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古本屋日誌
プリンターの不具合が続いていて、パソコンから無線でつないでの印刷指示が実行されない。
仕方ないので、キャノンの有料相談で、電話でサポートを受けて、「プリンターの電源を落とす」「プリンターのコンセントを抜いてから入れ直す」「パソコンを再起動する」などのアドバイスがあったが、どれも効果なかった。
お客さんの注文は、毎日あるので、印刷できないでは済まされない。
やむなく、スマホからプリンターにWi-Fiで指示を送り、印刷することにする。
これは問題はなく、順調に作業は進むし、スマホでは細かい印刷状態の選択もできて、濃度を「下書」モードにしてやってみた。
確かにかなり薄めだが、クリックポストの二次元コードなんかも問題なく読み取れるし、インクも節約できる。
しかしパソコンから印刷できないのは問題で、今度はジャパネットに相談してみた。
ネットからメールでプリンターの型番、今年の2月にパソコンとセットでこうたことなどを知らせると、翌日電話があったが、仕事中で出られなかった。
留守電が残っていて、AIによる文字起こしで「また電話を差し上げます」とある。
その後も数回電話があったのだが、おりあしく出ることができない。市外局番は福岡なので折り返すのもどうかと躊躇っていると、今日の朝10時前に再び福岡局発信で電話がジャパネットからあった。
今回も仕事中だったが、なんとか取ることができて、状況を伝えるとオペレーターからパソコンを立ち上げて、指示通りやってくれ、とのお話で画面に出てきた4桁のコードを向こうに伝えると、パソコンをオペレーターが福岡から遠隔操作できるようになった。
あれこれ調べて下さって、「パソコンとルーターを線で繋いでますね。これではWi-Fiで印刷指示がプリンターに届きません。すぐにパソコン左のルーターからの線を抜いて下さい」とのことで、その通りにしたら、今度はちゃんと印刷できた。
今年の2月にこうた当初、ルーターとパソコン、パソコンとプリンターはUSBケーブルで繋いでいたのだが、プリンターとパソコンを繋ぐ方のが断線したようで、反応しなくなったので、やむなく無線LANに切り替えたのだ。
しばらくは問題なく印刷できていたのが不思議といえば不思議だな。
「ありがとう、ございます、助かりました」と申し上げて電話を切ったのだが、なかなか大したサポートだと感心した。
最高の古本屋はブックオフである。
どの古本屋と比べても引けを取らない品揃えであるし、店は広く立ち読みもいくらでもできるし、大きい店なら手洗いも完備している。
店舗は交通至便なターミナルにあって、近所にはいい喫茶店もたくさんあって、こうたばかりの本を抱えて、コーヒーを楽しみながら読み耽ることもできる。
その素晴らしいブックオフだが、だいぶ前から扱う商材が多岐にわたるようになっている。
CD、DVDはもちろんのこと、ブランドバック、靴、服、ジュエリー、ウイスキー、カード、ゲームソフト、楽器、テレビ、パソコン、スマホなどなど。
この頃など店内に「お客さま、取り外した銀歯はございませんか❓銀歯にはレアメダルが含まれております。歯科関係者様からのお持込もお待ちしております」というアナウンスが流れている。
そのためこれまで本やマンガのスペースだったところを取っ払って、これらの新商材をズラリと並べるようになった。
本を置くスペースが少なくなったのだが、反対にお客さんからの買取依頼は増えていて、それも年中途切れることがない。
これはたくさんの老人が死んでいるからで、遺族が「なんぼかんぼでもかまへんよって、引き取ったってや」と買取依頼をしてくるからだ。
買い取った本を倉庫などに保管するとなると、その分出費となるから、いま売り場に刺さっている本を抜き取って、安い値段に(220円とか110円)付け替えて均一本コーナーに出して、空いたスペースに買い取った新しい本を入れることになる。
これはめんどくさいよね。
というのもブックオフは均一本もごちゃごちゃに詰め込んでいるのではなく、ジャンルごとに細かく分類して本を並べているからだ。
「日本史」「世界史」「宗教」「サイエンス」「文学」「アウトロー」「人生論」「日本の小説」「時代小説」「世界文学」「河出文庫」「創元推理文庫」「新潮文庫の海外文学」などと実に細分化されている。店によっては「日本史」のジャンルの中で、さらにレーベルごとに文庫本をまとめて置いているところさえある。
「日本史ジャンルの岩波文庫」「日本史ジャンルのちくま文庫」てな具合で、これをやる手間を考えると気が遠くなるな。
ベテランの店員が自ら模範を示し、新米店員を指導しながらやってるんだろうけど、分類作業はやりだすとやめられなくなる中毒性があることもよくわかる。
普通の古本屋なら、そんな手間隙のかかる作業は無理なんだが、ブックオフは高い売上を保っているから、人手を動員して、このややこしい作業を遂行できるのだ。
