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せいゆう丸釣行記

2014-06-29 15:47:00

今日は絶好の釣行日和。

波・風ともほとんどなく、本当に穏やかな海況です。

 

2週間ぶりにNさんが乗船され、いつもより早い4時30分集合の4時40分出港でありました。

 

まだ薄暗い中、航海灯を付けての出航でありましたが、ほどなく夜が明けて日の出を左舷側に見ながらサボテンのポイントに向かいました。

 

途中途中で信頼しているポイントを探るも、どこもサバ子の大群に瀬際を席巻されていて、白真アジのデカ版は居そうにない。

 

結局先日ヒラメとニベが釣れたポイントにイカリを投入し、今日はここで討ち死にする覚悟で仕掛けを投入しました。

 

10メートルも沈まないうちに「プルプルプル」。

 

「ガッデム!!!サバ子がキャッチ!!!」

 

入れても入れてもサバ子が見事にサビキ針をキャッチ。

 

生簀の中はたちまちサバ子で一杯になりそう。しかしアジの姿が見当たらない。

 

先日はサバのキャッチをかいくぐり、底まで仕掛けが無事たどり着くと3~4匹の中アジが釣れたのに、今日はほとんど釣れない。

 

「あれー?」

 

Nさんのもう一つの仕掛け(サバ子の一匹掛け)がブチ切れていたそうで、大物が近くに来ている予感。

 

自分にも何か大きな引きがあり竿先は海中に突っ込んだまま。それでも強引に電動でグイグイ巻き上げていると、船べり近くで急に軽くなり2キロ位のニベがブカッと1匹浮上してきた。

よく見ると鉛の付いたアミ籠がついていない。

 

どうやらさらに大きなニベが一番下の針に食らいついていたか体に引っ掛かっていたのか、12号の幹糸をブチ切ってお帰りになられたようです。

残念。

 

Nさんも1.5キロ位のニベを2匹ゲットされていました。

 

干潮の関係で今日は11時までに帰港しなければならないので、10時が納竿時刻。

 

サバ子の猛攻に心が折れてしまった自分は、ついに仕掛けを仕舞いましたがその直後、Nさんの竿がグニャーとひん曲がり締めているはずのドラグがギリギリ音を立て、ラインがズルズル引き出されていく。

 

「すわ!20kgクラスの大ニベか?」

 

ギャフを構えいつでも引き上げられる態勢を整えているがラインはいつまでも出て行く。

 

100メートルを超えても同じような出方が続きましたが、130メートル超えたところでなんとか止まる。

 

Nさんはドラグをギリギリ締めて、少しずつ々寄せて慎重にやり取りしている。

 

かなりの時間を費やし、電動リールの巻き上げがようやく止まると姿を現したのはなんと10kgクラスのハンマーヘッドシャーク。

しかも尻尾にサビキが引っ掛かっておりました。

 

「オーマイガー!!」

でもNさんは、今まで一番大きな魚と格闘できて楽しかったと言っていただきました。

ああ良かった。

 

サバ子のご滞在がちょっと長期化しそうなので、明日はイサキ狙いでサンクマール沖で天秤仕掛けしてみます。