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せいゆう丸釣行記

2015-03-29 03:24:00

今朝は雨模様でありまして、寝床から聞こえる車のタイヤが路面の水を跳ねる音が聞こえます。

 

こんな日は朝までぐっすり寝ておきたいのですが、身に付いた習慣とは恐ろしいものでして、かっきり3時前に目が覚めてケータイのアラームが鳴る寸前に切っている。

 

 

 

さてさて、ここのところ絶不調だった日向灘沖ですが、ここ数日海水温が上昇し始めたようでして、去年よりかなり早くお魚の活動が活発化し始めたようであります。

 

去年の今頃は絶不漁に喘いでおりサゴシだけしか釣れておりませんでしたが、今年は去年よりかなり早く海水温が上昇し始めておりまして、流れ藻の来流を早くも目撃しております。

 

今日のお写真はまことに不可解な出来事を撮影した一コマでありまして、SAさんが仕掛けを出していたら丁度流れ藻が道糸に引っかかったため仕方なしに巻き上げておりましたら、回収した流れ藻の中にデカチンアジが絡まって一緒に上がってきたのであります。

 

「そんなバカなことがあるもんかい」と、半信半疑で藻の中のアジを見てみますと、サビキの針をくわえた青アジでありまして、巻き上げると同時に食いついてしかも食い上げたためSAさんに気づかれず海面まで上昇し、流れ藻の中に収まったようであります。

 

 

調子が上がってきたといっても場所は限られておりまして、選定ポイントを間違えると完全ゼロ釣果の時もありまして、毎日海に出ている人とそうでない人との差が出やすい時期であります。

運の要素が多いですけどね。

前日たくさん釣れた場所に、翌日はお魚の影も形もないことはしょっちゅうですから。

 

 

昨日は朝のうちの水温が17度くらいでしたが、色の良い上り潮が入ってきた午後2時頃から18度を超えてき始めたからだと思いますが、急に食いが活発化してきまして、午前中ゼロだった先輩漁友のMI氏は粘った結果午後2時過ぎから入れパクモードに突入されて豊漁だったそうだ。

 

せいゆう丸のお客様のHAさんとSAさんも終盤入れパクモードに入られて、40cmクラスのデカチンアジを次々に上げられておりましたよ。

 

お話をお伺いしますとお二人共お魚を食べられるのが大変お好きなようで、釣り上げたお魚の脱血をされてクーラーボックスの中に大事に収められておりました。

 

こんなに丁寧に扱ってもらえればお魚の命も浮かばれるってもんです。

拝見していてなんかホッとして嬉しくなりましたなあ。