また、一等地に出店しているわけで、売れない商品をいつまでも置いておくわけにはいかないという事情があるのだろう。
というわけで、ブックオフはこれまで以上に本や漫画の回転ペースを上げている感じがするのだ。
ただ謎の例外は京都の三条駅ビル店で、こんなに本を仕入れやすいご時世に、いい文庫本を持っていないのは驚きでしかない。
三ノ宮は神戸随一の繁華街で、心斎橋や銀座に相当する。
JRと阪急の高架の前には阪急百貨店、マルイ、センタープラザがそびえ立つ。
高架下にはラーメン屋、居酒屋、眠々、喫茶店、ビアホールなどが入っていて便利だ。チケット屋もあるし、古本屋は「三宮古書店」がJR高架下にある。
ここは間口は一間半くらいだが、奥行きがあって10坪くらいだと思う。
驚かされるのは置いてある本のジャンルの幅広さ。
入り口の手前左側の、高架2階の飲食店に続く階段のところには高さが180センチくらいはある巨大な本棚が設けてあって100均の文庫本や新書が並んでいる。
店頭には本の表紙を見せるラックが設置してあって300円から500円くらいの単行本や雑誌がある。『月刊京都』の創刊号(300円)、丸山眞男の『日本政治思想史研究』(500円)なんかもあった。
入ってすぐ右手には児童書、絵本、児童書に関する本が天井近くまでズラリと並ぶ。
左手の壁が本棚で、時代小説、小説、教養書の文庫ときれいな新書がたくさんある。棚の一番上にはいろんな辞書もある。
その横には岩波文庫、中公文庫、講談社学術文庫、ちくま文庫などもある。ちくま文庫の太宰治全集もある。(7000円)
文庫の下にはさまざまな図録や雑誌(雑誌『鳩よ』なんかもたくさんある)さらに郷土史の本、歴史関係、思想書(内田樹や吉本隆明、ニーチェとか)、映画関連の本(双葉十三郎など)洋書があってどんつきの見上げるような本棚には西洋文学関係、詩集、日本文学、古本関係が並ぶ。
この本棚はチェスタトン、山田稔、天野忠、庄野潤三など渋い品揃えだ。
右手の奥がレジになっていてその手前には黒っぽい本が本棚平台に置いてある。芥川の『支那遊記』、戦前の世界地図帳なんかもある。スポーツ
さらに続いてマンガ、実用書、小林信彦、写真集、建築関係、音楽書、料理、手芸書ときて、入り口のすぐ右手には新しい小説の単行本が並んでいる。
品揃えは実に豊富で大阪の天牛書店にも匹敵する感じがする。
置いてないジャンルといえばオカルト、占い系の本、囲碁、将棋の本、山関係の本くらいだろう。
双葉社から雨穴の『変な地図』が出て、どの本屋でも目立つ。平積みされている本屋もある。
よく行くブックオフで探してみたが、今のところ置いてなかったな。
それで、ジュンク堂天満橋店に出向いてこうて、早速読んでみた。
地図をめぐるミステリーで、巻頭には大判の見取り図がついているほか、本文各所にいろんな図がCGで作成されて載っている。
読者は、例えば自殺があった風呂場の配置を視覚的に掴むことができるし、なぜ事故死ではなく自ら死を選んだと結論づけられるのかも、添えてある絵から、納得することになる。
要するにストーリー展開が把握しやすくなっていて、すいすい読めるのだ。
今日は三連休明けで、かなり注文が入っていて、プリンターが動くのかも心配な上に、風邪気味で咳が出る。
また気管支喘息の薬も1ヶ月分飲み尽くしてなくなっていて、これから本格的に寒くなることもあって、呼吸困難になったりしたら困るとの思いもあって、出来たら時間を作って、萱島駅前の内田クリニックを受診したい。
朝食後10時から出荷作業開始、最初にメルカリのを片付けて、Amazonの安い本を読む手書きで進めて、1時間半くらいで完了。
内田さんは12時で午前の診療終了なので、雨の中自転車で駆けつける。
待合い室は3人。1人は診療待ちではなくて、「あなたね、処方箋を一枚しか薬局に持っていかなかったでしょ。もう一枚もっていかなんだら、薬ぜんぶ貰われへんやない」と言われている老人だった。
すぐに診察を受けられて、問診、血中酸素などの測定をし、またレントゲンも撮り「とくに変わらんね、薬また一月分出しときます」
さて薬も手に入ったのですぐに帰宅して、食パンとコーヒーで昼飯。
1時くらいから、パソコンを立ち上げ、プリンターの電源も入れて、クリニックポストの印刷指示を出したところ、最初の1冊目はすんなりプリントアウト出来たが、2冊目からはうんとも、すんとも音沙汰なし。
仕方ないのでプリンターの電源を落としてから、コンセントを入れなおし、さらにパソコンを再起動してみたが、これがやたらに時間がかかるかかって、いつまでも「再構成しています」の表示が続く。
時間の無駄なので、スマホから印刷指示を出してみたら、これはあっさりプリンターが動き出して難なく完了。
それにしてもジャパネットたかたでノートパソコンとプリンターをこうたのは今年の2月。まだ1年も経たないのにこの体たらくでは、どうしょうもない。次からはもっとちゃんとしたところで買うことにしないといけない。