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せいゆう丸釣行記

2014-07-22 06:29:00

21日は海の日だそうで、3連休のサラリーマンの皆さんは、暑いけど穏やかなお休みを楽しんでおられることでしょう。

 

毎日が海の日の自分は、あいも変わらず内海港に出勤しております。

 

それにしても波静かな海況が続いております。

魚を捕る仕事は風や波との戦いの要素が多く、穏やかなのが一番良いのであります。

 

20日は2週間ぶりに乗船いただいた、Nさんとの釣行でありました。

 

「サボテン沖か、黄金の瀬かどちらにするか・・・」

 

自分がお魚を卸しているお店には最近アジが溢れかえっていて、他の魚に変えたほうが良いかなと考えておりましたが、Nさんに伺うと、「完全フカセのイサキ狙いでも構いませんよ」と、おっしゃっていただいたので、黄金の瀬でのイサキ釣りをすることにしました。

 

午前5時に現地集合。急いで準備を整え日の出の時間頃に出港しました。

 

東の空は少し雲がかかっているものの、頭の上は快晴に近い。これは暑くなりそうだ。

 

黄金の瀬までの距離はおよそ8km。船外機の皆さんは遠いと感じる距離ではありませんが、内海港で一番足の遅いせいゆう丸潮のとってはその距離はたいへんなのです。

 

なにせ時速9kmでとことこ走る訳ですから、向かいの流れでもあれば片道1時間はゆうにかかります。

 

覚悟がいるのであります。

 

船を走らせながらNさんはルアーを流してライトトローリングをしている。

 

「来たー」

 

Nさんの声にすぐさまスロットルを落とし、微速で前進続ける。

 

上がってきたのは40cm位の赤ちゃんシイラ。

船べりでぽちゃんと落ちてバイバイしましたけど、最近シイラの姿を見かけなかったので、そろそろ群れが来始めたのかも。

 

目的地に着いて投錨し、船が安定したところで自分の仕掛けを作りながらあたりを伺うと、海況は弱い北の風で若干の上り潮。

 

「来ましたよー」

 

Nさん早速ヒットさせている。

 

潟のように型はそんなに大きくありませんが、立派なイサキが釣れました。

 

その後ずっと釣れ続け、結局Nさんは1.5kg位のメジナを含め30数匹のイサキ・サバ等17.5kgの収穫でありました。

 

丁度その日は自分が所属しているクラブの釣り大会。

 

Nさん見事に3位となり、賞品をゲットされました。

Nさんおめでとうございます。

 

Nさん次回もここで挑戦しましょうか。楽しみですね。