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古本屋日誌
今日は日曜で、出荷はないのだが、明日に備えて本棚から注文品を探し出す作業を夜、やっている。
ところがなぜか、教養文庫の『奇妙な論理 1」帯付き、美品が見つからない。登録したのは2月10日で、画像も残してあるし、背表紙の写真もあるから見つけやすいはずなのにうまくいかない。
教養文庫は基本的に白い背表紙で、黒字でタイトルが書いてあるし、この本はオレンジ色の帯が付いているし目立つはずだし、本は仕入れた順に置いてあるから探すのは容易なはずだ。
それはさておき、昼間は久しぶりに緑地公園に出向いて、てくてく歩いて天牛本店に行った。本当は自転車を借りたいところだが、日曜で電動自転車は全部出払っており、果たせず。
この店は阪大や関大の近所で、また高額所得者の割合の多い場所にあるが、昔からの住民がたくさんいるかどうかはよくわからない。
近所は一戸建てが多いのだが、ライオンズマンションもあるし、新御堂沿いには建築中のマンションもある。
ただ、天牛のすぐ北側のマンションに併設されているバイクの駐輪場は、契約しているバイクのナンバーがプレイトに書いてあってそれがレンガのかべに貼ってある。
不法駐車を防ぐためのものだが、個人情報を外部に晒しているわけで、それでも構わないという了解が住民の中にあるわけだから、内部の結束は強いのかもしれない。
今日は六甲道のお客さんのところに伺った。
萱島から京橋、大阪、快速で六甲道にお昼前に到着。
北口から生協やパン屋のケルンがあるアーケード商店街に入る。
焼き鳥屋の「ひなた」で昼ごはん。親子丼(720円)。土曜日で家族連れがすでに店内に何組か見えている。
続いて国道に面したパン屋「ケルン」でアップルパイなんかを買う。
お客さんの話では六甲道あたりは何代にもわたって、暮らして続けているひとが多い、とのことだ。
確かに阪急六甲付近の街並みは、伝統を感じさせるものだし、六甲道の商店街にも特色のあるお店がたくさんある。
神戸牛を扱う肉屋さん、パン屋も「ケルン」に加えて「トミーズ」というのもある。昼から飲める店も、さっきの「ひなた」のほかに、アーケード入口のすぐ横に「えびす大黒」という立ち飲み屋もある。
魔力的な古本屋が成り立つ条件にはそういう昔から続く街であることも大切なのかもしれない。
もちろんきちんとした大学があって、さらに高額所得ものの割合が高いのでというのもある。
今日は出荷してから、本町のお客さんのところに伺う。
岩波文庫や講談社学術文庫、ちくま文庫なんかをコレクションにしたおられて、俺としては買い取りたいのだが、「まだ眺めておきたいからな」とのことで、またの機会にとなる。
代わりに中公文庫の古いのは「要らんから、持っていってかまへん」とのこと。
てくてく歩いて丼池筋の「うさみ亭松葉屋」に出向いて大阪おじやうどんを食べた。
今日は2時から、死んでしまった雌猫の火葬を業者に頼んでやってもらう。まだ若いのに可哀想で、無常だ。
終わってから萱島、淀屋橋を経て、御堂筋線で心斎橋。
「ブックオフ 心斎橋店」、この時期は本の入荷が多いので、この店でもレジ横のワゴンに220円均一でさまざまな文庫本や新書本が並んでいる。
一見したところ、岩波文庫とか講談社学術文庫なんかはあんまりなくて、中公文庫が多い。売れ行きを反映しているのだろうか。
ワゴンに入っている廉価本は、今までの値札の上に220円のが貼ってあるから、一々本棚から取り出して、集めたことがわかる。そうしないと新しく仕入れた本を店出しできないわけで、店員さんのマンパワーによるものだ。
でももっと楽な方法もあって、本棚にさしてある本を適当に抜き出して、値引きした値札を貼って元に戻すのだ。
こっちの方が移動させなくていいから楽だけどね。
今日はしっかりした雨だ。ポ子が死んでしまい、残念で仕方がない。
昼から萱島から中書島に出て、雨のなかてくてく歩いて「ブックオフ 伏見店」に出向いた。さすがに自転車を使おうとは思わないな。
途中、とんこつラーメンの「来来亭」にお昼こまえに入って煮卵ラーメンを食べた。
待っている間にアプリ登録したので、初回特典で150円引きとなった。
さて、伏見店だが、以前は掛軸を一本千円で売っていたのだが、このところそれはない。和本とか古い童話集、黒っぽい本も置いてない。京都本コーナーはあるのだが、目立つ本としては「京ことば辞典」くらい。
ブックオフは本以外も扱うようになって、経営も安定したと聞いた。