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せいゆう丸釣行記
最近釣れない情報しか提供出来ないのでアップするのは気が引けるが、今日も全く釣れませんでした。
今日は朝から下り潮のいい感じでしたが、海の色はまっ茶茶で、いかにも釣れなさそうな気配。
遠出しても釣れてないとの情報もあり、いつもの野島前32メートルでイカリを打ってサビキを振るも無反応。
ああ今日もダメかと思いつつ魚探を見るとなかなかの反応があり、写真を撮ってみました。
釣れている頃であればこのような反応の時は超入れ食い状態になるのですが、今は食べ物に無関心のようです。
今日は久しぶりの凪でポカポカ陽気。
へそ天で昼寝しておりました。
野島沖から別荘群を撮ってみました。
北寄りの季節風がなかなか収まらず、3月2日に潜行板引っ張りでサゴシが1匹釣れたのを最後に、およそ1週間ぶりの出漁でありました。
まだ薄暗い中、いつものように堀切峠から日向灘を見下ろすと、よく見えないが昨日の夕方より波があり、北東からのうねりが入っている模様。
船酔いが持病の自分はとたんに戦意喪失状態。
でも気を取り直して湾内のサゴシ引っ張りだけでもと車を内海港まで走らせ、乗船し各点検を済ませた後我が盟友せいゆう丸の機関ヤンマー3LMのエンジンパネルのキーをひねる。
「バッバッバンバンバン」と火が入るかと思いきや、「グル グル グー」と頼りないセルモーターの起動音。
「ヤバイ!」
一週間位のブランクではバッテリーの消耗に影響与えるものではありませんが、よく見ると前回下船した際メインスイッチを切り忘れていた事が判明。
GPS・魚探・ラジオの待機電流が少しずつバッテリーの電気を消耗していたようです。
ポータブル発電機で充電すること3分。無事エンジンに火が入り、ロープを解いて竹棒で岸を押して漁場へGO!と思いきや、船が岸から離れない。(^_^;)。
ペラを覗くと、「ギョヘー」。何とグジャグジャのロープが見事に絡まっているではないか。
竹棒で外すレベルの絡まり方ではなく、まさにがんじがらめの状態。
離岸するときはこのようなトラブルを回避する為、常に後進にギヤを入れず、ニュートラルのまま竹棒でバックすることを心がけているのですが、今日は充電が心もとなかったためアイドリングを上げていたため、そのため僅かにペラが空回りし、たまたま海底の廃ロープを巻き込んだものと思われます。
ギヤが入ってなかったとはいえギッチリ噛んでいるので切断するしかありません。竹棒に目の細かいノコギリを結わえゴシゴシ作業することおよそ10分。
無事切り離すことができましたが、波がなく無風で水面が鏡のような環境でこれほど手こずる訳ですから、沖でロープを巻き込んだら、多分助けてくれーってなことになるでしょうね。
せいゆう丸は古い船ですけど、ペラと舵を引き上げられる有明海仕様のため、海面近くまでペラを近づけることが出来ます。
それでも水の中は歪んで見えるし、揺れるし、力を入れにくいし、本当にロープを切るのは難しいので、シャフト船はロープを絶対ペラに絡ませてはならないと再認識いたしました。
そんなこんなでサゴシの時間を失い、波も高いのでダメ元で野島前を探索しましたが、魚の活性は依然としてなくホバリングしている感じでした。
ショットガン的に仕掛けを落とすも全く反応ないので帰港。
黄金の瀬に出漁した漁友から連絡があり、潮が動かず何も釣れないので帰港したとのこと。
しばらくはこの状態が続くのでしょうかね。やれやれです。
今年の冬は漁に出られない日が多いですね。
毎日のように北風が吹きまくり、日向灘は真っ白な波が立っております。
堀切峠から黄金の瀬あたりを眺めると、岸近くは波の影響で少し茶色の色をしておりますが、沖は真っ青な綺麗な色でありました。
2~3日前の漁友からの情報では、黄金の瀬あたりも潮が動かず、メジナを狙っても釣れてないとのこと。
本当に釣れない時は、どこに行っても釣れないものですね。
もう長いこと黄金の瀬付近に行ってないけど、5月の連休頃から梅雨時期にかけてイサキをよく釣ったものです。
せいゆう丸は船足が遅いので、あまり遠くまで出かけません。
いや、近くでも結構釣れるのでその必要がないと思っております。
せいゆう丸の日常的な漁場は、タンク前・野島前・イルカ岬前・伊比井沖あたりかな。
この近辺は砂地にちょこっとした岩・根が点在し、上り潮・下り潮で場所は異なりますが、アジのポイントがあります。
でも水温の低い今の時期は、たまに10匹程度釣れるくらいで、コンスタントには釣れませんね。
気象庁発表の海水温分布図を見ると、あと20日程で海水温の上昇の兆しが見られるようになりますので、カワハギ君と知恵比べしながら時を待たなければなりません。
天気予報では波高1・0メートルとのこと。
船酔いがひどい自分には最高の漁場環境。早速暗いうちに内海港に到着、餌と氷を積み込み、防寒着を着ていざ出港。
港を出るとうねりが少し残るも、穏やかな海面が広がっています。
いつものように潜行板のついたサゴシ引っ張り仕掛けを投入し、時速9kmで南進すると水深14メートルの湾内で最初の当たりがあるものの、フッキングしなかった。
「ウヲー久しぶりの当たりじゃん(@_@;)」
それもそのはず、ここひと月ほどサゴシの姿を見ることができなかったので、懐かしい当たりの感触に感動しつつそのまま南進を続けました。
「ゴクッゴクッ」
サゴシ特有の当たりが左手に伝わり、反射的に道糸を大きく引っ張ると無事フッキングが出来たもよう。
上がってきたのは中くらいのサゴシでしたが、久しぶりの獲物に嬉しさがこみ上げてきました。
昨年の晩秋には専門に狙う訳ではなく、漁場への行き帰りに引っ張るだけで10本位釣れた時もありましたが、水温が低下するに従い徐々に釣れなくなり、ひと月前から引っ張っても引っ張っても飛びつくことがありませんでした。そのためサゴシのシーズンは終了したものとてっきり思っていましたが、まだいるんですね。良かった、良かった。
ダメ元で引っ張ってみるもんですね。何が飛びつくか分かりません。
夕方、帰港中にサゴシが水面から体を飛び出して獲物を追う光景を見て「まだいるぞ」と、確信いたしました。
ところで青島・内海沖は水温低下の影響か、魚全体の活性が低いようで、下り潮が良い加減で流れているにも関わらず全く釣れません。
かろうじて交通事故的に天秤仕掛けに飛びついてきた大アジが1匹釣れた程度でした。
他に真鯛の赤ちゃん2匹 本カワハギ2匹 イシガキ鯛の赤ちゃん1匹 カサゴの赤ちゃん1匹 以上でした。
大アジは50cm弱・800gほどあり、あまり見かけない大きさでした。
刺身やタタキで旨いだろうな。
水温が上がるのを待つしかないですね。