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古本屋日誌

2024-02-08 15:28:00

今日は嫁と信貴山に詣でた。JR王寺駅から、タクシーで1800円くらいで信貴大橋に到着。

 

 

王寺の駅からのバスは1時間に一本しかなく、逃してしまうと大変。

 

 

タクシーの運転手さんによれば「寅の日とか祭礼の時はお参りの方も増えるので、バスは1時間に2本になるんですが、30分ごとにくるんやのうて、やはり1時間に1本で、バス2台来るんですわ。ようわからん話ですな」

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2024-02-07 13:54:00

リタイアしてから、趣味で集めていた本を売って楽しく老後を過ごそうという人たちがいる。

 

 

せっせ、せっせと何十年もかけて集めてきた本を、自慢の店に並べて売っているわけだ。

 

 

そういう、しもたやみたいな古本屋の一つが京大の近くにある「喜多の園」だ。

 

 

店主は長野で茶を商っている老舗の六代目だそうで、家業に精を出して、老後の今、憧れの京都で好きな本を売っているのだという。

 

 

その店は東一条の交差点を少し西に行ったあたりにある小道を南に入ったところで10坪はない大きさだ。

 

 

社長の道楽なんだから、もっと気合の入った大きな店を想像していたが、そうではない。

 

 

話では蔵書は15000冊くらいとのことだが、大した量ではないな。

 

塾の先生をしていた貧乏時代の俺でも5000以上は持っていたからな。

 

 

太宰治の『津軽』の初版もあるそうなんだが、「まだ、売らない、手放すと寂しいから」と商売人とは思えない不思議なことを言う。

 

 

俺が見るところ、店内にさほどの稀覯本は、見当たらないな。

 

辻邦生、森有正、福永武彦、村上春樹、大江健三郎、子母澤寛、亀井勝一郎、後藤明生、古井由吉、柏原兵三などがある。

 

また『海』『文學界』など文芸雑誌の古いものが積んである。

 

 

しかし、例えば『海』ならかつて村上春樹がアメリカ文学の評論を連載していたことがあって、それはなぜだかわからないがいまだに単行本化されていないのだ。そのあたりを揃えていれば大したものだが、そんなこともない。

 

 

 

大江健三郎の本もいろいろ並んでいるが、『万延元年のフットボール』は初版ではないし、コンディションも悪い。

 

『洪水はわが魂に及び』もあるが、外パラがないコンディションで、珍しいものではない。

 

文庫本では新潮文庫の『人生劇場』全11巻揃が置いてあるけど、コンディションは悪いし、そもそも珍しい本ではない。

 

 

全共闘の本もあったが、稀覯本の関西学院大学とか早稲田大学のやつはない。山本義隆の『知性の叛乱』なんかがあるのだ。

 

 

会社の社長をしていて、大学は早稲田というし、金はいくらでもあるだろうに、いいコンディションの本が少ないのは不思議だな。

 

 

おそらく時間をかけていろんな古本屋を巡り、安価で手に入れていたのだろう。

 

金のない学生なら、理解できる行動だけど、その反対の立場の人が同じ行動を取る場合があるわけだ。


2024-02-06 00:49:00

スカイAでは、連日、タイガースのキャンプ中継を宜野湾市から続けている。

 

 

センターにチャンピオンフラッグが翻り感激もひとしおだ。

 

 

しかし、とりわけ野手の面々はまだまだ打率にしても、ホームランにしても上げてもらわないといけないので、見ていて楽しい。

 

 

3日目の解説者は矢野だ。開幕前にシーズン限りで監督を辞める宣言をして、開幕9連敗を喫した前監督だ。優勝特番や日本一の際にもテレビに登場しなかったので、解説者も引退するのかと持っていたが、そうではなかったようだ。

 

 

矢野は「やはり、ファンも叩き上げのクリンナップを、見たいんじゃないですか」という。

 

 

俺はそうは思わない。

 

 

