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せいゆう丸釣行記
2015-05-05 10:52:00
今朝は早よから起きて知り合いや親の家に届け物をして、内海港に着いたのは6時前でありました。
堀切峠からみた海況は穏やかではあるが北からの風が吹いているようで、ワシントニアパームの葉っぱの北側だけが揺れている。
そして沖の方は、さざ波のようなザワつきが感じられた。
色々と準備をして出港したのは7時。
あとで分かった事ですが、この1時間に海の様子が大きく変わったのであります。
灯台の横を通り過ぎる頃には、沖から漁船が何艘も帰港してくる姿が目に飛び込んできました。
普段この時間に帰ってくる漁船はまずおりませんで、沖から港に向かって帰ってくる船体が上下左右に大きく揺れている。
港を出る頃にはせいゆう丸も揺さぶられ始めたので、迷うことなくUターンして帰港しました。
安全第一であります。
港に着きますと出港しようとしている船を見かけたので 「シケてるから出られんよ」 と、教えてやったがそのまま出て行かれた。
しかも何雙も。
「そこまでして釣りがしたいんかい?」 と思ったが、人の常識と自分の常識にはどうも大きな隔たりがあるのであろうと、思い直すことにいたしました。
自分は釣りは好きだが、しかし命を賭けるほどのものではないとも思っております。
車で帰宅する途中、堀切峠から海に目をやると、タンク前のポイントに数隻のプレジャーボートが留まっており、波で大きく上下しながら時々波に隠れて見えなくなる。
「そこまでして釣りがしたいんかい?」 やはりそう思ったせいゆう丸の船長でありました。