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せいゆう丸釣行記

2015-05-01 01:06:00

もう数年前ですが、かあちゃんと2度北海道旅行に行きました。

 

お仕事の出張で自分だけは何度も北海道には行っておりましたが、子育ての間かあちゃんをどこにも連れて行ってなかったので、時間が取れるようになったのを機に旅行に出かけたのでありました。

 

最初は札幌市内を中心としたANAのパックツアーで、2度目はLCCのピーチを使いレンタカーで道南・道東への勝手気ままな旅でありましたが、どっちも良かったなあ。

 

1度目の旅行は札幌市内のクラビー札幌という、かなり豪華なホテルに3泊か4泊のパックでありましたが、季節が冬直前ということもあり運賃込の料金としては信じがたい安い金額でありました。

 

札幌市内の観光はもちろん、レンタカーで小樽を観光したり旭川動物園に行ったりで、かあちゃんたいそう喜んでくれた。

 

2度目はピーチとレンタカーを使ってのテキトーな旅でありまして、苫小牧から襟裳岬・釧路・標津・羅臼・ウトロ・佐呂間・網走・北見・旭川を、確か1週間かけてぐるっと走り回った旅でした。

 

知床は良かったなあ。

 

ホントは羅臼からウトロに抜ける横断道路を走りたかったが、その時期も冬間近だったため閉鎖されていて叶わなかった。

 

まだ函館と帯広方面に行ってないので、コツコツお金を貯めてまたかあちゃんと遊びに行きたいものです。

 

 

 

ところで今年の8月頃に宮崎と大阪の間にLCCのピーチが就航するそうですな。

 

毎日が日曜日の自分にとってはLCCは大歓迎でありまして、平日の安いチケットを手に入れれば北海道もすぐそこでありまして、わざわざ鹿児島や福岡まで行かずとも宮崎から千歳まで飛んでいけるのでたいそう便利であります。

 

確かキャンペーンを利用すれば宮崎から直接沖縄に行くよりも、一旦大阪に行って那覇に飛んだ方が安いこともあったような・・・。

 

とにかくLCCは自分のように安いもの探しが趣味のような人間にとってはうってつけの交通手段でありまして、高速バス感覚で利用できるのが良いですな。

 

ただ慣れてないと思わぬ事態に遭遇することがあって、慌てまくることもありますね。

 

2度目の旅行のの際関西空港で乗り継ぎだったのですが、乗り継ぎ時間を甘く見ていたため自動改札機で搭乗手続きが出来ない事態になりまして、慌ててカウンターで交渉した結果何とか予定通り福岡行に乗り込むことができたのであります。

 

大急ぎで福岡行きの飛行機に乗り込んだのですが何か見覚えのある機内風景でありまして、同じ番号の席に着くと先ほど関西空港まで乗って来た座席と同じで、キャビンアテンダントさんも皆さん一緒の方々。

 

なんのことはない、関西空港で降りずにそのまま乗っておけば福岡まで飛んでいったとういうお話でありました。

 

たとえ同じ航空会社でも、LCCでの乗り継ぎには最低1時間は余裕見ておかないといけないことを始めて知ったわけであります。

 

 

そんな忘れることのできない思い出がありまして、もしかしていつの日かピーチが宮崎から撤退の事態となる前に、もう一度かあちゃんと北海道に行きたいな。

 

 

そんな便利なLCCでありますが、なんでそんなに安い運賃で飛べるのかいろいろ調べてみたのですが、やはりそこには安く飛ぶための努力があったんですなあ。

 

徹底的なコスト削減で成し得た運賃のようですが、そもそも航空運賃はIATAカルテルなる既得権者の影響力が長年にわたり続いていたそうで、LCCを始めた企業はその影響力を削ぐのにえらい苦労したそうだ。

 

しかし一旦カルテルが崩壊してしまうと現在のように格安運賃が当たり前になり、既存の航空会社もしぶしぶ追従しなきゃいかんごとなるが時すでに遅しでありまして、方向転換出来ない体質の会社は当然消えていく羽目になりますね。

 

そういえば事実上経営破綻した日本航空なんぞが、国の庇護の下あぐらかいてぶっ潰れた理由はそんなところだったのかもね。

 

話はそれるが第3セクターとかいう事業で成功した例はまれなんじゃないかな?

 

お役所が絡んだ事業で成功した試しはないと聞きますが、やはり甘いんでしょうなあ。

 

失敗して大損こいても、「甘かった言われれば、そう言われても仕方ない」 と、遠いところを見て他人事のように釈明すれば良い立場のエライ方々に経営が出来る訳がない。

 

とにかく努力に勝る成果はないのでありまして、権利をかざした経営はいつか消えゆく運命だと肝に銘じるべきだと思います。

 

 

 

利用者にとって何が利益になるかを毎日考え続け努力しなきゃいかんなあと、LCCを引き合いに考えているせいゆう丸の船長であります。