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せいゆう丸釣行記
2014-10-27 14:08:00
昨日は午後からゆったりまったりした時間を過ごして、良い休養になりました。
今朝はあたりはまだ暗い午前6時の出港で、気合十分でありました。
キリキリパーを流しながらGPSに表示される船速の変化を確認していると、野島南まで下り潮が速かったのがイルカ沖に近づくとほとんど流れていないのが分かりました。
昨日は朝から下りの激流でまったく釣りにならなかったのですが、今日は下り潮が到着するまでのしばらくの間、なんとか釣らせせてもらいたいと念じながらイカリをドボン。
魚探には大きくはないが、ぽやぽやしたアジ様のお姿が拝見できる。
「いたぞ、やったね」
30分位の間型の良いデカアジが8匹ほど立て続けて釣れたところで、やっぱり下り潮がここまで到達してきた。
「もう少しゆっくりして来れば良いのに」、と思っても潮が言うこと聞くわけがない。
ぐんぐん潮の速さが増してきて、イカリがズレ始めてしまいました。
急いでイカリを回収して思いっきり北に上り、恒例の2丁イカリの術で目的地に無事アンカリングすることができました。
今日の潮は上潮は下りで下潮はあまり動いていない様子でありまして、それが良かったのかずっと安定してデカアジが釣れました。
2件のお店に出すには多すぎるくらいに釣れたので、午前11時には納竿することにしました。
同じ場所・同じ餌・同じ仕掛け・同じ時間で漁をするのですが、一日ずれただけでこんなに違うものなのですよ。
自分はそんな経験を毎日積み重ねているもんで、「今ものすごく釣れてるよ」、とか「クーラー満杯だったよ」、とか言いたくないんですよね。
自然はそんなに甘いものじゃおまへんで。
釣ったお魚の命を大事に、最後まできちんと食べてやりたいものです。