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せいゆう丸釣行記
今日はおふくろが入院してる病院と、特養の担当者さんとの打ち合わせの日らしい。
特養の担当者さんが病院に出向き、色々な角度で検討して入所引き受けが可能かどうかを決めるみたいだ。
問題なくすんなりと引き受けてもらえるとありがたいが、さあてどうなることでしょうか。
自分の場合、仕事柄沢山のお方とお話が出来まして、それなりに人とのつながりがあるのだけど、最近つとに思えるようになったのは、親のことだったりパートナーのことだったり、皆さんそれぞれ悩みを抱えていらっしゃること。
介護だったり病気だったりと、人それぞれに苦悩されながら毎日の生活を送っていらっしゃいますがね。
若い時には考えもしなかった辛い現実に直面して、深く悩まれてる話を聞くにつけ、人生の後半にはどうしても通らねばならない関門があるのだろうなあと、最近思えるようになってきた。
自分が知り得ないような壮絶な体験をされてこられた方もいらっしゃるだろうし、これからその時期を迎える方もおられるであろう。
大事なのは、普段から可能な限り心の準備をしておくことのようにある。
96歳の親父が言うには「まさか離れ離れになるとは思わんかった」らしく、おふくろが家に居なくなった現実を未だ受け入れられないようだ。
おふくろが脳梗塞を患い3ヶ月が経過し、一命をとりとめ病院から介護施設へと移る段階になった訳だが、おふくろとの生活が無くなった現実にひどく失望している様子で、めっきり弱々しくなった。
勢いだけで生きてきたような男が、今まで見せたことのない弱さを露呈した格好だ。
おふくろの代わりはなり得ないものの、せめて不自由な生活にならないように毎日面倒見してやることしか出来ない。
とにかくいつかは誰にでもやってくる現実だから、親の姿をしっかり見て学ばないといけないと思いますわ。
海の上で揺られながらそんなことを想う今日この頃ですわい。
さてと今日は北風が吹く予想になってるので、沖行きはお休みにしました。
「せめて午前中だけでも」が自分には出来ないものだから、我慢してちょうだいね。