優勝できるのなら、日本人であろうが、韓国人であろうが、ひょっと火星人であっても全然気にならないけどな。

 

 

矢野みたいなことを言っていると、例の村山実監督みたいなおかしなことをやりかねない。

 

 

キーオーという素晴らしい先発ピッチャーがいるのに、開幕投手に仲田のような全然力のないやつを指名していたなあ。

 

また「外国人で3Aから取ってきても、日本のピッチャーはいいから、活躍した選手て、ほとんどいないでしょ、だから外国人は6番、7番あたりで考えておく方がいいです」

 

これはその通りだろう。

 


2024-02-05 00:02:00

去年亡くなった大江健三郎が長らく、岩波書店の『図書』に連載していた「親密な手紙」がようやく刊行された。(去年の10月)

 

 

その中に大江が『ガンガンチュア物語』の挿絵本をわざわざスペインの古本屋まで買いに行く話がある。

 

なんでも渡辺一夫が書いたスペインのドレドでの古本屋のエッセーに添えられた写真にその『ガルガンチュア物語』がたまたま写っていたのだそうだ。

 

 

それでどうしても手に入れたくなって、海外で使えるカードと「そこそこのドル貨の入った財布」を手に、とるものもとりあえず、スペインのドレドにでむき、くだんの古本屋に行ってみた。

 

 

折り悪しく、ちょうどシェスタの時間で、店は閉まっていたが、大江は店があくまで2時間半の間、外で待っていたんだそうだ。

 

 

ひょっと本が売れてしまったら大変だと思ったわけだ。

 

 

店が開くと同時に入って、『ガルガンチュア物語』が欲しいというと、店主はすごく警戒している。

 

 

『ガルガンチュア』をフランスでもイタリアでもなく、スペインで求めようとするのはなぜだ❓とか、ラブレーの特製本を東京から飛行便で買いに来るとは‼️とか言われる。

 

 

大江がカードを出すと、店主は急いで銀行に電話をかけ、挙句「1週間後に現金で持ってくるように」と言われてしまうのだ。

 

 

大江はそれなりに現金も持っていたようなのに、カードで支払おうとしたのは、かなり高額だったからなんだろう。

 

 

店主にしてみたら、高い本をこうていただける上客なのではないのかな、それなのに「あんたには売らんわ‼️」と言わんばかりの対応は不思議だな。

 

 

トレドのこの古本屋は、京都の店みたいな感じなのかもそれない。自分だけのルールがあって、それに合わないやつらは客ではないというスタンスなのかもしれない。

 


2024-02-04 00:05:00

1月から4月半ばまでは、転勤や進学などで宿替シーズンで、古本屋としてはありがたい時期だ。

 

 

買取の依頼が増えて、しかもお客さんの依頼は「もうここらへんの本は荷物なんや。持ってはいかれへんさかい、なんぼでもええから引き取ったってや」ということなので、査定の金額に不満を述べられることはない。

 

 

古本屋としてはありがたい限りだ。

 

 

 

それで古本屋の在庫は積み上がるのだが、店の棚も既にたくさんの本で満杯になっているから、新しく買い入れた本を出そうとすれば、売れ残りを引きずり出して入れ替えないといけない。

 

 

しかし店の中は寒いし、正月気分が抜けないし、そもそも人手不足だからなかなか思うにまかせない。

 

 

手っ取り早く店の本を入れ替える、しかも労力を使わずにやる方法はある。

 

 

それは、バーゲンをすればいいのだ。

 

 

この本棚からここまでは全て100円‼️とか、もっとインパクトを追求するなら、大きめのレジ袋を用意して「詰め放題で500円‼️‼️」てなことをすれば、かなりはけるだろう。

 

 

もちろんバーゲンの前にチラシを大量に作って、近所一帯にポスティングする必要はあるけどね。

 

 

現に、日本一の古本屋であるブックオフは土日なんかに合わせて、定期的にバーゲンをやっている。