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せいゆう丸釣行記
今年のゴールデンウィークはサラリー諸氏にとって最悪になりそうです。
既に今月は雨と風で船止め決定だし、来月の2日と3日にかろうじて行けそうだけど、その後は台風接近で全滅っぽいですわ。
釣りだけにとどまらず、イベントや行楽をご家族と楽しみにされてたお方には残念なGWになりそうですなあ。
今でこそ作業服着て毎日プラプラ遊んでる自分でありますが、10年くらい前まではスーツ着てネクタイ締めてたからサラリーの気持ちは良く分かるのでありまして、ガッカリの度合いが違いますもんね。
でもまあ、現状お魚さんはかなり少なくなってるし、居ても潮が動かず餌を喰ってくれないしで、別の意味でガッカリされることになりそうなので、自分としてはチョッピリ安堵している面もあります。
てなことでしばらくは遊びの毎日なんだけど、これがまた忙しいのですわ。
まずはせいゆう丸復活に向けての整備。
昨日もエンジン始動して2時間くらいアイドリング運転したけど特に問題は発生せず、潮まわりが良くなったら橋の下の天然ドックでドライブ廻りのカキ落としと整備してやればおそらく復活することでしょう。
そして溶接技術を高め、FRP作業を完全に自分のものにすることが次なる目標であります。
船にとってイカリは消耗品であり、特に沖の磯場でイサキ狙いするとシーズン中に何個かロスしてしまいます。
その度にショップでイカリを買えば良い話だけど、残念ながら超が付く位の貧乏なものでおいそれと買う訳にはいかない。
幸いにも最近、苦手意識を克服してアーク溶接がようやく出来るようになったので、イカリ造りはもとよりさらに腕を磨いて色々工作をしたいと思ってます。
そして操縦席前のヒサシ作りを通して、FRP作業の技術向上もはかりたいものだ。
こうして考えると自分の残りの人生の目標が見えてくるもので、多分それは他人に極力頼らず自己完結型行動が出来て、ローコスト且つ真にゆとりある生活をつなぐことかも。
「人に任せる」とは「自分では何も出来ない恥ずべきこと」だと解釈し、少なくとも船や車くらいは特殊な場合を除いて人に頼まず全て自分で解決したいものだ。
自分の場合、己のことを最下級国民で超絶な貧乏人と自認しているからそのような思いに至れたのかも知れないが、中途半端に背脂をためてたら無理な発想かもよ。
この先何が起こるか分からないけど、とにかく毎日あれこれ考えながら体をせっせと動かして、少しでも老いに抗わないといけないと思う今日この頃であります。
今日は雨模様なので田野の親宅の倉庫でヒサシ作りしながら、親の面倒見でもしますわ。
明日と明後日はかあちゃんの白内障手術のため下僕(しもべ)しますわね。(笑)