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古本屋日誌

2024-03-01 17:31:00

3月からは本格的な移動期となり、古本屋にも買取依頼が増える。(もっともうちにはほとんど来ないけどね。)

 

 

買取が増えるのは喜ばしいことなんだが、店舗を持っている場合は、値付けした後、どこへ並べるかという大問題がある。

 

 

棚を空けないといけないのだが、まだ売れてない本がたくさん並んでいるから、新しい本を入れるとすれば、古いものは潰しにして、つまり、ほかすか、大幅に値下げして処分するしかない。それには手間がかかる。

 

 

神戸の大地震があったあと、家賃が大幅に引き上げられてしまい、廃業に追い込まれた古本屋があった。

 

 

神戸県庁のそばにあった有文堂のことなんだが、なんでも「一気に家賃が4倍になってしまい、店をやってたら採算なんか取られへん」とのことで、店内商品を全て半額にして閉店してしまった。

 

 

なぜ家賃が4倍になるのかは、わからないなあ。

 

 

ナオミクラインのいう「ショックドクトリン」みたいなものなのかもしれないけど、わからない。

 

 

ただ神戸は地震の後も古本屋には優しかったと思う。

 

まず元町に今も健在の「古書倶楽部」。

 

 

地下に店があるのだが、30坪くらいはあるなかなか広い店だ。

 

 

ただ俺が見るところ、品揃えはよろしくない。

 

潰しにしかなりそうにない本もたくさん並んでいて、客に売ってやろうと考えているとは思えない。

 

 

これは思うに賃料が安いから、「売れなさそうやけど、処分するのも本は重たいし、費用もかかる。とりあえず置いとこか」というような思惑なんじゃなかろうか。