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せいゆう丸釣行記
まさか船の上でお通夜に参列するとは思わなんだ。
普段ならアジが釣れてイサキが釣れて、ついでにウメイロとかマダイ・チダイが混じって電動リールの音が賑やかで楽しそうな会話が聞こえるものだが、昨日は誰もが押し黙った状態で、たまにリールが虚しく空巻きする音が聞こえるのみの、ホントお通夜状態でありました。
朝イチで最初にアジ釣り場を魚探で覗いた時になんとなく嫌な予感がしてまして、その予感が的中した形になって結局最後まで潮が動かず時合いが訪れることなく1匹のイサキが釣れることなく、ジ・エンドでした。
沖に出てた付近の船が、どれもこれもあちこちしてたから釣れなかったのは多分せいゆう丸だけではなかったのだろうが、それにしても酷かったですわ。
てなことで、心がペキペキ折れて立ち直れなくなりかけてますが、今日から本格的な梅雨空になるようで少なくとも向こう1週間はお休みになるだろうから、修理や整備などして傷ついたハートを癒やすことにしますわね。(笑)
スパコン気象予報で今週のお天気を確認したら今日の午前中までは風が出ないけど、あとはずっと南風が吹きまくり雨模様の日が続くみたいです。
潮周りの関係で今日は朝早く出港し、お昼過ぎには帰港する予定でお刺身捕まえに行ってみますわ。
使える時間が短いので移動時間が気になるところでありまして、できれば近場でお刺身が捕れると良いのですが。
果たしてイサキの場所まで行き着くことが出来るでしょうか?
昨日の午前中はベタ凪ぎ。
午後は南風がキツくて、ドッタンバッタンでしんどかった。
午前中にアジをチョロっと釣りまして、午後はイサキをと目論んでましたが、これがまた全く反応してくれずひたすら餌を撒いて時合が来るのを待ってたけど、白波が出始めて苦しかったですわ。
午後4時過ぎになってようやくポツリポツリとイサキが釣れ始め、やっとのことでひと切れのお刺身を捕まえることが出来ましたわい。
今日は低気圧が通過して大雨が降る予報なので、ゆっくりお休みしますわ。
知床の海難事故で、事故を起こした知床遊覧船の事業取り消しの処分となったらしい。
まあ、当然の措置だと誰もが思うところではあるけど、桂田社長は「国にも責任がある」と陳述書で不満を表明したらしく「どの口が言うか!」と世間から猛批判されてるみたいだ。
確かに事故の当事者が語る話ではないけど、国の検査機関に不作為の事実があったのかも知れない。
本来やらなくてはならない検査をやらずに「なあなあ」で済ませてたのかも知れないし、面倒くさいからやらなかった事実があるかも知れぬ。
その辺りの事情を知ってるから桂田社長は「責任は自分だけではない」と言ってるのだろう。
なんか同じような構図を思い出したが、そう森友学園問題だ。
結局籠池夫妻だけが刑に服し、財務省理財局長で結果として部下を死に追いやった佐川さんは何のお咎めなしとよく似てますわな。
公文書の改ざんを指示し自殺者まで出しても、なにがなんでもお役所・お役人様を守る体質が、日本には未だに厳然と残ってることを示した事件だったが、今回もまた同じことを繰り返すのだろうよ。
「今後このようなことが起きないよう・・・」の決まり文句で幕引きするだろう。
そうだそうだ、昨日宮崎県漁業管理課の課長名で「遊漁船の営業の実態調査」なる書類が届いてました。
今まで関わったことのないお役所から「水産庁からのお達しで調査する」らしく、今回の事故を受けて慌ててこれまでの不作為の事実はなかったことにする意図のようだ。
まあ、お役所らしいと言えばそうだけど、稚拙過ぎて笑っちゃいますわ。
今港の船の中でこの記事を書いてるが、この間にも白タク船が客を満載して沖に出て行ったけど、こんな脱法行為を管理監督の役所は見て見ぬふりしてるから何を言ってもまるで信用なりませんわな。
事前に事故を防ぐ感覚が無いか、ただ単に面倒くさいからなのか分からんが、いろんなところに森友問題が存在しますがね。
さあて今日はベタ凪ぎで雨も降らないみたいなので、久しぶりに沖に出てみましょうかね。
今日は最悪の潮周りで、潮がめちゃくちゃ引くので午前10時から午後5時頃まで入港できず、しかも昼から南風が吹く予想に変化したので、今日は敢えて中止しました。
波が出てきたけど帰るに帰れないとなると地獄状態になりますからねぇ。
明日だけは大丈夫だと思われるが、明後日からは本格的な梅雨の天気になるみたいなので、多分沖に出られる日は少ないでしょう。
こんな時はお金使わないようにジッとしてましょうかね。