董品展示会的側面を色濃くしているので、そういう方面に興味がない俺としては、京都はもう行く意味がない。

 

 

池崎書店、おくだ書店、シアルの3つの古書店のブースはいつもながら魅力的な文庫本や文学書、理系の本が並んでいるほか、今回はFUJIYAのぺこちゃんグッズもたくさん置いてあって、まことに目の保養になる。岩波文庫の『耳嚢』全3巻揃(900円)や平凡社ライブラリーの『逝きし世の面影』(500円)などがあった。

 

名古屋の南部堂には1980年ごろの個人の当用日記が置いてあるのだが、(1冊200円)達筆でまったく読めない。アプリに崩し字を解読してくれるのがあるのだが、まだまだ性能がよろしくなく不正確極まりない状態。

 

 

友人の万葉集研究者に聞いてみたら、「文盲ね、あれはな、よう知ってる古典の活字本と対照して読み進めていったらええねん」とのことだったが、いまだにその気力も起こらない。

 

古書ゆうらくのところには、先ごろ亡くなった篠原勝之の角川文庫、小林信彦、片岡義男の『星条旗と青春と」なんかも並んでいる。

 

いつ来ても魅力的な本に出会える素晴らしい古本市である。


2026-05-02 13:32:00

Amazonは今年から自分で休日を設定できるようになり、わしもゴールデンウィークは29から6日まで休日設定にした。

 

 

つまり出荷は7日でよいわけだ。

 

 

ただ4月30日、5月1日は平日で郵便局は開いているから、運んで行くことができる。

 

 

ちょっと迷ったがこの両日とも、注文のあった本を梱包し、宛名書きもいつも通り行って局に差し出した。

 

 

しかし今日土曜日からは本局は開いているものの、特定郵便局は閉まっているから出荷もお休みとなる。

 

 

メルカリは全ての出品を一括で停止する機能があって、これを昨日の朝使い、6日までは注文が入らないようにした。さて朝8時くらいに起きて、デニッシュ食パンとヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。

 

9時40分くらいに天王寺さんに到着した。

 

 

今日は4日目なので、少し早くから古本市も開いている。

 

 

昨日の京都のは「古書 大即売会」というネーミング通り、並んでいるのは骨董品だという感じがしたが、ここは昔通りの古本まつりで、その違いは明白だ。

 

もちろん骨董品も出て入る。名古屋の南部堂の店頭には戦後刷の川瀬巴水が6万、福原秀美の『学園ポルノ伝』という有名なシリーズ漫画が1冊1万円くらいで並んでいた。

 

しかし大半は、親しみやすい普通の古本で素晴らしい。

 

 

光文社文庫の『江戸川乱歩全集』(端本、1冊130円)、岩波文庫の『大君の都』(カバー、1冊200円)教養文庫の『三菱銀行人質強殺事件』(200円)ちくま文庫の『トマソン』帯、3刷(150円)岩波現代文庫の『神話と文学』帯(100円)などなど。

 


2026-05-01 15:58:00

今日から5日まで、岡崎公園の勧業館で古本市。

 

早速朝から京阪の特急を利用して9時10分くらいに三条に到着。雨でやはり、肌寒い。

 

てくてく歩いて岡崎公園の勧業館に半ごろ到着、すでに30人くらい並んでいる。

 

ABCのテレビ取材が来ていて、前の3人連れにインタビューしていたが、聞いていると、京都の図書館の司書なんだそうで、本の仕入れに毎年来ているのだという。

 

 

さて10時に開場となり、入場したのだが、やはり平日なので、お客さんは少し少なめだ。

 

 

参加している古本屋は20くらいのようだが、昨年同様ほとんど京都だ。

 

あれこれ見て回ったが、何年骨董市的な雰囲気になってきているように思った。

 

 

ぼあい書房には日清戦争時の和本の画報全9冊(58000円)。

 

 

京都スターブックスのブースには京都名所の新版画(だいたい1枚2万くらい)。

 

 

古書からすうりの展示スペースには手製の塔のようなものが作ってあって、いろんな建築関係書が並べてあって、そこにはかなり昔の建築雑誌の合本がたくさんあった。(1冊7000円くらい)

 

 

500円で販売されている目録を見ると、石川古本店が鳥山明のイラスト色紙を50万で出している。いずれも素晴らしくて来てよかったと思ったね。

 

 

