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せいゆう丸釣行記

2015-01-29 09:44:00

今朝も6時30分の出港でありました。

 

天を仰ぐと星が見えるので、とりあえずまだ晴れてはいるようだが、東の空には雲が立ち込めている。

 

港を出るあたりから仕掛けを流し始め、沖を目指して船を進めるとすぐに、「ゴクッ」としたアタリがありましたがフックオフ。

 

「昨日もこんな感じだったよなあ」、と思いつつそのまま進むと、アタリがあるがまたもや針ハズレでどうしても獲れない。

 

少し明るくなったので仕掛けを2本に増やしてトローリングロッドに曳き綱を結わえて船の左右にセットしてアタリを待つと、あまり大きい型ではなかったが1匹食いついてきて、無事氷の入ったクーラーでお休みしていただくことに。

 

今日の群れは薄かったのだろうか、引けども引けどもなかなかアタックの気配が感じられませんでしたが、結局3匹は確保することができました。

 

後の2匹はかなり型が良くて、これくらい大きくなると取り込むときも大暴れしておりましたよ。

アタックの気配が全くなくなったので普段であればアジ釣りに向かうけど、今日は低気圧の接近の影響だろうか、北東からの波が大きめで、しかも立っており崩れかけてもいる。

 

サゴシも釣れたことだし、帰港しておうちでゆっくりすることにしました。

 

そういえば最近ずっと出漁しているのでお休みがちょっと必要かもしれないが、サゴシがいる間は頑張りたいと思います。

 

ところでキリキリパーについて、「キリキリパーって一体何なんだ?」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではと思いまして、その正体を写真に納めてまいりました。

 

これは自作のキリキリパーでありまして、潜行板・ビショマ(ロープに鉛をかしめたもの)・弓角・引角で構成されてます。

 

潜行板はツバメと呼ばれる鉛付きのものでして、これ自体はブルブルと振動しませんが、安定して潜行してくれるので愛用してます。

 

引角はゆっくり回転し、弓角は高速回転します。

自分は両方使ってますが、その日によって魚の好みがあるようで、一概にどちらが良いとは言えない気がします。

 

お魚がこんな物をなんで食ってくるのかわかりませんが、この釣法をあみだした先人の漁師達の知恵は凄いよね。

 

先人達に感謝しながら、明日は雨ですがキリキリパーだけでもやってみようかと思います。

 

せいゆう丸は時化でなければ毎日出漁します。