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古本屋日誌
今日からさんちかホールで古本市。暑い中、出荷を済ませてから行ってみた。
11時半ごろ、三ノ宮に着いて、西出口から、赤御影石のペーブメントを歩いて、エスカレーターでさんちか、冷房が効いていて酷暑も気にならない。
すでにたくさんのお客さんで賑わっていて素晴らしい。この、古本市は普通の本以外にも、DVD、和本、古地図、引き札などもたくさん並べてあって目の保養になる。
近所にある「ブックオフ センター街店」は、俺の感想だが、普通の本を並べる古本屋としては他を圧していて到底かなうような相手ではない。
だから、この古本市もブックオフには置いていない商品を並べる感じで差別化を徹底しようとしているのかもしれない。ただそうなると並べているものが、骨董品に近づいてくるのは避けられない。
さて、品揃えだが、先日亡くなった東野圭吾の文庫本や単行本も目立つところに置いてあった。
彼の著作は数多いので、古書価が高騰する感じではなさそうだ。
それに直木賞の『容疑者Xの献身』は殺人を隠蔽するために殺人を冒すお話で、ストーリー展開として上出来とはとても言えない。
王子公園の「ワールドエンズガーデン」という古本屋はたくさんの今東光の単行本を並べていて壮観だった。『極道辻説法』や『華やかな死刑派』とかもあった。
宝塚の「漣書店」はたくさん珍しい文庫本を並べていて驚いた。エノラゲイの搭乗員の手記である、ちくま文庫の『ヒロシマ わが罪と罰』はかなり久しぶりに見た。
あれこれ楽しんでから、ホールのすぐ上にある「カフェ モロゾフ」でお昼ご飯。
平日なので昼過ぎでも、さほど混んではいない。古本市を楽しんでいるお客さんを見下ろしながら美味しいパスタ、プリン、コーヒーをいただく。
昨日は夕方ごろ珍しく激しい雨となって、少し暑さも和らいだ。
今日は8時くらいに起きて、バームクーヘンとコーヒーで朝ごはん。
29日なので、ブックオフの特売日。神戸方面へ行きたいところだが、明日からさんちかで古本市があるので、今日は箕面のブックオフに行くことにする。
ここは今月15日の特売日(2割引きになる)に行っばかりなので、期待薄ではある。
1時くらいに阪急の牧落駅に到着、時折晴れ間がのぞいて蒸し暑い。
てくてく歩いてブックオフ 箕面市役所前店。水曜日だが、さすがは2割引の日ということもあって、階段を上がった2階はかなりお客さんが詰めかけている。
文庫本の本棚は前回より、15日に見た時と比べて、レイアウト変更になっていて、そのせいか、各所に隙間がある。
店員さんが何人も補充に務めていて、階段の上がりはなにはブルーのケースに裏返しでたくさんの文庫本が詰めてある。
そのケースは2段になっているし、その横にも同じようなケースが置いてあるから、入ってくる本の量は大変なものだ。
以前「文豪コーナー」として漱石、鷗外、鏡花、久作なんかを集めていたのが廃止されて、その煽りで全体の移動が行われているように思えた。
予想通り、今回は余り見るものもなく、2時くらいに、すごすごと引き下がって、近くの「牧落食堂」で遅めの昼ごはん。
イワシ三尾のたいたん、野菜サラダ、蛸酢、ご飯で1060円。その間空はかき曇り大雨となったのだが、20分くらいで上がって、少し涼しくなった。
帰りしな、梅田の紀伊国屋書店で宝島社から『戦争の昭和史』というAIを使って昔の写真をカラー化した写真集が出ていて、購入。(1950円)
カラー化されると表情までつぶさに観察できて素晴らしいが、この本はキャプションがいい加減で、珊瑚海海戦で沈んだ帝国海軍の艦艇名が間違っているほか、命中した爆弾や魚雷の数なども見たこともないおかしな数字になっている。
今日は予報では夕立があるとのことだが、「ところにより」などというなんとでも言える話では信ぴょう性はない。
朝は8時くらいに起きて、食パン、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん、すぐ出荷のこしらえをする。
昼前に郵便局に出向いてお願いをして、局から出ると、相変わらず暑い。
昨日JR吹田駅前のイオン4階に、新しくブックオフができた。前も吹田駅近くにあったのだが、3倍くらいになったいうから行ってみることにする。
京橋から環状線で大阪、東海道線に乗り換えて三つ目が吹田で、例の大和大学とかアサヒビールの工場がある。
東側の出口からおりると、オレンジ色のレンガ風通路でイオンの2階に直結している。
エスカレーターで三階、ここはダイソー。
さて4階だが、ほぼ全フロアーブックオフで、本、ゲームソフト、カード、レコード、フィギュア、家電、楽器、スマホなどありとあらゆるせこはんが集結している。
マンガの量も大変なもので、お客さんは楽しく立ち読みしながらお気に入りを探していた。
文庫本も大変な量で、岩波文庫、ちくま文庫、ちくま学芸文庫、中公文庫、新潮文庫、文春文庫などレーベル別に、わかりやすく展開してあって(どこのブックオフでもそうだが)また、242円の安売りの本もやはりレーベルごとに分類してある。