これは俺の感じたことだが、勧業館(みやこメッセ)の使用料や電気代はかなり高くて、普通の古本販売ではなかなか儲けが出ないのではないか。

 

 

その点、骨董品であれば値段も高いし、お客さんもコンディションを手に取って確かめてから買いたいと思っているので、両者の思惑が一致するということだろう。

 

 

それにしても、岩波文庫の『大君の都』全3巻揃(カバーなしの旧装丁)が1800円とか2000円で販売されているには驚いた。

 

 

この本はもともと、ずいぶん安くて、カバーなしなら1冊100円くらいだった。最近Amazonの価格が高くなっているのだが、それはカバーのあるコンディションであるわけで、ちょっと不思議だったのだ。

 

 

また割と珍しい文庫が並んでいなかったのにも驚いた。岩波文庫なら『近世風俗志』全5巻、田辺元の『死の哲学』、宣長の『古事記伝』全5巻、『吾妻鏡』全5巻、『暴力論』全2巻(新版)、レーニンの『哲学ノート』全2巻などがない。

 

 

これらの本は、では、なかなか見つけられないものかというと、全然そんなことはない。

 

例えばちゃんとしたブックオフなら置いていることもあるし、お客さんのところに伺って買い取ることもそんなに難しいことではない。

 

 


2026-04-30 19:07:00

昨日から四条寺町の藤井大丸の地下で古本市なのだが、天王寺さんの初日とかぶっているので行けなかった。

 

 

それで今日は朝から京阪の特急で足を運んでみた。天気は雨、少し肌寒いくらいで、心なしか観光客も少ない。

 

 

近々百貨店は取り壊しが決まっていて、再オープンは2030年になるそうで、古本市も今回が最後だ。地下には催し物会場とスーパーが入っているのだが、すでにスーパーは撤退している。

 

 

出店している古本屋は25に及んでいて、京都、大阪のみならず、福井、金沢、富山、岐阜などの遠隔地からも参加している。 

 

さて、俺の印象では基本的に値段は相場くらいのお店が多い感じがしたが、全部がでもなく、かなり安い店もある。

 

屋内の古本市は店側も雨や風に煩わされないメリットがあるし、客にとってもありがたい。しかし場所代や電気代の負担がかかるから、本の値段を安くはできないのではないかと思われる。

 

ただ藤井大丸はもう建て替えるわけで、「今回は迷惑かけるさかい、サービスしときますわ」と格安になっているのかもしれない。


2026-04-29 09:16:00

今日から天王寺さんで大規模な古本まつり。会期は来月8日まであって10日間だ。

 

早速朝から行ってみた。これまでは26日あたりからの、平日初日の開催だったが、今年は連休初日からとなっていて、お客さんも多くて盛況だ。

 

 

参加している古書店は35といつもより多い。

 

そのためテントがこれまでは、本部と100均コーナーだった、伽藍の南側エリアにも4軒の古本屋テントが並んでいる。

 

瀬戸内アーカムブックスのテントは雨に備えて白い布をテント天井部から地面まですっかり垂らす形なんだが、中の本いつもながら大したものだ。

 

俺の関心のある文庫本は半額になっているものと、3冊500円のに分かれていて、岩波文庫の『心理学』全2巻、『暴力論』全2巻、『摩訶止観』下巻(いずれもカバーなしの古いタイプ)なんかも見られた。

 

 

大津の「クロックワーク」というレコードなどもあつかう古本屋もいつもながら、150円均一で珍しい文庫本を平台に並べている。「李茜舎」というお店は2つ平台を並べていて、その一つでは130円できれいな文庫を売っていた。

 

面白かったのは名古屋から来ている「南部堂」というお店で、200円均一でさまざまな本が並んでいる。

 

 

とりわけ1980年あたりからの「当用日記」でびっしり日々の些事が書き込んである。さらに1970年ごろのポケット時刻表もコンディションは悪いが広告がたくさん掲載してあって見ていて楽しい。

 

 

「小町書店」はいつもながら1冊300円、5冊800円で単行本から文庫、新書、図録などいろんなジャンルの本を並べている。

 

値段設定がうまいね、5冊にした方が安いから、お客さんはなんとか数を揃えようと頑張るから滞在時間も増えるし、売り上げも上がるのではないだろうか。

 

 

「大吉堂」という大阪の古本屋は1冊500円で岩波の『日本思想大系』を並べていて、その中には人気の『本居宣長』の巻もあった。チェックしてみると箱もきれいだし、帯や月報もあるし素晴らしい。