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せいゆう丸釣行記
宮崎では18日に桜の開花が宣言されました。
自宅前の桜の木にもつぼみがたくさんあって、出番を待っているようです。
ようやく長い冬が通り過ぎ、春がやって来たようです。
と言っても陸上での話でありまして、海の中は真冬の真っ只中のようです。
水温はまだ上昇する気配を見せず、潮もあまり動かずたるんだ状態が続いています。潮の色も茶色を帯びておりまして、どよよーんて感じであります。
土曜日(22日)はかなりの数のプレジャーボートが、鼻息荒く出撃していたようですが、本日(23日)は日曜日にもかかわらずほとんど出ていませんでした。
毎日漁をしていると良くわかりますが、昨日釣れずガックリして、2日続けて出漁する根性者はあまりいないんですよね。
そんな中漁友から「昨日午後から釣れたよ」のありがたい情報を得て朝5時50分の出漁となりました。
だんだん夜明けが早くなり、起床時間も3時から4時の間になってまいりました。
港に向かう途中橘通りの繁華街を通り抜けますが、スーツ姿の酔っぱらいが代行で帰宅する姿を見るにつけ、自分と真逆な時間を過ごしている人も沢山いるんだなあと思ってしまいます。
さて例によってサゴシの引っ張りをしながら野島沖に向かった訳ですが、最近数は出ないものの2~3本のサゴシが釣れるようになりました。
ここのところ全く食いついてこなかったので半分諦めていたのですが、「いやいや仕掛けを入れなければ100%釣れないぞ」と自分に言い聞かせながら続けたのが良かったみたいです。
今日も水深15~17メートルの岸寄りをポンポン走らせると、良型のサゴシが2本食いついてきました。
今まで弓角と引角と両方使っていましたが、弓角のほうがヒット率が高いので弓角だけにしてみましたけれど、そのほうがいいみたいです。季節や魚体の大きさにもよるのでしょうが。
野島沖はここのところ魚影がなく、貧漁に拍車をかけているのですが、今日もいらっしゃらないみたいです。
しばらく探してみましたが、イカリ投入する程の反応がないため、久しぶりに伊比井の手前まで走らせることにしました。
以前チダイがよく釣れた場所で、下り潮の時に結構釣れる場所なんですが、いつも魚が居着いているわけではありません。
ダメ元でイカリ投入してサビキを入れてみると、ほどなくしてピクンとしたアジ特有の当たりが感じられました。
「いるぞ」、と心の中でつぶやきそっと合わせてやると竿先が「ギュイーん」。
デカ白真アジをゲットできました。
ところが続かない。餌を撒けども撒けどもパッとしない。
そんな時漁友からまた電話があり、「昨日釣れたイルカ沖に行ってたけど、今日は釣れなかった。南に下っている」とのこと。
イルカ沖は自分は大好きな場所で昨日も探索していたのですが、反応がなかったのでスルーしてしまったのでした。
「あちゃー。昨日やってみれば良かった。」と後悔しつつも、ひょっとしたら来るかもと思いすぐさまイルカ沖に移動。
結局デカ白真アジを8匹ゲットできました。
いや8匹しか確保できなかったのです。痛恨の餌切れです。
多分今日も釣れないだろうというマイナス思考が、餌を余分に持っていくことを躊躇させてしまったのです。
何事もそうですが、ダメだろうはダメですね。
いつも、「何かあるかも知れない」的発想で物事にあたらなければいけませんね。
反省点のある漁でした。