店が広いため、本棚間の距離も十分に確保してあって、普通に行き違いできる。
またブックオフはコンディションのチェックがまるで出来ていないことがしばしばある。
俺もレジに持って行く前にかならずパラパラとぜんぶ確認して、水濡れや線引きの有無をチェックしているのだが、どの店でも間違いなく、線引きや書き込みのある本が値引きもされずに混ざっている。
しかしオープンしたての吹田店は、チェックしてもそういう悪いコンディションの本は見当たらず、大したものだと思った。
今日は月曜日で、土日の注文品をまとめて出荷する。
朝は7時半ごろ起きて、珍しく曇っていて、気温も低め。食パンとコーヒー、クロワッサンで朝ごはん。
8時過ぎから、クリックポストやゆうパックの発送準備をして10時過ぎに終了。すぐ郵便局にお願いに行く。
のんびりしてから、淀屋橋、お昼過ぎにインデアンカレーでハヤシライスを食べた。(830円)
いつもながら大盛況のお店で、時分どきは行列ができていて、見ているとルーダブル(ルーが倍、500円増しで1430円)をオーダーしてる人がちらほら。
御堂筋線で緑地公園、またぞろ自転車を借って、天牛書店、本店。平日だが、熱心な古書ファンが何人も来ている。
本店は吹田市にあるのだが、ここは阪大や関西大に近い上に、高額所得者の居住区ということもあって、古本業にはいい街のようだ。
調べてみると北大阪急行でもう一駅行った桃山台の近所に、古本市場、東豊中店があることがわかった。
古本市場もブックオフほどではないものの、いい店はいいに決まっているわけで、前に箕面の古本市場に出向いたことがある。
箕面は阪大の石橋キャンパスがある上に、駅前は古くからの住宅街で、ブックオフ 箕面市役所前店は魅力的な店舗だ。
それで近所にある古本市場も、それなりにいいのではないかと予想して、自転車で行ってみたのだが、残念ながら期待外れだった。
これはブックオフがいろんなジャンルの本をどんどん買うてくれるから、お客さんとしてはそっちに売ることが多くなるからなのではなかろうか。
その点、緑地公園の場合は、天牛本店は、買い取ってくれる本のジャンルが限られているように思う。
だからいろんなジャンルの本を持っているお客さんは「あーすいませんけど、この手の本はうちは扱うてませんねん、すいません」とか言われてしまい、面倒になって、例えば古本市場にとりにきてもらうのではなかろうか、と邪推を働かしているのだ。
それを確かめるためにも、行ってみる他ない。
駅前には、これまた自転車のレンタルステーションもあるので、暑い中を厭わず行ってみた。
駅の西側には大きな土手が築いてあって、たくさんの黒松や楠が植っている。(元は大きな池があったそうで、今は野球のグラウンドになっていた。)
樹齢はわからないが、松など20メートル以上の樹高を誇るものが林立、雰囲気がある。
堤の上には平たい広場状のスペースもあって、松の落ち葉がうずたかく積み上がって、歩くとふんわりした感触なのも、都会離れしていてよい。
さて、店は駅の北西にあって、まずかなりの上り坂。西に向いて進み、交差点を今度は北向きに下りる。
さらに出てきた交差点を、南西方向に下がっていくと、マンションの一階に古本市場があった。入ったら右手は全てマンガを扱うエリアで、左手が活字本となっている。
合わせると40坪くらいはありそうだ。予想通りいい店で、魅力的な品揃えだった。
マンガのスペースもそうだが、本棚の間隔が広くとってあって、圧迫感が全然なく、夏休みということもあって、中学生くらいのガキが熱心に立ち読みしているのもよい。
このところたいそう暑い。夜更かしせず12時前には、2階にクーラーをかけ、扇風機までつけて寝るようにしている。
それでも、今朝は9時前くらいまでぐずぐずして、牛乳とわらび餅、デニッシュ食パンで朝ごはん。
昼前に萱島、京橋、大阪から、新快速で三ノ宮。例によってブックオフ センター街店を覗く。
土曜ということで、たくさんのお客さんで盛況だ。
しかし今日は六甲のお客さんのところに行く用事があるので、長居はせず切り上げて、阪急の三宮から六甲。
エスカレーターで一階に降りて、暑い中盛業中のたこ焼き屋に入って、たこ焼き8個とコロッケを食べる。(570円)
この店のはたこ、ネギ、こんにゃく、天かすが入っていて、皮も柔らかくて食べやすい。しかしさすがに昼下がりでもあり、酷暑でもあるのでお客さんはまだ少ない。
すぐ近くのお客さん宅。「この辺はな、八幡神社が有名なんやで。大きな森が駅のすぐねきにあるやろ。もうあれは原生林みたいなもんやで。広い境内はモータープールや貸し倉庫にもなってて、みんな助かってるんや。」
「なるほど、八幡神社は広大な境内で素晴らしいです。ちょっと不思議なのはそのへんは、いろいろ特色ある古本屋とか新刊書店もあるのに、地方の小出版社やら、ミニコミ誌なんかをあつかうところはないですね」
「あー元町なんかにあるやつな。大きな出版社はそれなりの部数が見込まれへん本は出さんよな。
加能作次郎の本とか、小さいとこが出してよるのはわしも知ってる。
しゃーけど、所詮は小説やろ、興味ない人の方が圧倒的やし、別に加能作次郎やないと味わわれへん感動がそこにあるわけやないから、仕方ないと思うな」