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せいゆう丸釣行記
夕んべはプチ同窓会でありました。
たまたまお客様で乗船されたHAさんと、旧友との3人でのお食事会というか飲んたくれの会でありました。
飲み放題で頼んだものだから、自分はもう嬉しくて嬉しくてアホみたいに飲みまくりました。
HAさんとは40年近く会ってなかったのですが、ホントたまたま乗船頂いた際記帳していただいた乗船名簿で気がつきましてわかった次第です。
同窓会なんぞに出たことないんですが、このお仕事で出会えてことを神様に感謝しなければなりませんね。
ところで写真ですが、一昨日帰港したあとにお子さんの体験乗船を実施した時のものであります。
凪ぎだったので酔うことはありませんでしたが、予約された日にはこのお子さんを連れて来られるそうであります。
判断材料になったとしたらお役に立てて良かったです。
さて一昨日はご常連のお2人様に、初めてご乗船頂いたお2人様の計4名での出漁でありました。
港を出てすぐに船速が急にあがり始め、下り潮がきていることに気がついたのでしたが、それにしても異常に速い。
いつもの回転数なのに3km~4km速いので、ひょっとしてGPSが壊れたかと疑うほど急な変化に戸惑う。
当然いつもより早く沖の瀬に到着しギヤを中立にすると、どんどこどんどこ南に流れていく。
「ぎょへー、激流じゃん・・・」
普段下り潮の時にアジが居着いている場所なのですが、人っ子一人いない。
仕方なく南側に回るが、当然誰もいらっしゃらない。
潟に行っても魚影が見えない。
結局サボテンまで足を伸ばしたのは正解でして、10数匹はなんとか確保できました。
本当はイサキが食ってくるかもと移動した場所でしたが、意外にもアジが少しの間だけ食ってくれました。
しかしイルカが船の真下を通過するし、激流だし、散々な釣り日となりました。
ご乗船頂いた皆様、本当にお疲れ様でした。
次は良い日に当たると良いですね。
どうぞ懲りずにまたお越しくださいませ。
昨日は初めてご乗船頂いた方達との釣行でした。
お一人以外は船釣り初挑戦だそうで、こちらで餌・道具・仕掛けなど全部用意させてもらいました。
目的の沖の瀬に向かう途中に浅場で魚影を見つけたので引き返して投錨し、道具を作り仕掛けをセットし餌を入れて釣り方を皆さんにレクチャー致しました。
せいゆう丸には初めての方は結構いらっしゃるのですが、皆さん初めての経験なものだから一生懸命聞いてくれますので、こちらも力が入りますなあ。
それにしても凪ぎの日が続いてくれますので、船酔いの心配もなさそうでありまして、初心者の皆さんを歓迎してくれているようで非常に嬉しいのであります。
海上は最高に良い条件なのですが、海中がどうなっているのかが問題でありまして、下り潮に間違いはないのですが、前日の激流の影響がどれくらい残っているかが鍵なのであります。
経験上、状況が一気に悪くなることはあっても、その逆はあまりないのでありまして、予想通りどこに行ってもお魚の姿を全く確認することができない。
6時に出港して3時間近く経つけど1匹も釣れずさすがに自分もあせりまくるが、落ち着いて考え直して昨日のサボテン沖の瀬に移動することにしました。
前日にイサキ釣のつもりで移動し、たまたま少しだけ釣れたけれど偶然の可能性も排除できず、賭けのつもりで大きく南に下りました。
これが良かったんだなあ。
軽い下り潮だったけど風が東から南に変わり、船の位置が力のバランスでどんどん変わるので何度もイカリを入れ直さなければならない。
それでもお陰でポツポツ釣れて、時折デカチンアジも混じりましたが、お昼近くになるとさっぱり釣れなくなりました。
それから内海港に戻りながらあちこち移動して仕掛けを入れてもらうが、どうもパッとしない。
最後の最後にタンク前に移動して締めにして帰港しようと思ったら中アジが多かったけど、なんとなく釣れまして数を増やすことができました。
全部血抜きしたので大体の数ですけど、皆で50~60匹は釣れたんじゃないかな?
結局午後4時まで釣りを楽しまれまして、大いに楽しんで頂いたようです。
皆さん、お疲れ様でした。
楽しんでいただいたようで、船長としてたいへん嬉しい1日でありました。
どうぞお時間がある時にお越しくださいませ。