釣倶楽部　せいゆう丸　

早いもので１１月も終わりに近づいてます。

何日沖に出られたか振り返る気色もないから数えないが、悪夢の９月、１０月、１１月になりましたわ。

９月なんて未曾有の出港率ゼロパーセントだったし、１０月も１１月も数日しか出られなかったもんね。

でもまあこの間、おふくろを特養さんのお世話になることが叶ったし、急激に衰えが進んできた親父の面倒見も出来てるから、神様が与えてくれた貴重な時間なんだろうね。

今日、親父は緑内障防ぐための白内障手術を受けさせることになりまして、年齢が年齢だけに痛い思いはさせたくないものの、緑内障になると頭が割れるくらい痛くなるらしいので仕方ないのであります。

眼底の血管をレーザーで焼くのに白内障が悪さして光が届かないらしく、右眼の視力が回復するわけではないものの、手術を受けなければならない。

可哀想だけど、術後の１日４回の点眼をしっかりしてやりましょうかね。

さてと話は変わりまして、自分的に最近興味を持ち始めたのが蓄電技術。

きっかけは今年の台風でわが家が停電に数日見舞われたことにより、これはどうにかしないといけないと考えた次第なのでであります。

田舎の親宅なら発電機を動かせば何の問題無いのですが、わが家のように集合住宅だと騒音の問題があって発電機はとてもじゃないけど使うことは出来ない。

せめて照明と冷蔵庫くらい動かすだけでも良いのだがと考えてたら、最近注目され始めたLFP（リン酸鉄リチウムイオンバッテリー）の存在を知ることになった。

この手のバッテリーはEVのテスラが採用してるらしく、原料に鉄とリンを使用してるので製造コストが比較的安価らしい。

中国が特許を持ってるものの今年で切れるので、来年あたりはかなり安くなるものと期待されてるらしい。

インバーターと組み合わせれば立派に電気を起こしてくれるし、音の心配が無いから集合住宅でも問題なさそうです。

普段は船に積んでおいてクーラーや冷蔵庫やFFヒーターの電源として使い、災害時には家に運べばこと足りる。

このリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは充電密度が鉛バッテリーよりはるかに高いらしく、寿命も１０年以上楽に持つらしいので、無駄にはならないであろう。

自分の場合、かあちゃんに怒られた時の駆け込み寺的存在のせいゆう丸で、快適な電化生活が出来るのが嬉しいんだわ。（笑）

またまた、面白いことを考え始めた今日この頃であります。