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古本屋日誌

2026-05-24 21:26:00

今日は日曜日で出荷はない。

 

 

このところ岩波文庫の『耳嚢』全3巻が品切れになってしまい、古書価が上がっている。揃いで4500円くらいになっている。

 

 

現代から見ると、到底容認されない差別ネタが散見されるし、短い話ばかりなので、読みやすいし、想像力を掻き立てる効果もある。以前は100円くらいで古本屋に並んでいたのに不思議だ。

 

 

また光文社文庫の『神聖喜劇』全5巻も人気なんだが、なかなか本が見つからない。

 

 

大西巨人のこの長編は、帝国陸軍のおかしな習慣に明晰な頭脳で立ち向かう男の話で、ディテールがしっかりしていて、読み飽きない。

 

 

元々文春文庫で出ていたが、品切れになり、続いてちくま文庫から出たが、これも今は品切れだ。そして活字も少し大きくて読みやすい光文社文庫となったのだが、現在揃いだと1万以上するようだ。