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せいゆう丸釣行記
昨日は午前中に親宅に行き、掃除やご飯作りなどの面倒見してまして忙しかったです。
高齢化が進み認知症のお方が増えて来てるので、「認知症」に対する偏見が多少は薄らいでるとはいえ、自分の親が認知症だとなかなか言いにくいのは当然のことである。
ちょっと前まで「痴呆」とか「ボケ」でひとくくりにされてた訳だから無理もないけど、実際に自分の親が認知症になり次第に症状が進む様子を見ていると、実にやるせないものですわ。
おふくろはデイサービスを拒んで家の中にこもった状態になり、最近は寝てる時間が長くなり会話がほとんどなくなってきて、明らかに病状が進行しております。
今年96歳の親父もそんなおふくろにかなり手を焼き始めていて、いつ放棄するか分からない状況になっている。
今年あたりが、そろそろ決断の年になりそうな気がいたします。
そのような環境にあるものだから暇な時には介護関連の本を読む機会が多くなる訳でして、昨日も「間違いだらけの老人ホーム選び」なる書物を読んでたが、「なんだかんだ言っても厄介払い」のくだりが胸に刺さりました。
結局そうなのよね。
機会を見つけては沢山のお方から経験談をお聞きしてますが、そこには苦渋の決断と安堵の思いが入り混じっているのを感じてはいましたが、確かにそうだと思う。
昨日も冷凍フライドポテトを揚げてやりましょうと冷凍庫から出してたら目を離した隙きにポリポリ食べてるし、お漏らししたパンツを洗濯機で洗うつもりなんだろうが洗剤をドバドバ入れてすぐに空にしてみたり、キッチンペーパーを輪切りにしてトイレットペーパーとして使ってみたりと、毎日信じられないコントのような事件が起きて退屈しないと言えばそうなのだけど、そのうち深刻なトラブルが起き始めるのであろう。
その時に慌てることがないように、しっかりあれこれ調べて準備しておきたいものだ。
さてと、今日はそのおふくろの89歳の誕生日なので、かあちゃんがやって来てお祝いに沢山の花の苗を庭に植えてくれるらしい。
自分はおふくろが大好きな焼き芋を買ってやるとしましょうかね。