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せいゆう丸釣行記

2022-02-15 03:26:00

気がつけば、早いものでサラリー辞めて凡そ10年近くになりまして、来年には年齢的に高齢者の仲間入りする自分なんですが、あいも変らず出港率が悪すぎて貧困にピーピー喘いでおります。

 

デカくて立派なお船を所有の船長さん達は普段の稼ぎが優秀なのでお休みが続いても経済的に動じることはないだろうけど、自分のような最下級国民だと月半ばを過ぎると、月末の水光熱費等の支払いが気になり始めるのであります。

 

サラリーだと職場に行けばとりあえず給料が振り込まれるから、月末の支払いの心配をすること無いものの、自由人になると当然のことながらそうはいかなくなる。

 

さりとて荒れた海に出てまで魚釣りする気はサラサラ無いので、とにかくお金を使わないようにしなくてはならない。

 

 

 

自分の場合、幸いにも生まれ持ったしみったれな性格に助けられてサラリー時代の悪しき慣習をすっかり捨て去ることが出来たので無駄銭使うことはないけど、人によっては消費脳を変えられず浪費癖から抜け出せないかも知れぬ。

 

それはこの欄で良く表現する「背脂」なんでして、ラーメンの背脂チャッチャなら美味しくて良いけど、長年かけて背中に溜まった無駄な脂をなくすのはなかなか大変である。

 

 

 

おかげさまで自由人になって10年、現役時代・活躍時代・役職時代の自分を忘れ去れたことこそが、第2の人生を豊かに楽しむ秘訣だと信じられるようになりました。

 

 

 

そこで役に立つのが「プチを楽しむ」発想でありまして、わが家ではかあちゃんと二人してプチを楽しんでおります。

 

ここで言うプチとは、「小さな」とか「わずかな」とか「モドキ」みたいなナンチャッテも含む訳で、平たく言えば本格的をやらないことなんですねぇ。

 

例えば、久々に外食するといってもたぬきうどんの250円しか食べないとか、モーニングだったらすき家のかけたま朝食でご飯小盛りの250円に限るとか、ゴージャスなすき焼き食べたければ朝の3時に起きて牛肉の半額品を買いに行き野菜はお知り合いの農家さんから貰い豆腐はコスモスの19円で十分だとか、旅行すると言っても近くをプラプラする程度だとか、とにかく最小限(最低限ではない)の出費で楽しめるようになれるかどうかなんですなあ。

 

違いは、それを惨めで哀れと思うか、それともそれが当たり前で楽しいと思えるかどうかだけでして、意外にも消費脳を変えてやるだけで、きばることなく豊かで穏やかで楽しい人生を送れると思いますわよ。

 

だって頭をフル回転させて出すを制すれば、入を気にしなくて済みますから。

 

 

 

てなことでプチを楽しみつつ、今日も面白そうなことを見つけましょうかね。