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せいゆう丸釣行記
あいも変わらず低水温と潮が変わらないため、貧漁が続いてます。
私、午前3時から4時の間に起きて、午後7時に就寝する生活をしております。
夜明け前の国道10号線を走っていますと、最近やたら舗装工事の片側通行に遭遇します。
一昔前からしますと随分公共工事のあり方が変わりまして、舗装工事のほとんどが夜間工事で実施されておりまして、人目につかないところで舗装工事が実施されております。
でもこれが曲者でありまして、知らないうちに税金が国土強靱化の名のもとに、税金が一番簡単な舗装工事に使われているのであります。
お役所様においては、国家・与党の方針に従って予算を使え切ればいいし、難しい国土強靱化の施策など考えなくていいし、国民からは道路が綺麗になって良かった良かったと褒められるし、一番税金の使い道なんでしょうね。
でも、国民が少子で少なくなっている環境の中でこんなことでいいんでしょうかねえ。
ヨーロッパでは石畳の道路が当たり前で、日本ほど舐め尽くすような舗装をしているような国はありません。
それより少子化対策として、保育所の整備とか人口を増やす政策を考えることはできないのでしょうかね?
日本政府は少子化対策を本腰入れてやるべきではないでしょうかね。
景気の前に人ですよ。生産活動ができる人の確保が一番大事ではないでしょうかね。
舗装工事どころではないのではないでしょうかね。?
女性にもっと仕事をしてもらいたければ、女性が安心して子供を預けて仕事をできる環境を作る必要があるのではないでしょうかね。
何千万・万何億円の舗装道路工事の看板をみると、漁師の自分はそう思いますね。
この時間は(午前6時)は、すでに出港している頃ですが、今日は結構な雨模様。
しかも時折雷の音がするので、今日の漁は中止することにしました。
午前中はカミさんが、味噌を70キロ仕込むと言っていたのでそのお手伝いをし、午後は漁友のエンジンオイル交換のお手伝いをすることにします。
昨日は交通事故的なメジナが釣れましたが、それにしても相変わらず全般的にお魚さん達は餌を食べるのが億劫なご様子。
「億劫」だと魚に聞いたのか?と言われそうですが、年間通じて魚と付き合っていると何となくわかりますね。
例えばサビキ釣りの場合、環境的に心地よくて盛んに餌を追っているのであろう時は、12本の上の針から下の針まで満遍なくかかってきます。
ところが今の時期ではくわえる場所が下針あたりに集中してます。
多分海底近くでじっとしているのでしょう。
また盛期には撒き餌を間断なく与え続けると、群れがその辺から離れず釣れ続くものですが、今の時期は午前9時頃になると食べることに飽きるのか、三々五々散らばって釣れなくなります。
漁友(皆さん先輩ばかり)は、「今の時期は南からの上りの鉄砲潮が来て海の色が一変するんだけどなあ」、と口々に言っております。
皆さんそれぞれに手帳などに釣果を記録されているようで、今年の不漁が長引いているのは真実のお話であります。
気象庁が毎日アップしている海水温のグラフを貼り付けてみましたが、なるほど去年と今年は日向灘沖における21°の等温線の具合がかなり違いますね。
ちなみに上が去年の3月18日、下が今年の3月18日です。
10日程遅れているようですが、もう間もなくお魚さんの活動が活発になるでしょう。
昨日は南風が吹くとの天気予報を信じて、出漁を取りやめておりました。
今日は超べた凪で船酔いがひどい自分には最高のコンディション。
今朝は6時に出港して、いつもの野島沖32メートルを目指してエンジン全開・・・と言いたいけど燃料がもったいないので、いつものように時速8~9kmでまだ暗闇の中トコトコと移動。
到着した頃ようやく朝日がうっすらとし始め、仕掛けを作れる明るさになってきました。
魚探を確認するとなかなかの反応があり、潮の上流側に30メートル程登ったところでイカリを投入。目的の場所にうまく着ける事ができたようです。
自分は漁のときは決め事をしていて、それは必ず天秤仕掛けを一番先に投入することであります。
サビキをしているとどうしても上げ下ろしに忙しいため、他の仕掛けを入れることが億劫になります。
サビキは絶大な釣果をもたらしてくれますが、天秤には天秤の仕事があります。
サビキに見向きもしない魚達が、なぜか天秤仕掛けに活発に食ってくる時がよくあり、やはり仕掛けを出しておかないとチャンスを自ら捨てているようなものと考えています。
しかし最近の低水温とドブ潮の中ではさすがに天秤仕掛けにもあたりがなく、3回続けてスカでした。
今日もどうせダメだろうと思いながらもお約束通り天秤仕掛けを投入。
頭からダメと思っているのでサビキに集中していると、なんとなく天秤の竿に異変を感じ目をやると、竿先がグニャーっと海中に突っ込んでいるではありませんか。
慌てて巻き上げるとかなりの抵抗があり、ほどなくあがってきたのは1.3kgの良型のメジナ。
