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せいゆう丸釣行記

2014-09-30 02:15:00

世の中何が起こるかわからないものですね。

 

御嶽山で命を落とされたり怪我をされたりして、被害に遭われた方々にお悔やみとお見舞い申し上げます。

 

生きている以上命に関わる出来事にいくつも遭遇するものですが、よもや突然の噴火で命を落とすとは予想できなかったでしょうね。

 

噴火の場所に近い神社の屋根のひさしに頭を突っ込んで難を逃れた人もいれば、その人の後ろで隠れることができなかった複数の人が飛んできた岩石で落命されたそうで、その方達の重みでしばらく動けなかったらしい。

 

運命は紙一重なんですね。

 

 

 

平和でお幸せな人生が何となく送れる日本では、最近衝撃的な災害が頻発していますよね。

 

世界の中で先進国の仲間に入っている日本において、自分もまさかこんな災害で数十人・数百人単位で人が亡くなるような災害が多発するなんて考えておりませんでした。

 

「過去にはそんなことがあったかも知れないが、今の時代にそんなことが起こるわけない・・・」

 

自然を支配する神様が、そんなおごり高ぶった考えに警鐘を鳴らしているのでしょうか?

 

自然の中で仕事をさせていただいてる自分でさえ、心のどこかに奢りがあるかも知れません。

 

自然を敬い自然を恐れ自然に恵みを頂戴する気持ちを忘れてはいけないですね。

 

 

 

とは言うものの台風18号の発生にはがっかりしました。

 

「神様、いい加減にしてくれよ」

 

罰当たりなせいゆう丸船長であります。

 

多分来週一杯、漁ができないでしょうね。

 

 

 

さて昨日も日向に出向き、ディーゼルエンジンと格闘しておりました。

 

船外機と違って狭いエンジンルーム(箱の中)に潜り込んでの作業なもんで、とにかくしんどい。

ネジ一本外すのに頭が入らないので手探りで外していると、そのうちネジが手から転げて下に落下。

そのネジを探すのに体を入れ替え向きを変え。

 

作業が大変非効率なのであります。

 

ただ船外機と違って海にレンチがポチャン、てなことがないのでその点は安心でありますが、夏にできる仕事ではないですね。

 

エンジンはヤマハのD131で、2気筒のノンターボです。

 

構造は極めてシンプルで、ヤンマーと比べると全体的に小さめな感じがいたします。

 

ブローバイガスの発生がハンパないので、インテークマニホルドに導きましたが、心配なのはガスがさらに増えた場合燃料カットしても止まらない暴走が起こりうることであります。

 

ミッションの自動車であればギアを入れてクラッチポンで止まりますが、船の場合エンジンオイルを使い果たすか、壊れるまで待つかになりますので、ホースを簡単に抜けるように細工しました。

 

オルターネーターのベルト張り調整や、各ケーブルに潤滑油を圧入したりと、まあやりだしたらキリがないくらい仕事がありまして、オイルやススで真っ黒になりながらエンジン復活に向けて毎日作業をしております。

 

なんとか台風の時期が早く去って、漁に戻りたいものです。