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古本屋日誌
今日は三連休最終日で、久しぶりに特急で三条に出てみた。
12時前にプレミアムカーを予約しようとしたが、満席で果たせず、枚方で最先頭車両から特急に乗った。あまり混んでおらず座ることもできた。
ブックオフ三条駅ビル店に行ってみた。ここの店は前はよかったのだが、不思議なことにこの1年以上いい本をあんまり置いていない。
文庫の分類は海外と日本の文豪作品(海外がそう本棚三本、日本が二本)、岩波文庫、草思社文庫、河出文庫、ちくま文庫、ちくま学芸文庫、講談社学術文庫、中公文庫と文春文庫のノンフィクション、朝日文庫、創元推理文庫、ハヤカワ文庫などが文庫ごとにまとめて置いてある。
相変わらず同じタイトルの本がたくさんあって、本が集められないのか、理由がよくわからない。今は普通にやっていたらいくらでもいい本は手に入るからだ。
岩波文庫の『ブッダのことば』、新島襄の本や、講談社学術文庫の『日本書紀』、中公文庫の『レイテ戦記』(新版の4巻スタイルのやつ)なんかがダブって置いてある。
ただ、ちくま文庫の『大菩薩峠』は見切られて220円コーナーに移動となっていた。このシリーズは20巻近くもあって、読んでも長すぎて面白みに欠ける、と俺は思う。
地下のお好み焼き屋で焼きそばとたこ焼きのコンビ(980円)を食べて、再び特急で今度は出町柳に出た。
葵橋は観光客やカップルでいっぱいで、頭上にはバカを探すトンビさまも待機しておられてピーヒョロローと鳴いておられる。
枡形商店街近くの「ふたば』は名物の豆大福を買い求める人々ですごい行列で、今日は店の前だけでなく、河原町通を渡った歩道のところにも30メートルくらいはありそうな行列だ。枡形商店街を入ってすぐ右手にもお菓子屋さんがあって、豆大福も売っていて、俺はとても美味しいと思うけどな。
商店街入ってすぐ左手のうどんと鯖寿司の小さな店も例によって行列。ここは井戸水で出汁を取っているそうだ。
てくてく歩いて、古本屋『上海ラヂオ』、ここも乳母車の家族連れや、小学生を連れた人たちも含めて賑わっている。この古本屋は定期的に京都のスーパーで古本市を開催している。店頭には段ボール箱に入った新入荷の単行本が並んでいる。
大友克洋の『アキラ』の端本が1冊300円で売っているし、旧版の『自由からの逃走』は100円。
店内に入ると、左の壁には全て100円の文庫本、その後前の本棚にも100均の時代小説の文庫がずらりと並んでいる。山本周五郎の本もたくさんある。
真ん中にも本棚があって100均一の単行本と新書がある。
この本屋の少し向こうに『ぼあい書房』がある。たくさんの図録、明治時代の教科書、紙もの、錦絵が店頭に並んでいて素晴らしい。
うちのパソコンとプリンターは今年の2月にジャパネットからセットで購入したキャノンのものだ。
このところ立ち上げてクリックポストの印刷をしようとすると、うんともすんとも言わず、反応しない状態がしばらく続く。
仕方ないので、さらに次の注文品の印刷指示を出すと、まとめて動き出して印刷してくれる状態から。
それが、金曜日の4時過ぎには、全く反応しない事態となった。
仕方ないので、キャノンの相談インフォメーションに電話して症状を伝えて、オペレーターの指示通りに、ノートパソコンとプリンターのWiFiでの接続状態をチェックしたが、それは問題はなく、「印刷出来ます」との表示が出るし、パソコン上にトラブル発生の表示も出ない。
その後「一度コンセントを抜いて、しばらくたってから、入れ直してください」との指示が出て、その通りにすると、ノートパソコンの画面は「オフラインです」とプリンターとの接続が切れた。
「それは一度電源を落としたからそうなっているわけで、では、再起動して下さい。再起動できたら、知らせて下さい」とのことで、その通りにしたが、これがかなり時間がかかるのだ。
明日から三連休で、郵便局の出荷が出来ないので、これから郵便局にメール便を持って行こうとしていたのだが、再起動待ちはまだまだひまいりそうだ。
すでに4時50分くらいとなり、5時の閉局まで少ししかない。
