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せいゆう丸釣行記

2014-05-26 03:05:00

実に久々の更新であります。

 

おかげさまで最近たくさんの方にこのサイトを見ていただけるようになりました。

本当にありがとうございます。

 

連日夕方遅くまで漁をしておりまして、クタクタ状態のため更新できませんでした。

 

待ちに待った黒潮が、日向灘沿岸に本格的に来流し始めて20日程経過しました。

 

一気に魚の活性が上がり、漁もそれなりにまとまるようになりました。

全てのポイントで釣れているのではありませんが、過去に実績のある場所ではかなりの確率で釣れるようになりました。

 

10日程前までは黒潮の激流が沿岸を舐めておりましたが、前回の時化を境にほとんど潮が動かなくなり、海の色も緑色と茶色が混ざった感じが続いております。

 

しかし低水温が続いた春先と違って、潮が動かずともそこそこ真アジやチダイが口を使うため、安定して釣れております。

あちこちウロウロするより、時合を待って確実に確保したほうが良い場合が多くなりました。

それだけ活性が上がってきたことになるのでしょうか。

 

さて、24・25日と2日続けて県外からお見えのNさんと漁を楽しみました。

 

Nさんお疲れ様でした。

 

Nさんは宮崎での釣りは始めてだそうで、初日はサビキ釣りの勝手がわからず苦戦しておられましたが、コツを掴んだ2日目は自分よりかなりの釣果がありました。

 

真鯛の推定1.3kgを始め、チダイ・真アジ・カイワリ・タカノハダイなど、潮が動いていない悪い条件の中、数をまとめておられました。

 

サビキでこんなに多種の魚が釣れる事実に、まず驚いておられました。

サビキ釣り恐るべしって感じを持たれたようです。

 

Nさんは相当船釣りの経験をお持ちのようで、釣りのフィールドやスタイルが違えども、基本が備わっていると、すっとその世界に入り込めるものだなあと感心いたしました。

 

さて、今日は雨模様。波の高さは2.5mだそうで、久しぶりの休漁であります。

しかし、自分の体内時計は午前3時には起床のベルが鳴るようセットしてあるみたいで、今朝は人並みに7時頃起きる予定でしたが、こうやって朝3時から書き込みをしております。

体内時計にリセット機能はついてないようです。残念。

 

明日には天候も回復するみたいで、早速明日は遅めの出漁をいたします。

どんなお魚に出会えるか楽しみであります。

 

多分上りの激流が来るはずですので、シイラ君との激闘も楽しみです。

シイラは身質が上品かつ大量に取れるので、揚身の原料に最高です。

揚身は県北の北浦や島野浦の特産物でありまして、白身の魚のすり身に味付けして低い温度の油で揚げた、いわゆるてんぷらなのですが、ボヨヨーンとした独特の食感とほんのり甘みのある美味しい郷土料理です。

 

自分の家内がこの料理を得意としており、ギョロッケと並んでヒット商品であります。

潮の停滞でしばらくシイラ君のお顔を拝見していませんが、家内にゲキを飛ばされないうちに2~3匹は確保したいものです。

今年のシイラは大きい個体が多いようで、力と力の勝負がたいへん面白いですよ。