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せいゆう丸釣行記

2015-05-22 17:28:00

今日は26日で90歳を迎える父との釣行でありました。

 

父は天秤釣りが大好きでサビキをほとんどやらないためイサキを狙うつもりでありましたが、堀切峠から見た潮の色からしてほとんど動いていないと判断し、急遽イルカ付近のアジを狙う事にいたしました。

 

父は釣れても釣れなくても天秤オンリーでありまして、漁礁の入っている32メートルだったらイサキも来るかもしれんと思い魚探で覗いてみるとアジの反応がくっきり。

 

サビキを投入すると潮が全く動いていないのにパラリパラリと食ってくる。

 

でかいのは40cm近くありまして、自分は既に夕食の食材を調達できたのですが、親父殿の天秤仕掛けにはピクリともあたりが来ないまま10時を過ぎた頃、「何かキター」。

 

親父殿の竿が大きくしなって半分のされている。

必死の形相でのされては巻き、のされては巻きを繰り返すうちにだんだん魚が上がってくるものの、魚の抵抗は止む気配がない。

 

「腕がきつかー」 と半分弱音を吐きながら一生懸命リールのハンドルを巻いている。

 

少し濁った海中から現れたのは、それはそれは美しい真鯛様でありました。

 

自分がタモでゲットした瞬間、親父殿の腰が砕けてヘナヘナに。

 

親子で抱き合って万歳・万歳でありました。

 

 

家に持ち帰り体重計で測ったら70cmオーバーで4.7kgありました。

 

ものすごく太っておりまして、頭はデカイわ幅は厚いわで見事な獲物でありました。

 

明日あたり親父殿は病院行きでありましょう。