仕方ないので、作業を中断して自転車で萱島郵便局に持ち込んで出荷を済ませて、帰宅したら、プリンターの排出口にたくさん印刷できたクリックポストの紙が溜まっている。
郵便局に行っている間に再起動も終わり、正常にプリンターが戻ったようだ。
今日から谷町四丁目の古書会館で古本市。9時に郵便局に出向いて出荷してから行ってみた。
谷町線の谷町四丁目駅の最先頭車両から降りて、そのまま右手の階段を上がり、改札を出て、エスカレーターから地上に出る。すぐ右手は中央大通りだ。
幅二間くらいある歩道をだらだらくだっていく、すぐ左手にはアパホテルがあって、昼ごはんはここで食べることが多い。(バイキングで1100円)
一筋目を左(南)に横たわって、しばらく行くと右手に南大江小学校のグラウンドが見える。
生徒数の急増で、もともと狭いグラウンドの一部を潰して、4階建ての校舎を建てたので、窮屈な感は否めない。しかし、子どもは叫び声をあげてうんていやら、校舎の裏やらで大騒ぎしている。
道は上りになって、信号のある和泉町の交差点、ここにはファミリーマートがあって、10時の開始までしばらく時間をつぶすことができる。
前は雑誌も置いていたし、セルフレジや飲食スペースもあったのだが、今はそのいずれもなく、代わりに、いろんなおつまみが並んでいる。茹でた南京豆なんかも置いていて、ビール党にはたまらないだろう。
交差点を超えてさらに南に進むと、太陽コーヒー、居酒屋の酒米なんかがあって大阪古書会館だ。
間口は5間くらいはあって、5階建てで、前の道も広くて、神戸の古書会館とは違い、トラックを横付けできる。
10時5分前に到着したが、前には20人くらい並んでいて、いつもよりは少ない感じだ。
さて10時丁度に開店、いつものようにアジア號の店主が「おはようございます‼️」と元気よく挨拶される。
今回は初めて「古書牛歩」と「エイトブックス」が参加しているそうで、「牛歩」は入ってすぐ右手にたくさん100円均一の本を並べていて注目されていた。岩波文庫の『耳袋』なんかも並んでいる。
アジア號は紙モノ、古地図をはじめたくさんの単行本が並んでいる。
矢野書房も人気で文学書がたくさん並ぶ中、単行本の『秘境西域八年の潜行』3巻揃(3500円くらい)もあった。またガラスケースの上には川崎ゆきおや花輪和一の単行本もあった。
ディックはとてもきれいな様々な文庫本や新書本、雑誌が並んでいる。講談社学術文庫の『密教経典』(500円)なんかもあった。
真木書店も単行本、文庫本の著者サイン本をたくさん並べていた。中には半村良のもあった。
寸心堂はいつも通り、西洋文学の単行本のや文庫本がたくさんあるほか、大江健三郎の単行本もたくさんあった。
汎書店はたくさんの単行本のほか、文庫を1冊200円、3冊500円で出していた。中には新潮文庫の今東光『悪名』、講談社文庫や角川文庫の古山高麗雄の本もあった。
横丁には、和本がたくさんあるほか、いろんな単行本が並んでいる。民俗学者の中山太郎の本、筑摩書房の『現代民話考』の数冊とかもあった。
厚生書店はたくさんの文庫本が平台に並んでいる。朝日文庫の『宋詩選』揃、『唐詩選』全4巻揃、岩波文庫の『常山紀談』(カバーなしのやつ)なんかも目についた。
どこの本屋が出しているかはわからなかったが『宮本百合子選集』全12巻揃、外箱付きもあって1000円くらいで売っている。
こないだの知恩寺の古本市でも『宮本百合子全集』が8000円でお堂の周りに並んでいたのを見た。20世紀を代表する文学者なのに不当に評価が低いのは不思議というほかない。
NHKの『バタフライ イフェクト』で戦争中の文学者を取り上げていたが、永井荷風の『断腸亭日乗』を引いて戦争への抵抗だと言っていたが、宮本百合子に全く触れないのは理解に苦しむ。
月曜日は出荷する本が多いので、日曜の晩に、本棚から該当のを探し当てて用意する。
ところがオーダーのあった岩波文庫の『霊の真柱』(平田篤胤)初版が見つからない。
日本思想のジャンルで、背の下に青い部分のあるポピュラーな本で、ネットに保存してあるデータでは去年の8月に入力している。それにもかかわらず該当の棚に見当たらない。
