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せいゆう丸釣行記
いやー、参っております。黒潮の激流には。
今日と明日は荒天とシケのため、釣行中止といたしました。
体も心も疲れきっておりましたので、自分にとってはチト休息が取れそうです。
それにしてもこの時期の黒潮の激流には参っております。
アジの釣りがかなりショボくなったので最近黄金の瀬を中心に釣行しておりましたが、いよいよ黒潮本流がやって来たようでしばしば激流に見舞われております。
ムルギと黄金南との間は1kmしか離れてないのに、沖は激流で100号の鉛が真横に走り、戻れば仕掛けが真下の状態の時もあり、たいそう難しい日々でありました。
昨日その黒潮の本流がいよいよ岸まで近づいてまいりまして、どのポイントに行っても激流・激流また激流でありました。
昨日のコースは、ムルギ⇒黄金の瀬⇒サンクマール前⇒タンク前⇒野島沖⇒伊比井沖と移動を繰り返しましたが、どこに行ってもお魚の姿を拝見することができずに5時間が経過。
ようやくイルカ沖で丁度良い流れのポイントに出くわしまして、船中でイサキの良型を10匹位とデカアジも7~8匹釣れまして、ウリ坊の子イサキ多数を含め何とかまとめることができました。
黒潮の激流は風と一緒になると時速5km近くになりまして、そんなところにイカリを打つとそりゃ恐ろしいことになります。
自分は人一倍小心者でありまして、イカリ綱が流れで真下になる様を見たり、ペラが低音でゴンゴン回る音を聴いたりしますともうダメであります。
怖くて怖くてすぐさま逃げ帰るのであります。
実際そんな時は100号・200号の鉛の仕掛けが真横に走るのでありまして、絶対釣りになりません。
そんな黒潮の激流が岸近くまで来ると海は夏本番を迎えるわけでして、昨日の帰り際にトビウオがでっかいシイラに追いかけられて飛んで逃げ惑う光景を目撃しました。
ジャンプしながらトビウオに襲いかかるシイラの魚体が波間に躍動しておりまして、海の中では壮絶な戦いが繰り広げられている様子が伺えましたなあ。
そんなこんなで連日大移動を繰り返しておりましたら何か疲れが溜まっちゃって、今日と明日で車検しながら休養を取りたいと思っております。