やっぱり天秤は磯魚には強いですね。
このあと天秤には何も反応せず、サビキに中より小さいアジが20匹、真鯛の子供が1匹釣れて、例によって9時頃にはさっぱり釣れなくなったためサッサと帰港。
ニベもそろそろアジ子にまとわりつき始めたようで、ニベの歯型ががっちり付いたアジがこれです。
一昨日(16日)は、若干の上り潮だったためかちょっと透明度明度のある青い潮でした。
午前7時頃から8時半頃までに、結構型のいい白真アジが6匹釣れました。
しかし9時頃になるとピクリともせず、ジ・エンド。
本日は午前6時に出港して、いつものように日の出を拝みながらの出漁です。
日の出はほぼ毎日のように見ていますが、美しいですよね。
朝にめっぽう強い自分は(夜にめっぽう弱いが)、朝が大好きです。
早朝の移動では車は少なく、信号もパカパカしているところが多いので、スーイスイと目的地に到着しますし、後ろから追いまくられることもあまりありません。
今日も大潮で潮の流れを期待して、いつものように時速9kmで野島沖32メートルのポイントへ。
今朝は期待に反して全く潮がうごいていないようで、船足が早くなることも遅くなることもなく目的地に到着。
ここのポイントは最近午前9時頃までは魚影があり、ポツポツ釣れているのですが、潮の動いていない今朝も期待を裏切らず結構な反応がありました。
水深32メートルのこの場所ですが、魚影の下端と海底の間に隙間がありますが、このような場合往々にしてプランクトンや生まれたての小魚か小イワシが多いですね。
案の定仕掛けを入れても子アジがパラパラ食ってくるくらいで、大型のアジは釣れません。
ダメかなあ、と思っていたとき漁友から電話が入り、「昨日中間層でチダイが食ったよう」との情報をいただきました。
改めて魚探を見てみると、確かに中間(20m)付近にパラパラとした反応が見えます。
数値からすると大きな魚ではないようですが、とりあえず20メートルまで仕掛けを入れてラインをストップ。
「クンクン」。
チダイ特有の引きが直ぐに有り、電動リールのスイッチオン。
結局お約束の9時頃にはお魚さんはどこにもいなくなり、即帰港。
300~500gのチダイが6匹 白真アジ3匹 子アジ6匹の釣果でした。
悪条件の中ではまずまずの結果だと思います。
北風による高波と、水温低下及び潮が流れない関係で、最近魚の顔を見ることがない。
今日は3月も中日。もうそろそろ活性が出てきても良さそうな頃で、様子見を兼ねて出漁してみました。
港に着いたのは午前4時半頃。目が早く覚めてしまったのでこんな時間に到着してしまった。
キャビンのある黒潮丸の中に潜り込み、寝袋に包まって夜明けを待つこと1時間30分。
今朝は放射冷却の影響でとにかく寒い。がながな震えながら東の空が明るくなるのを確認しせいゆう丸に乗り移ったが、デッキに薄い氷が張っていて危ない状況。
海水を汲み上げデッキにまいて氷を溶かす。
エンジンはいつものように一発で掛かり、サゴシ仕掛けを引っ張りながら野島沖32メートルへ。
潮が動かないからか、最近ずっと海の色が茶色で悪い。
こんな時はサゴシが食いつく気配がないので、しばらく引っ張って仕掛けを回収。
わずかに上り潮のようで微妙に船足が落ちる。とは言っても0.2~0.4km程度で、せいゆう丸のようにそもそも船足が遅い船でなければ気がつかない程度の流れのようだ。
お気に入りのポイントに到着すると、今までとちょっと違う活性の上がった感じの魚影が見られ、なかなか良い感じではありませんか。
まずは天秤仕掛けを投入後、サビキ仕掛けを投入。
自分の仕掛けは細もの仕掛けだから、早朝はアジが視認しにくいのかあまり食いついてこない。
3~4回投入・回収を繰り返すうちに魚探に活発な反応が出て、大と中の間のアジを2匹・中より小さなアジを10匹位ゲット。
サビキに集中していたら、天秤仕掛けに何か食っているようで、竿先が海中に入っている。
ハリスは5号だから切れる心配がないので、ゆっくりとリールを巻くと、約1kgのメジナをゲット。
でも釣れ始めて1時間もしないうちに当たりがパタッと止まり、イカリを上げて周囲を確認したけど、朝の反応はどこにもない。
あちこち回ったけど同じ状況で、さっさと帰港しました。
大潮の今日は9時半頃までに帰るか、3時過ぎまで待つかの選択をしなければならないのですが、今日は早上がりして他の仕事をすることにしました。
帰港してデッキを洗い、餌を海水で流す作業をしていたところ、水深約70cmの海底に目をやると、チヌの子やフグの稚魚の下に何やら大きめな魚の影がチラリ。
ニベのような姿の魚が沖アミをパクパク食っているではありませんか。
呑気な魚もいるもんだと思いながら沖アミを投げてやると、底に落ちた沖アミをバクバク食っている。
ピンと閃いてとっさに天秤仕掛けの先針に沖アミを刺して海底に投入。
パクパクと何の警戒心もなくあっさり食べてくれて、セイゴをゲット。
ヤッタネ。
明日も出漁しますが、凪のようですので夕刻まで粘るつもりです。