品切れを通知してもいいのだが、Amazonの規定では1週間に注文品の2.5%を超える品切れはペナルティの対象となる。もちろんそこに抵触する状態ではないが、見つからないのは嫌だ。
幸いこの本は新刊でも売っていてジュンク堂の天満橋店にも在庫があることがわかったので、早速ネットから注文を入れて在庫を確保して、郵便局に出向いて出荷した後、京阪電車で出向いた。
ジュンク堂天満橋店は、京阪の天満橋駅のすぐ上にある元は松坂屋だったビルの7階。他の階にはダイソーやユニクロなんかが入っている。
エスカレーターを境に南側はマンガ専門エリア、北側は活字本となっていて350坪くらいはあるのではないか。
新刊は現在売れ筋のものが、入り口の目立つ本棚に並んでいる。雨穴のいろんな本、地球の歩き方の『オルカン』、吉田修一の『国宝』などだ。以前は有人カウンターのだったが、最近セルフレジが新設されて、店員さんが「セルフをご利用ください」と呼びかけている。
俺はネットで注文を入れているので、有人レジに出向き、宝島社から出た佐藤輝明のホームラン本と一緒に『霊の真柱』も購入。
ジュンク堂書店のフロアーの北側、大川に面した一角には喫茶店があって、昔風のプリンが食べられるのでそこに入って佐藤輝明の本を読んだ。
この喫茶店は、昨今増えているが、スマホでバーコードを読み込んで注文するシステムで、これはこれで間違いもなく便利だと思う。
早速コーヒーとプリンを注文(1400円くらい)。
宝島社の佐藤輝明本は、今シーズンの40本の本塁打の球種とコース、球速(一部記載されていないのもある)球場の写真を使っての弾道表示、大きな写真、試合のデータなどから構成してあった。
俺は佐藤の確信歩きが面白いと思っていて、この本にも彼がバットを片手で持って、スタンドの方を悠然と眺めている写真が何点も掲載してあってよかった。
とりわけ最終戦でスワローズの青柳から放った40号は、見開きで確信歩きポーズが載っていて素晴らしかったな。
結局『霊の真柱』は夜帰宅してもう一度、念のために棚をチェックしたら、あっけないほど簡単に見つかった。
今日はいい天気で、昼から北浜に出て堺筋線に乗り換え、恵比寿町で降り、堺筋をてくてく北向きに数分歩く。
久しぶりに「まんだらけ、グランドカオス」に来てみた。なんでも移転5周年だそうだ。
ここは堺筋に面した細長いビルで、間口は2間くらいしかないが、横幅は30メートルくらいはありそうな6階建だ。
メインストリートから少し入っての南側の黒い壁に白いペンキで落書きされている。
かなり前の深夜に何者かがやったことらしいが、犯人をどうしても捕まえたいと、店内には有力な情報をくれた人に30万出すと掲示されている。
俺はフギュアにもプラモにも、カードにも一切興味がないので、さっさとエレベーターで4階。
ここは画集、写真集、文学書、哲学書、音楽本、スポーツ雑誌、タレント本、タレント写真集、占い書、オカルト本、絵本、探偵小説なんかがところ狭しと並んでいるのだ。
本は全て透明なシートでラッピングしてあって、必要な本には刷やコンディションが書いた紙片が貼り付けてある。
本はどれもいいコンディションのものがほとんどで大したものだ。
画集のコーナーにはアラーキーのものもたくさん並んでいるが、俺は『別冊太陽』の北斎特集号が欲しかったな。
文庫本は岩波文庫、ちくま文庫、講談社学術文庫、講談社文芸文庫、サンリオSF文庫なんかがそれぞれ並んでいるが量はそこそこ。文芸文庫では森銑三の『物いう小箱』(2000円)サンリオの『馬的思考』(帯、1000円)が目についた。
単行本は田中小実昌や村上春樹なんかが、たくさんある。
また、小林信彦の『冬の神話』(単行本)や川崎彰彦の『二束三文詩集』『夜がらすの記』、小島信夫、坪内祐三『別れる理由が気になって』(単行本、帯)なんかもあった。
占いの本では野末陳平の『姓名判断』(2500円)もあった。
探偵小説コーナーでは角川文庫の白背『悪魔が来たりて笛を吹く』(4000円)があったし、音楽本コーナーには小林信彦の『エルヴィスが死んだ』や単行本の『日本の喜劇人』なんかも並んでいた。『大阪古地図むかし案内』(正、続、続々)なんかもきれいなのがあった。