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古本屋日誌
3月の30日に「壁のひび割れを2000円で埋めてあげる」という業者に来てもらったら、屋根の瓦をチェックする話になった。
「漆喰がかなり減っていて、水が瓦の下に入り、土を押し流している、今度2日かけて漆喰を塗り直し、ズレている瓦にはビスをつけて固定する工事をしますわ、費用は44万です」という。
ついうかうかと契約書を作ったのだが、その後でかなり激しい雨が降ると2階の和室の天井にボツポツと水滴が落ちて、板にシミができているのを思い出した。
早速その業者に電話してその旨を伝えたら
「今の瓦の状態で雨漏りするとは考えられないな。出窓や横から水が入っているのではないか」という。
結局4月5日に詳しく調べてもらうことになった。
天井のシミはどう見ても瓦の隙間からの漏水に見えるので、この業者の言うことが信用ならないように思えてきた。
それでクーリングオフは4月6日まであるので、それまでにいろんな業者に屋根を見てもらうことにした。
大塚ひかりがポプラ新書で「くそじじいとくそばぼあの日本史」を出した。
相変わらずあられもないタイトルで、手に取るのがはばかられるのだが、中身はきちんとしたもので、その博捜ぶりや卓見もいつも通りで頼もしい限りだ。
長生きして功なり、名とげた人物を取り上げている本だ。
初めは徳川家康。75まで長命を保ち、徳川300年の礎を築いたことは周知のところ。
驚いたのは大坂冬の陣の講和話だ。
以前は和睦の約束では外堀だけ埋めることになっていたのに、徳川方が勝手に内堀まで埋めてしまったといわれていた。
ところが実はそうではなく内堀も含めて埋めることになっていたと明らかになっていた。
ここまではよく知られているところだが、大塚ひかりはこの本で実は「破却」という文言は文字通り全て壊すという意味ではないというのだ。
「城郭施設の堅牢な土塁、堀などは部分的に破壊する、儀礼的、象徴的な行為を以って、城郭の破却とみなす習慣でした」と最新の研究を用いて論じている。
そうなのか、やはり家康は人を騙すタヌキおやじだよな。
角川文庫は小ロットで重版をかけることで知られている。
西村賢太の文庫本もその要領で一定部数重版となり、大型書店にはこのところ平積みとなっていた。
特に「どうで死ぬ身の一踊り」は人気が高い。
今後だが、6月号の「本の雑誌」が追悼特集号になるほか、文藝春秋からは未完に終わった「雨滴は続く」が出るし、新潮文庫からも新刊が出る。
今日はお昼前に大阪の業者が来て、家の壁のひび割れなおしてくれた。
スライド式の梯子を使って壁面と同じ色のシリコンを埋めていく。
「ついでに瓦見ましたけど、かなりずれていて隙間ができてますね。白い漆喰もかなり剥がれて、隙間から雨水が瓦の下の土のところに達してしまって、土が流れ出てます」
との話で任してくれたら2日かけて漆喰を新しく入れた上に、ズレている瓦をなおして、またずれないようにフックを瓦一枚一枚にかける工事をする、費用はトータル66へーべーあるので消費税を入れて44万になるという。
たしかに強い雨が降ると2階の和室の天井にポツリポツリと雨滴が落ちる音がして、後で天井を見るとシミがあるから、瓦に問題があるのは間違いない。
修繕してもらうのはいいのだが費用が40万を超えるものなのかよくわからない。
妹の旦那がガス会社に勤務していて屋根の修理にも絡んでいるという話なのでちょっと相場を聞いてみることにする。
また今の家をこうたときに周旋屋は守口のシロヤ住宅だったのだが、そこにも電話して相場を教えてもらうことにした。
さらにネットで無料で見積もりを出してくれる業者も見つけたので、4月4日に来てもらうことにした。
先日飛び込みで工務店の営業が来た。
なんでも大阪市内に新しくオープンしたから、よろしく頼む、ついてはサービスで2000円で壁のクラックを埋めてあげるという。
うちの家は1981年に出来上がっていて、すでに築40年を閲している。
10年くらい前にこうたさいもすでに壁には何本ものひびが入っていた。
そこで「コーナン」に出向いて壁のひび割れを埋めるセメントを購入して父親と2人して埋めた。
しかしそれは2階の窓から手を伸ばして届く範囲に限られていて、一階から見上げるとまだまだひびがある。
ただこのところ近所ではちょっとした建築ブームとなっていて、今までは空き家で無残な姿をさらしていたところが更地となり、新しい分譲住宅に変わっていっている。
土建屋はどこも忙しそうなのだ。
それにもかかわらず、一々営業をかけて仕事を取ろうとするのは不思議な感じもする。
明日この工務店が来てくれて2000円でひびを埋めてくれるというので、どうなるか期待しているのだ。
いい店だったら2階の物干しのスレートの屋根の修繕も頼みたい。
高槻で仕事だ。
ここは中之島や箕面と並んで大阪の高額所得者がたくさん住んでいる町なのだ。
新刊書店は松坂屋の中にジュンク堂、JRの近にくまざわ書店、阪急百貨店に紀伊國屋がある。
古本屋は阪急高槻市近くに一軒あるのだが、ここは土曜日にだけ店を開けるあまりやる気のない店だ。
JR高槻の北側と摂津富田にはブックオフがあってかなり客を集めている。
ブックオフはさすがにいい本を並べているのだが、私にいつも本を売ってくれるから高槻のお客さんの話しはこうだ。
「ブックオフな、たまーにいくんやけどな、最近出た読みたい思う本もあるんやけどな、値段がな、定価から200円引きくらいなんや。
これでは食指が動かん」
昔のブックオフなら半値くらいで売っていた時期があったので、それに比べたら物足りないということなんだろう。
でもこれはない物ねだりというものだ。
阪急高槻近所にあったニッカウィスキーの立ち飲みバーは閉店しているし、その横に
できたばかりの高級食パンを売る、喫茶スペースも併設した店も閉店している。
こちらは跡形もなく、更地になっている。