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せいゆう丸釣行記

2013-07-02 12:35:00

昨日は船酔いで痛恨の中途帰り。漁師として不本意ではありますが、乗り物酔いの経験がある方は同情していただけると信じております。

 

今日は昨日のリベンジだと、気合を入れて5時出港。

漁場に5時30分に到着し、仕掛け投入。

しばらくして、「グイーン・グググ」とタイ特有の引きがあり、400gほどのチダイがあがってきました。そのあと、「ギュイーン・ビビビ」と、鯖のような引きがありましたが、姿見ることなく天秤根元から外れたようで、取り込めませんでした。

 

今日は潮の流れが上層と下層で違っていて、なおかつ風の方向が定まらない、経験上大変釣り難い日でありました。しかしその後白真アジを数匹取り込み、天秤に当たりが遠のいたところでサビキにチェンジ。

1投目から子アジの引きがあり、カマスや中アジも混じりそこそこ釣れ始め、ある程度数がまとまった頃、巻き上げ中に突然「ギャーんんん」と、リールが鳴き始めました。

 

「とまれー。とまってくれーーーー!」と心で叫んでも、一向にとまる気配なし。

 

普通アジ釣りのサビキに大物が掛かると、仕掛けが切れない程度にドラグを緩めてやり取りしますが、そんなレベルでの話ではない。関取がズンズン引っ張っていく感じで、同じ速度で沖へ沖へと糸は出て行きます。

 

「じぇじぇー。糸がなくなる」 200メートル巻いているスプールがみるみる細くなって段々心細くなってくる。

実際は100メートルくらい出たようですが、糸がなくなるのは心臓によろしくありません。

 

それから20分くらいかけて上がってきたのは、20kg弱のオオニベでありました。

 

過去に13kg位のは釣ったことありましたが、馬力がぜんぜん違ってきますね。

さすがに干物には出来ないので、先ほど市場に出してきました。

 

ちなみにオオニベ君が大騒ぎしてくれたおかげで、その後まったく釣れなくなり、道具を片付けて帰港しました。